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スポーツ雑感(世界における日本のポジションアップ、野球における突出した選手の出現頻度の増加、力士の小粒化に関する考察)

作者: 恵美乃海

前世紀と比較して、野球、サッカー、ラグビー等で、世界における日本のポジションがアップしていること。


大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸、村上宗隆など、近年、野球において突出した選手、突出した記録の出現頻度が増加していると感じること


大型化する一方だった相撲の力士の体格が、近年、特に身長の面において小粒化してきていると感じること


以上について、考えたことを書きました。

きっかけは、出身高校の同窓会グループLINEで、名指しで、

1. に関して質問を受けたからです。

ついでに、最近考えていた 2. 3.も そのグループLINEにも書きました。

1. 野球、サッカー、ラグビー等の世界における日本のポジションが上がってきている(前世紀に対して、というくらいの期間での比較です)と感じることに関する考察


 かつては、日本では、監督、先輩には絶対服従とか、練習中は水を飲んではいけない等、クラブ活動等スポーツの世界でも不要な精神論が横行していたのが、

 近年では、以前に比較すると合理的な指導法が確立され、スポーツ医学も発達したから、というところにその理由を求めたいと思います。



2.野球界において近年、突出した選手、記録の出現頻度が増加していると感じることに関する考察


 大谷翔平の、メジャーの歴史上にも類をみない、投打にわたって突出した記録を残した二刀流はもとより(ベーブ・ルース以来とよく言われますが、ベーブ・ルースはもともとピッチャーだったのが、バッターに転向するその過程において、たまたまふた桁勝利、ふた桁ホームランの年もあったと言うに過ぎないと思います。日本の野球界でも戦前には、宮武三郎とか景浦將とか投打にわたって実績を残した選手はいます。

 でも大谷翔平は、投打どちらもそのウェイトが高く、しかも3シーズン連続で突出した記録を残したという点でメジャー史上でも唯一無二の選手と言ってよいと思います)

 佐々木朗希の、もう少しで2試合連続、17イニング連続パーフェクトとか、

 村上宗隆の、日本、メジャー合わせても史上初の5打席連続ホームランとか

 山本由伸の3年連続投手4冠、防御率はその間ずっと1点台とか

 かつてよりも突出した記録、突出した選手の出現頻度が増加しているように感じます。

 これについては、野球をする子供が減ったから、野球の競技 人口が減ったからということに、その理由を求めたいと思います。

 分母が減れば、それだけ突出した選手の出現割合は高くなるのでは、と思います。

 高校野球でも、各都道府県での強豪校、甲子園出場校が、かつてよりは集約化してきているのも同じ理由ではないかと思います。



3.力士の体格が、特に身長の面で近年、小粒化していると感じることに関する考察


 相撲の世界では、力士の体格は、歴史的にみて、どんどん大型化していく一方だったのが、近年はそうでもありません。

 幕下以下で有望と言われている力士にしても、近年は、以前よりも体格、とくに身長の面で小粒化しているように思います。

 これについては、相撲をやる少年は、かつてよりもさらに減っているということ、

 そしてかつては一生食べていけるプロスポーツが限られていて、体格的に相当に大きな少年、優れた素質をもった少年は、相撲を選択していたケースが多かったのが、今は高い身長の少年は、相撲以上にそれが望まれるバスケットやバレーボールを選択して、相撲は選択されなくなったからかと思います。

 相撲は今後、高素材の少年を多く集めることができなくなるのかなと、そんなことを考えております。

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