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2話希望……?

う〜ん……毎回タイトル考えるのいつも大変なんですよねぇ〜、内容書いたらAIがタイトルつけれくれるようにならないかな。ま、でも大体話の後に付けることが多いので気長に考えれますけど……

追記こちらの都合で姉のVの名前を変えます。

「天野!!」


と、病室の扉が勢いよく開かれてさっきまで話していた人物……蓮が来た

蓮はたまにいる勉強スポーツ万能のイケメン。男女から好意を持たれている完璧人間。

ボクとは幼馴染で、もう、保育園からの付き合い。腐れ縁…?ってやつ


「あ………蓮……君………」

「はぁ…!はぁ…!天野…よく帰ってきたな!」


と、彼は近づいてきたかと思うと、突然抱きついてきて……でも心配させたかと思うと突き放せなくてボクも彼に抱き返す

今はもう夏を終わりもう秋に差し掛かろうとしている。

ボクが意識を取り戻したと連絡を受け急いで来た彼は少し冷たく……そして嬉しそうな感じがした。


「そ、その……蓮くん?ちょ、ちょっと、苦しいよ」

「あ、あぁ…すまん……天野が意識を取り戻したと聞いて急いで飛び出してきた。最近……鬱気味だったし。久しぶりに外に出たよ」


などと彼は離す。そして彼の話を聞いてとてつもなく心配をかけたんだなと…脳裏によぎる。


「その……ご、ごめん…心配かけて……」

「いや……良いんだ。こうして今一緒に話せているんだから。」


そうして…そろそろか……と腹を括り、彼に問いかける


「その……気持ち悪く……ない…?こんな片手片足ない真っ白な人」

「何いってんだ………気持ち悪いって思うわけないだろ。俺を庇ってくれた、命の恩人だぞ……」


と、彼はまっすぐな言葉を向けてくれた。心を読むことは出来ないけど彼が嘘を言っていないことはボクでも分かった気がする。


「それに俺達……幼馴染……だろ?そんなちょっとやそっとで崩れるような関係か?」

「……う…っ……あり…が…とう……」


そしてまた、数分程大粒の涙を流し号泣するのだった。

それとお医者さんは空気を読んでくれたのか部屋を退出していた。


「ん……すぅ…すぅ…すぅ………」

「可愛いヤツ……まったく……でも…良かった…帰ってきてくれて」

「彼女は?」

「ぐっすりです。それほど疲れてたのでしょう。それでは俺はこれで」

「はい…彼女のためにも毎日来てあげてくださいね?」


その言葉に俺は無言で頷き部屋を出る





「んんっ…ふわぁ……あれ……あ、そうか…」

「天野さーん?ご飯食べれますか?」


看護師さんがドアを開ける音で目を覚ます。蓮くんはもうすでに帰っていた。

看護師さんが持ってきたご飯は消化の良さそうなお粥。

そして看護師さんが食べやすいようにスプーンを渡してきたので動かせる左手で受け取る


「ありがとうございます………むむ………あ!」


と、まだ手先が震えるせいで上手に口まで運ぶことが出来なかった。それに加えスプーンを落としてしまった

やっぱり難しい


「ごめんなさい……」


落としてこぼしてしまったためシュンとしながら謝る。

が、看護師さんは責めること無くスプーンを拾い、「大丈夫です」と言ってくれた。


「また別の持ってきますね」

「すみません………」

「いえいえ…大丈夫です。利き手じゃないですもんね。それにまだ忘れていても身体は覚えてるので恐怖で震えるのは仕方ない事です。」


と、やさしい言葉をかけ部屋から退出する。看護師さんって、なんか相談所とかしてそう。


そして数分後新しいスプーンを持った看護師さんがやってきた。


そしてその、スプーンでお粥をすくいボクの口に近づけてきた。

え?食べろってこと?ボク男だよ?男にあーんって……いや…今は女の子か……

馬鹿げた事を考えそして自己完結する。

言ってて悲しくなってきた。ここにダム作ろうかな


「天野さん?あ~ん、口を開けて下さい?」

「え…えっと………あ、あ~ん」


ずっと構える看護師さんを無視できず、ついに折れ口を開ける。


「はーい…」

「んあ………もぐもぐ……もぐもぐ。」


数分間無心で食べすすめる。運ばれたら食べ、運ばれたら食べ、の繰り返し

味は普通に美味しかった。少し薄めだったけど。そして一番気になったのが………看護師さん、終始小動物に餌を与えるような感じだったような……

気の所為だよね……


「(天野くん……本当に男だったの……?警戒心なさすぎじゃ………ま、可愛いからいいか☆)」



「んぅ………ふわぁ……」


お腹いっぱいになったら眠くなるんだよねボク。そしてウトウトしながら過ごしていると、看護師さんがお湯?の入った桶とタオルを持ってきて部屋に入ってきた。


「はーい…天野さん?身体拭きましょうね?」

「んぅ……ふぁい……」



あれ?ボク今なんて言った?ぼーっとしてて聞いてなかった……

すると看護師さんは病院服を脱がし………え!?ちょ、ちょっと!?


