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雫、あのね  作者: やきにく
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4.親というモノ

ゴールデンウィークに外出時間を合わせるスケジュールをとり、後は二人に連絡するという形で、今日はひとまず解散、ということになった。


 病院を出て、玲児と雫は電車に乗って帰宅するために電車に乗って帰路についていた。もう四月半ばということもあり、午後五時半でも空にまだ青みが残っていた。


「ねぇ、雫」


「ん、なぁに」


 お互い顔を正面に向けたまま、玲児が話しかける。


「どうして咲良さんを助けようって思ったの?」


 玲児は、初対面で、ほとんど見ず知らずの人に対して親身に接する雫がシンプルにすごいと思っていた。

 俺なんか考えあぐねてばかりで全く口を開けなかったのに……。すぱっと切り出した雫にある種の尊敬と興味を抱いていた。


「だって、レイがあの子に一目ぼれしてたから、キッカケを作ってあげようかなって思ってー」


「は?!」


「……っていうのは嘘」


 個人的にほっとけなかったから、と言って雫は続けた。


「海が好きでー、お笑い芸人にはまっててー、なんとなくあたしに似てたんだ」


 だからほっとけなかった、と雫は肩をすくめた。


「それに、『困ったときはお互い様』って、学校で教わったでしょ」


「……だね」


 雫は歩きつつ玲児へ顔を向けると、


「ごめんね、なんか巻き込むような形になっちゃって」


「そんなことないよ。俺も咲良さんの力になれないかなって思ってたから」


 すると、雫は玲児の言葉に反応するようににやにやと笑いだした。口元が吊り上がる。


「やっぱり一目ぼれしたんじゃないのォ~?」


「だから違うって!」


 いい加減しつこいと突っ込むよりも前に、雫は正面に顔を戻すと、


「……でも、記憶が無くなるって、どんな感じなんだろうね」


さっきまであった雫の小悪魔っぽさが消え、打って変わって表情に影が差して物憂げな表情になった。


「今までの思い出も、家族の顔も、自分の名前も全部忘れて、違う自分になっちゃうんだよ。玲児はどう思うー?」


 どう返せばいいのか分からず、玲児は黙りこくってしまった。


 もしも今ここで玲児が事故に遭って、今までの記憶がさっぱり消え去ってしまったら? そうなったら、自分を取り巻く世界ががらりと変わってくるだろう。母親に対しても、他人行儀で接してしまうだろうし、きっと雫もいたずらなんてしてこなくなるだろう。


 だがそれ以上に、咲良が言ったように自分が何者なのかわからなくなるのが一番怖い。今は雫や親がいるから記憶を失っても、誰かが自分の身元を教えてくれるに違いない。

だけど、もし遠くの異国の地で記憶を失うような目に遭ったら、きっと不安に押しつぶされておかしくなっているかもしれない。だって、自分の身元を保証してくれる人がいないのだから。


 それを今まさに、咲良は体感しているのだ。


「……たぶん、俺も咲良さんみたいに、怖くなっちゃうだろうな。だから、せめて俺たちの力でその不安を少しでも和らいであげたらいいなって思う」


「……そっかー」


 雫は天を仰いで言った。


「あたしはね、レイのこと忘れたくないなー」


 だって、一緒にいると楽しいんだもん、と雫は笑顔を玲児に振りまいた。さっきまでの悪だくみの笑みではない。純粋で、底抜けに明るい笑顔だ。胸の中心がもじもじしてきた。


 雫と咲良の笑顔が重なる。


「レイが恥ずかしがってたりうろたえる顔とか見てると、ほんっと面白くってー楽しいもんー」


「おい、今のときめき返せ」


 どうせこういうオチだとは思っていた。落胆の入り混じったため息を吐く。自分の秘めている想いなんてつゆ知らず、雫はへらへら笑っている。


 するといきなり、玲児と雫のそれぞれの肩が掴まれた。玲児はびっくりして「ひっ!?」と声を漏らしてしまった。しかし雫もびっくりしたようで「ひゃっ!?」なんて可愛らしい悲鳴を上げた。


