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自分の心理世界

電車-episode-

作者: 電子部品君

私は電車に揺られておりました。


ガタンゴトンと音を鳴らして、走ってました。


心地よい音色と裏腹に何か寒いものを感じてしまい、訳の分からぬ恐怖におびえるのでした。




僕はマンションから電車を見てました。


何となく、変な感じでした。


僕は違和感を抱いてしまい、走る電車を眺めていました。


こちらにガタンゴトンという音が聞こえます。




私は感づいてしまいました。


スピードが明らかに早いのです。


いつもの二倍ほどのスピードです。


私は恐怖しました。




僕は分かってしまいました、違和感の正体を。


確実に脱線するぐらいのスピードを出しているのです。


僕はまた一つ事実を直視します。それは、この先は路線変更をする分岐点がたくさんある場所です。この速度で入ってはいけないというのは無知の僕でもわかってしまいました。




私は加速していく電車に乗っています。


誰も気づいていません。何故なのでしょうか。


私は変な事に気づいてしまいました。


皆、私を見て、怯えている私を見て笑っているのです。


皆は恐怖を感じないのか、何に恐怖してるか感じれないのか。




僕はこのまま起きることを直視しかできないのでしょうか。


もしかしたら、直視すらできないかもしれません。


誰にも救けを呼べません。


電車の中の皆はどうするのでしょうか。


僕はどう動くのが最善なのでしょうか。




私は、考えるのをやめてしまいました。




僕は考えるのをやめて、見ることもやめて、逃げてしまいました。


何も知りたくないです。




私は何も知________________

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