「身体拭き拭きしましょうね。」

「あ、あの……ボク…男……なんですけど……」

「え…?身体は女の子ですよね?」

「いや……あの…男です」

「女の子ですよね?」

「いや…おと…」

「ですよね…?」

「いや……」

「です……よね?」

「はい…」


看護師さんの圧に押され結局看護師さんに身体を洗われた。

グスン……男として何か失った気がするよ……

あ、ちなみに流石といったところで…洗われたらとてもスッキリして………その……気持ちよかったです……


「ふわぁ………スッキリしました…………」

「ふふん……眼福でした」


うーん………なんだろう……すごくハメられた気分……。ま、いっか。



そうして同じような生活を1カ月程続けたある日。


「良かったですね!天野さん!!今日退院らしいですよ」

「ふぇ!?ほ、ホントですか!?」

「はい!リハビリも頑張っていたので予定より早く退院出来るようになったんです」


なんともう退院出来るらしいです。あれから一ヶ月最初はとても震えていた左手はまだ震えるけど…口に運べるようになり、歩行も最初は車椅子だったけど数歩だけなら松葉杖で歩けるように。


あ、後松葉杖と車椅子は事故を起こした相手からお詫びとして慰謝料と共に贈られた物。

あの、調べてみたんだけど値段が………頭に5その後ろの………0が5個


その……お高いのを贈って頂きました…………しかもオマケに折りたたみ式だったよ。

1周回って怖いけど……相手なりの誠意と受け取って良いのかな……


その贈ってもらった車椅子に乗り退院の手続きをする。

入院料も相手から全額補償してもらった。ここまで来たら富豪かなって思っちゃうよ。


そうしてお姉ちゃんに電話をし退院出来る旨を伝える。お姉ちゃんもちょくちょく来てくれていて、最近はお仕事が忙しいと来てくれなくなった。

ボクお姉ちゃんの仕事知らないんだよね。でもお姉ちゃんはスタイルも良く声も美しいした女性で、道行く人が振り返るほどの美人さん


そんな今日、お姉ちゃんのお仕事が落ち着いたらしくお迎えに来れると連絡があった。なので先ほど退院出来ると連絡を入れて迎えを待つ。


待ってる間受付前に居るんだけど、やっぱりこの姿はおかしいのか、他の患者さんや恐らく新人さんらしき人が横目に見てくる。

そして時々聞こえるヒソヒソ声。


うぅ……お姉ちゃん…早く来て……


(その患者たちの話し声)

『え!?小さいのにあんな怪我』

『ホントだ……かわいそうに。』

『外国の人かな?』

『片足片腕無いのに……これから大変そう。』


(看護師さんたちの話し声)

『え!?先輩!!あんな人いたんですか!?』

『あぁ…あの子ね。事故で……ね?』

『かわいそうに………これからの生活大変そう』

『でも……』

『『『可愛いよね〜〜』』』



そうして皆さんのヒソヒソ声に耐えながら待っていると、黒塗りのシボレー・カマロがやってきた。

あ!あのナンバーは………


「はぁーい!マイ・ラブ弟よ!いや…今は妹かな」

「お姉ちゃん!!」


やはりお姉ちゃんでした。うれしく思い片腕で頑張って車椅子を動かす。


「お姉ちゃん!!」

「もぉー可愛いんだから…食べちゃいたい」

「??」


どうゆう意味だろう


お姉ちゃんはそれなりに仕事で成功してるのか、この他にもアベンタドールSVJロードスターやフェラーリ488、コルベット等5つ程の高級車を所有している。ちなみに全部黒で塗装してる。


どこからそんなお金出てくるんだろう。前の2つだけで9000万する超高級車……聞いても「お仕事が成功したの〜」や「頑張った報酬ー」だの言って教えてくれない


モヤモヤしながら車に車椅子をたたみ乗せる。


「うーん。やっぱりお姉ちゃん……お仕事何してるの?」

「あぁ……もう良いか。」


お姉ちゃんは考えるふりをして、衝撃の言葉を言う


「桜花の姫セリア……って聞いたこと無い?それ……私」

「…………え?」

こんちゃ……こちらの作品はお久しぶりですね。あと…車書いちゃったけど…大丈夫かな……怒られたら変えます。それでは

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