「やっ、ご両人! 学校からの帰りかい?」


 背後から陽気な男の声が聞こえた。玲児と雫は揃って振り返ると、ずんぐりと角ばった体格をした、スーツ姿のおじさんが立っていた。


「おじさん!」


「お父さん!」


 叫ぶタイミングも、ほぼ同時だった。


「や、びっくりさせて悪かったね。キミたちが駅のロータリーで見かけたからつい声をかけたんだよ」


 ごめんごめん、とアピールするように、おじさんは鞄を持っていない左手で拝むような仕草をとった。


まことおじさん、お久しぶりです」


「ああそうだね玲児くん。少し背が伸びたんじゃないか?」


 玲児が丁寧にお辞儀をすると、真おじさんは彼の頭上に手をかざして、背の高さを測るフウなジェスチャーをした。


「お父さん、今日はお仕事早く終わったの?」


雫は目を輝かせながら真おじさんに近付く。声も弾んでいる。真おじさんも口元を緩めながら、雫の頭に手を置いた。


「ああ、仕事がひと段落付いたからね。そうだ、今日は外で何か食べに行こうか。玲児くんもどうだ?」


「え、悪いですよぉ」


「そんなに遠慮することもないだろう。昔の玲児くんはもっと素直だった気がするぞ」


 少し出ている腹を揺らしながら真おじさんは笑うと、雫がこっそり耳打ちをした。


「今のレイはね、ちょっと反抗的なところが可愛いんだよー」


「ほほう、なるほど」


「聞こえてるよ」


 結局、真おじさんの誘いを断り切れずに駅のロータリーから五分程度進んだ歩いたところにあるファミリーレストランで食事させてもらうことになった、


 雫の父親である瀧川真とは、玲児が幼稚園のころからの付き合い――というよりは、可愛がられていると言っていいだろう。


 面倒見がよく、明るい性格で、食事に連れて行ってくれるだけでなく運動会の時は玲児も雫も応援してくれたこともあった。授業参観の時は、自分の母が仕事で来なかった代わりに、算数の問題を解いた玲児を「おお、すごいぞ」と褒めてくれたこともあった。


 それでいて、ちょっといたずら好きなところもあり、さっきのように背後からいきなり登場してびっくりさせてくる子供っぽいところもある。雫は、まず間違いなく父親似だ。


玲児も、父親のように真おじさんを慕っていた時期もあったのだが思春期に入るころ、「いつも世話になっている人にため口で話したり、世話になっているのって失礼なんじゃないか」と、子供ながらに思うようになってから、敬語で話したり、控えめな態度をとるようになった。

そんな玲児を目の当たりにした真おじさんはというと「なんだか寂しい気分だよ」とちょっと苦笑していた。


 なぜここまで自分によくしてくれているのか、玲児は高校生になった今でもよく分からない。中学二年生のころ、母にそのことを尋ねてみると、


「息子みたいに思ってるからじゃない?」


 とだけ言われた。さっぱり分かんない。


 玲児たちは席に座り各々メニューを頼み、そこそこおいしい食事に舌鼓を打っていると、真おじさんが雫に「学校の方はどうだ」と聞いてきた。


「私立だから、みんな初めて見る顔だろう? 友達とか出来たか?」


「えっ?」


 話を振られた雫は、一瞬驚きを隠せなかった。珍しいこともあるもんだ、と玲児が思っていると、視線を宙に向けて何か言葉を探していた。

 そして、すぐに笑みを戻すと、


「まあねー、沢山って程じゃないけれども何人か出来たよー」


 そして雫は、さっきと同じように視線を宙を向くと、


「あとね、クラスの学級委員長になったんだ」


「おー! 学級委員かあ。結構責任感ある仕事だけど、やってけそうかい」


「……うん」


 そうかそうか、と関心するように頷く真とは対照的に、箸を進めながら聞いていた玲児は雫の態度に疑問を覚えていた。


(……いつもなら色々話すのに)


 中学校に通っていたころなら、まずはどんな形で玲児をイジったか、それからテストの成績はどうだったとか、学校の授業でこんなことがあったよ、とか、目を輝かせながらあれこれ話すはずである。


なのに、今、真おじさんに振りまいてる笑顔も、なんか嘘っぽい。


 今どきの女子高生はどうなのかは分からないけれども、雫と真おじさんの関係は至って良好だ。ましてや、「お父さんの服とあたしの服を一緒に洗わないで!」なんてことは死んでも口にすることはないだろう。


 その理由の一つとして、雫の家族構成が挙げられる。雫の母親は、彼女が一歳の頃に乳がんで亡くなり、真おじさんが男手一つで育て、時には甘やかし、時には厳しく接して、尊敬されるような親であるために、母親の分も愛情を注いでいるからだ。


 今は鳴りを潜めているものの、雫は筋金入りのお父さんっ子でかなりの甘えん坊だった。幼稚園の頃は真おじさんがいないとすぐ泣きだし、小学生の頃も父親に褒めてもらいたいばかりに、成績はいつも上位に入っていた。


