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プラスA  作者: 於田縫紀
第5話 今度は参戦、GW初日

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その5 小屋作りは今日はここまで

 今度は作業場へ脚立を持って行く。

 骨組みを組むときに高い処の作業があるからだそうだ。


「まずは後の柱を2本作るよ。長さは二・二メートルで」

 二人がかりで竹を押さえ、チェーンソーで切ればあっという間。

 そして柱になる四本の竹をそれぞれ四隅にあるブロックの穴に建てる。


「まだぐらぐらしているけれどこれでいいの?」

「うん、固定は後で大丈夫。次はブロックの高さと同じ程度で前後の柱を横に支える竹を縛り付けるよ」

 そんな感じで竹を縦横と縛り付けていく。

 屋根部分の前後方向は斜めに、他は四角形になるように。


 さらにそれらの竹と置いておいた入口付近のブロックで入口部分の柱も固定。

 部分部分に斜めの筋交いを入れて縛り付ける。

 ここで下のブロックを何故T字形にしたかが判明した。

 下で柱を挟んでいる竹二本の端がそれぞれブロックに乗るようになっている。

 そんな感じで竹同士を紐で縛っただけなのにしっかりしたフレームになった。

 筋交いの部分が効いているのか多少揺らしても動かない。


「あとはコンクリをバケツ半分程度作って、ブロックの穴に入れている竹を固定したら今日は終わり。あとは他の処を見に行ってみよう」

 確かにこの状態でコンクリ固定すればがっちりするな。

 感心しながらコンクリを練ってそれぞれの竹を固定した。


「屋根も載せられそうだけれどそれはいいの?」

 真理枝さんの言葉に稲森さんは頷く。

「屋根は壁部分が出来てから載せた方が楽なんだ。そんな訳で今日はここまで。明日は壁作りで、壁と床をやって最後に屋根を乗っけて完成。ゆっくりやってもGW半ばの平日には完成できるかな」


「それにしても色々考え抜かれてますねこれ。屋根の構造もそうだし柱や横の支えや基礎のブロックの位置まで」

 先に進むほどに色々な工夫がわかってくる感じだ。


「折角作るんだからね。割り箸で模型を作って色々検討してみたんだよ。遊び用の小屋を自分で作る機会なんて滅多にないからね」

「完成が楽しみだよね。もう大きさも見えてきたし」

「さて、それじゃ他の場所を見に行きますか。バイクの音も気になるし」

「サバゲ場作成チームは無事に出来たかな」

 そんな事を言いながら荷物を一輪車に入れて家まで戻る。


 荷物を倉庫に仕舞って家の前で来て見ると、イライザ先輩とアンドレアさんがちょっと変わったバイクを整備していた。

 タイヤはオフロード用だけれどマフラーは下側。

 普通のバイクならタンクが付いている部分がちょっと太めのパイプ。

 それにスクーターのような大きいシートが付いているという異形のバイクだ。


「このバイクは何ですか」

 イライザ先輩がにやりとする。

「元は配達に使ったりするスーパーカブだ。馴染みのオートバイ店で廃車にするものを安く譲って貰ってこつこつ改造した。ここのコースならこのバイクの方が面白いだろうと思ってさ。私のXTZ(バイク)と違って足も付くしノークラだから初心者でも遊べるしな」

「二台あるから交代で試乗をやっている。エンジンが小さいしブレーキがドラムだから三十分走ったら交代という形で休ませつつやっているところだ。どうだ、乗ってみるか」


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