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座敷童子講座

 今日は少し、座敷童子について語ってみようと思う。

まず、座敷童子といわれると、真っ先に浮かぶのは着物姿の女の子かと思う。

 しかし、私を筆頭にそういう姿じゃない人もいる。

 ちなみに今の私の格好はワンピースです。

 もっといえば男の子だっている。

 言いたくないけど外国人だっている……


 それにもう現代社会には座敷童子なんかいないと思っている人もいると思う。

 座敷童子は壊れかけの家(古い家)にしかいないと……

 しかし、私はともかく、中には良い家に取り付いている人もいる。

 私の場合は取り憑いているのではなく管理しているのだけどね。


 それと座敷童子は妖怪ではありません。

 霊です。(完全に霊体ではありません)ちょっとした守り神と思ってほしい。

 幸福をもたらすかはわからないけど不幸はもちこまない。

 一部、人間嫌いの座敷童子をのぞいては。

 なので安心して座敷童子と暮らしてください。

 

 座敷童子に供え物は不要です。

 基本何も食べませんから。


 ここからは呼び掛け


・座敷童子は霊だけど、線香をあげないでください。

 煙くて目に染みます。

 煙は上にいくことを忘れずに…


・自分の家には座敷童子がいると確信を持っている人は動物を飼いましょう。

 座敷童子のいい遊び相手になります。

 うまくいけば取り憑くこともできます。


・私たちが見える人は声をかけてください。

 手くらいはふります。

 暇だったら家まで憑いて行きます。


・見える人は石を投げないでください。

 どうせ当たりません。

 下手すりゃガラスが割れます。


・警察も呼ばないでください。

 警察に見える人は少ないです。

 逆に公務失効妨害でつかまります。


・祓わないでください。座敷童子は家に憑いていることが幸せなのです。

 座敷童子にも人権を……




 こんなもんでしょうか。以後、質問にお答えしますので沙夢までどうぞ。

 あと入居者募集中でーす。



この物語はフィクションです。


沙夢 「今さらですか?」

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