 真もそこのところは理解しているのか、やたらと雫のことを自慢したり、人前でも甘えてきたらはぐしてやったりといわゆる親バカだ。

 ……それほど娘のことを大事に思っているからこそ、雫の友達である玲児には感謝の意味も込めてあれこれしてくれているのかもしれないが。


 だからこそ、雫の様子に玲児は疑問符を浮かべていた。


 玲児はあれこれ思案していると、真おじさんが話しかけてきた。


「そういえば玲児くん、この間、菩薩崎で溺れた人を助けたそうじゃないか」


「え? ああ、まぁ」


「人の命を助けるなんて本当に立派だよ。感謝状とかはもらったのかい?」


「いえ、まだです」


「そうかぁ、貰える時が楽しみだな」


 真おじさんはまるで自分の事のように自慢げに言いながら、ナイフとフォークを器用に動かして、ステーキを口に入れる。


 そういえば、と玲児は思った。


「おじさん、さっき仕事が一区切りって言ってましたけど、もう『ホイール』も実用段階に入りそうですか?」


 ちょっぴりびっくりしたように、真おじさんは食事する手を止めてこっちを見た。食器を置くと、太い首をかしげて


「うん、問題は山積みではあるけれど、それでも少しずつ前へ進んではいるよ。何事もコツコツと粘り強くこなしていくことが肝心だからね」


「楽しみです。もし本当に実現したら、人類にとって大きな偉業ですよ」


「ああ、そうだね。僕の夢が叶ったらきっと大きく世の中を変わっていくぞ」


 プライベートではちょっと親バカで親切なおじさん。だが、真おじさんにはもう一つの顔があった。それが永久機関『WHEEL(ホイール)』の開発である。

 車輪の名のごとく、永久的に回転し、持続していくと言われるエネルギーであり、もしも実用化されれば動力、医療、工業製品、あらゆる物に際限なく利用でき、人類が高度に発展できるとさえ言われている。


 瀧川真は、その研究の第一人者なのだ。


 ニュースにも出演し、たまにその理論を掲載しているけれども、出演者ともども玲児にはさっぱりだった。

 それでも、ホイールが実現されたら日本を中心に、世界は大きく変わっていくに違いないことは分かっていた。

 なんでも海水熱がカギを握っているらしく、永久機関を研究している建物もこの田舎町である遊漁町の海沿いにある工業地帯にあるのだ。


 もちろん、そう上手くいかないというのが現実だ。玲児たちが子供のころから行っている研究で、更に言えば政治的、国際的な干渉による問題も少なくはない。

 最近ではアメリカと中国やロシアが研究費用の出資やらホイールの権利やらでもめているニュースを耳にしたことがある。まだまだ実用化は先になりそうだ。


そこで一度会話が途切れると、雫が見計らったように切り出してきた。


「あのねお父さん、さっき、レイが言ってた溺れた人を助けたって話なんだけれども」

 

 そして、雫は今日、咲良と出会ったことを話し始めた。彼女は記憶を失っていること、そして自分たちも咲良の記憶探しに協力していることを、玲児も相槌や補足も交えながら真おじさんに教えた。


「へぇ、記憶喪失の子か……なるほどなぁ」


 真おじさんは腕を組みながら、深刻そうに思案する。こうやって他人事でも自分の事のように考えるところも、雫に似ている。


「そういえばその、咲良……だっけ? その子の名前って防護服に書かれてあったんだっけ?」


「あ、はい。僕が見た時はローマ字でしたけれども」


「奇遇だなあ。実はうちの研究所で使ってる防護服の中に、同じ名前の会社の製品があるんだ。あんまり名前は知られていない小さな会社だけれど、品質は確かだよ」


 玲児と雫は同時に顔を見合わせた。

 まさかいきなり、しかも真おじさんから記憶喪失の手掛かりを見つけられるなんて思いもしなかった。


 ひょっとしたら、咲良はこの街の住人――それも、真おじさんの研究にかかわっているのかもしれない。


「だけどうちの研究所に白髪の女の子なんているわけないし……」


「一度、咲良さんと会って、確かめてみたら?」


 雫の提案に、そうだね、と快く応じた。


「時間が出来たら会いに行ってみることにするよ。防護服も借りられたらいいんだけど……一応、仕事仲間たちにも聞いてみるよ」


「ありがとうございます、おじさん」


 玲児は頭を下げた。


「礼には及ばないよ。記憶が戻るといいね、その子」


 暗い荒野に光が差し込むような気分だった。これで少しでも、咲良の助けになれるといいのだが。


 食事を終えると、玲児は一緒に帰路につく雫と真おじさんを見送りながら、物心ついたころから住んでいる住んでいるアパートに帰宅した。

 既に母の篝火光子(みつこ)は介護の仕事から帰宅しており、寝間着姿でテレビを見ていた。ドアに鍵をかける玲児を一目見ると、


「ずいぶん遅いお帰りね」


 皮肉ではなく言葉通りの意味だ。時計を見ると、八時を過ぎていた。例え友人と寄り道して遅くなっても六時くらいに帰ってくることを考えると、今日という日がいかに濃厚だったかを物語っていた。


