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プラスA  作者: 於田縫紀
第16話 始まりと終わり

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その2 いつもの日常

 結局、またもや人参のシダーテープを購入して帰ってきた。

 これは今は肥料を入れて休ませているジャガイモ栽培跡地用だ。


「やっぱり人参が一番美味しい。自分で作ると甘くてふっくらしていて」

「兎だけに人参が好きだよな、やっぱり」

「でも今回採れた人参は確かに美味しかったですよ。」

「トウモロコシが終わったらタマネギ植えるんだ。人参と一緒に育てると相性がいいって」

 そんな事を言いながらお昼前ぎりぎりに帰宅。


 ただ昼食は既に始まっていた。

 今日は色々入った豚汁がメイン。

 あとはサラダと山菜の佃煮とキノコの和え物と揚げ豆腐とご飯だ。


 揚げ豆腐は車で二十分のところにある美鈴さんお気に入りの豆腐屋のもの。

 豚肉と米と調味料と豆腐以外はほぼここで採れた材料で作ってある。

 小坂井(ウサウサ)先輩の野菜は味が濃くてやっぱり美味しい。

 なお使った野菜は一回一種類百円で貯金している。

 もっと高くてもいい感じなのだが小坂井(ウサウサ)先輩の決定で百円になった。

 これは今後の畑の充実資金に使う予定だ。


 なお父はと見てみると工事組と完全に同化している。

 なのでもういいやと放っておく事にした。


 午後は畑の手入れと人参種まき。

 これは亜理寿さんにも手伝って貰った。

 何故か亜理寿さんはユンボの運転が上手なのだ。

 これは川組で色々と遊んだ成果らしい。


 まずは肥料屋にトラックで運んで貰い畑の隅に積んである堆肥の運搬から。

 亜理寿さん運転のユンボのショベルで堆肥を運んで畑に入れて、摩耶先輩運転のトラクターで畑内にまき散らす。

 人参を抜き取った後の畑に肥料を入れた後、今回人参を植える元ジャガイモ畑部分をもう一度耕して畝を作ってあとは人力作業。

 僕、亜理寿さん、摩耶先輩、小坂井(ウサウサ)先輩の四人でテープを伸ばして埋めてを繰り返す。

 三百メートル巻きのシダーテープが全部無くなった。

 あとはホースを伸ばして水を蒔きまくって畑は終了だ。

 時間は午後三時過ぎ。

 まだまだ作業終わりには早い。


「そう言えば美鈴さんが川の物も何かおかずに出したいと言っていました」

 お、それも面白そうだ。


「何がいいかな」

「手軽で沢山採れるのは川エビですね。最近採っていないから増えているんじゃないかと思います」

「面白そうだな」

 そんな訳で四人でバケツとたも網を持ってビオトープ方向へ。


「川エビはどの辺で捕れるんだ?」

「川でも捕れますが、多いのはビオトープへ流れる用水路の途中です」

 亜理寿さんの案内するままにため池近くの用水路へ。

 用水路の水を分配する四角形のコンクリート枡の処で亜理寿さんは立ち止まる。

「まずはここですね」


 僕がバケツに水を汲んでいる間に、亜理寿さんが水草近くをガサガサ網で探る。

 バケツにガサガサした網を入れると早くもエビが十数匹入っていた。

「こんな感じです。底とか水草付近をガサガサすると簡単に入ります」

「随分簡単に入るものなんだな」

「この辺にはいっぱいいますから」

「よし、挑戦だよ」


 そんな訳であとは四人で枡の中や水路のあちこちでガサガサしまくる。

 確かに多い。

 少なくとも数匹は確実に網の中に入る。

 たまにメダカなんかも入るけれど。


「メダカも同じように食べられるらしいので今回はそのままにしましょう」

 そんな訳で一時間位四人でガサガサとやりまくる。

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