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プラスA  作者: 於田縫紀
第6話 二日目も色々忙しい

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その5 サバゲは強制参加です

 家の方から足音が近づいてくる。

「おお、思った以上に出来ているのだ」

 深川先輩と亜理寿さんだった。


「これはもう入れるのか?」

「入れるけれどまだ屋根が無いですよ」

「取り敢えず試してみるのだ」

 深川先輩が靴を脱いで中へ。


「うん、悪くないのだ。強いて言えば屋根が出来ると若干暗くなるのだ。ちょっと明かり窓か何かが欲しいのだ」

「確かにそうかもしれませんね。一応照明は用意するつもりですけれど。ただ窓を作るとその分雨が吹き込むから後でその辺は考えてみます」

「まあこのままでも充分快適なのだ。夏は蚊取り線香でも焚いてここで寛ぐなんてのも悪くないのだ」


「確かに涼しそうですね。でもこれ、三人で全部作ったんですか。結構大きいのに」

「竹の切り出しと整地以外は三人だよ。美久コンの設計あってのものだけれどね」

「丸太と違って竹は本数が少なければ軽いからね。壁の立ち上げだけは三人で結構苦労したけれど」


 ついでなので全員で上がってみる。

 五人が入っても床は大丈夫そうで撓む感じも無い。

 丸竹の壁は隙間も多いがその分風が通って涼しそう。

 自然のままの竹の感触がなかなか気持ちいい。


「ここで昼寝したら最高な感じなのだ」

「でも節部分がちょっと痛くないですか」

「割と大丈夫なのだ。強いて言えば布団があるとなおいいのだ」

 確かにまあそうだな。


「他の皆さんはどういう感じですか」

「今はほとんどがサバイバルゲーム場の方へ向かっているようです。あと美鈴さんと金子さんと寺原さんは家で夕食の準備をしています。色々な魚を捕ってきたので大変そうです」

「川魚ってウナギ以外に食べた事は無いよね。どんな味なんだろう」


 確かに食べた事は無いな。

 美鈴さんが食べられると言うからには食べられるのだろうけれど。

 ちょっと不安。


「さて、そろそろサバイバルゲームの方に行ってみようか」

「そうだね」

 そんな訳で小屋はここまで。

 一輪車に道具を乗せて倉庫まで戻り、色々仕舞ってからサバイバルゲームの方へ。


 サバイバルゲームのフィールドはチラシによると家の西側に作っているようだ。

 それっぽい道が家の前から西側に続いている。


 道は竹林の中を通って、ちょっと広くなっている場所に出た。

 この広い部分は摩耶さんを始め皆さんが切り開いた模様。

 土が灰で黒くなっているのがきっとその痕跡だ。

 その中心にキャンプ用のテーブルと椅子があり。薬袋さんが座っていた。

 テーブルには『受付』という紙が貼ってある。


「遅かったね。もう皆会場の下見をしてるよ」

「いや、取り敢えず見物だけのつもりだから」

 何せ体力自慢の獣人相手に勝てるわけは無い。


「来た以上は強制参加。大丈夫、貸し装備は揃えたし難しい事は何も無いから。そんな訳で装備を選んで。この後ろに並べているのどれも使っていいから。ただ長袖長ズボンにゴーグルは必須ね」


「その辺は私が案内しよう」

 これはアンドレアさんだ。

 そう言えば前に真理枝さんがアンドレアさんにエアガンを借りたと言っていたな。

 つまりアンドレアさんも経験者という訳か。

 そんな訳で意思表示する間も無く装備選定へ。

 装備色々は青いビニールシートを広げた上にどさっと置いてある。


「まず服の方をさっさと決めるぞ。亜理寿のサイズだとこのウッドランド上下で大丈夫だろう。靴は取り敢えずそのままで。あとはその辺の適当なグローブと、この帽子と、フルフェイスのゴーグルと。

 弾が当たるとそれなりに痛いからしっかり着ておけ。あと文明は向こうを向いていろ。亜理寿が着替えるからな」

 はいはい。

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