「連絡するの忘れてたよ。ごめん」


「雫ちゃんとどこか遊びに行ってたの?」


「ん……ああ、ちょっと病院に行ってたんだ。この間、助けた人からお礼を言われてさ。あと、おじさんと晩御飯ご馳走になったんだ」


 あ~、と光子はちょっと目を大きく開いて頷くと、興味津々に玲児に訊ねた。


「どんな子だったの? あたし全然知らないからさ」


「え~っとねぇ……」


 玲児は再び、レストランで真おじさんにしたように、光子にも今日の病院での出会いと咲良が記憶を無くして困っていることを話した。更に今回は、真おじさんの会社にもかかわっているかもしれないことを、補足として付け加えた。


光子はそれらを時折「うん」とか「ふうん」と相槌を打ちつつ、玲児の話を聞いていた。


「それじゃあ今、その子は身寄りがいないってこと?」


 玲児は頷いた。今のところ、親族を名乗る人たちが現れたという話はない。あったら既に解決しているようなものだ。


「そういう話、私もよく聞くわ」


 介護の世界でも、認知症で自分が誰なのかわからなくなってしまうという事は往々にしてある。それどころか、親族が後見人になることを拒否した結果、文字通り天涯孤独になってしまう人も少なくないと光子は言った。


「でもその子若いんでしょ?」


「ああ、俺たちと同じか、ちょっと年上って感じだったな」


「可哀想ね、自分が誰なのか分からないなんて」


「……そうだな」


「警察の人たちも、捜索とかはしているんでしょ?」


「してるみたいだね。そのうち、新聞にも載るんじゃないかな」


 新聞というのは、地方新聞のことだ。


「新聞だけじゃなくてさ、こういう時にSNSとか活用してみたらどう? 誰かこの子に心当たりありませんか? ってさ」


 玲児は言い返せなかった。

 見た目と年の割にハイカラな光子はすぐにSNSを活用し、自分の作った料理を撮影してはアップロードしているのとは逆に、玲児はそこまでSNSというものに馴染むことが出来なかった。

メッセージの通知機能が鬱陶しいし、なにより、SNSで会話できそうな相手がせいぜい雫くらいで、見知らぬ人とコミュニケーションしたり情報を発信することが億劫なのだ。


 だから光子は、玲児がコミュニケーション能力を上げるために情報を広げる楽しさと供にSNSを勧めてくることがあるのだ。そのたびに玲児は「そのうちね」「いつかやってみるよ」と適当に言ってお茶を濁すことがあるのだ。


「そうしたらきっと親とか家族の人が見て、迎えに来てくれるんじゃないかしら?」


「来てくれるかな?」


 何気なくつぶやいた言葉だったが、「絶対来るわよ」と、光子ははっきりと言い切った。


「親っていうのはね、自分の子供のことが可愛くてたまらないの。どんなことがあったって、子供の言うことを信じるし、子供のためならなんだってするものなのよ」


 もちろん、玲児のことも大事に思ってるわ、と光子は付け加えた。

 優しく諭されて、玲児はため息を吐きつつ目を伏せた。心臓に直接針が刺されたかのように胸が痛む。

 自分が高校に通わせてくれるまで育ててくれたのは、全部母さんのおかげだ。親父が家の金を持ってオンガクセイを探すために旅に出るとか言ったっきり帰ってこなくなった後、たった一人で介護の仕事と家事をこなしていた。

朝と夜のご飯はきちんと作るし、部屋の掃除だって忘れない。中学生に上がってからは弁当だって作っていた。


 そのことを玲児は子供のころから分かっていた。だから授業参観や運動会で光子が来なかった時も文句は絶対言わなかった。

いつの日か自分のために頑張っている光子に親孝行をしてあげたいと思っているし、今の光子の言葉も骨身に染みるどころか心で実感できた。


 同時に蘇ってきたのは、雫と真おじさんの関係だ。ああやってお互いに優しくしたり甘えたりしているのは、それほど仲がいいということだ。


 咲良にも、そういう家族がいたと信じたい。

 だからこそ、早く彼女の記憶を取り戻してやりたい。


玲児は椅子に深く座りながら、白くてちょっと汚れた天井を仰いだ。その天井をキャンバスに見立てて、なんとなく咲良の笑みを思い出した。


 彼女の笑顔を思い出すだけで、明日も頑張れそうな気がする……。


 いやいや、なにを考えているんだ、俺には雫がいるじゃないか。

 玲児は振り払うように首を横に振った。

 

 だが、同時に玲児は不思議そうに眉をひそめた。


 咲良の笑みを思い出したとき、なにか満たされるような気持ちと供に、違和感が胸に引っかかった。


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