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ロドリゲスの裏切り
李は港に向かって浜辺を歩いていた。海にはカモメが飛んでいる。波は穏やかだった。
李は浜辺の岩に腰掛けた。
ロドリゲスは望遠鏡を覗いて言った。
「李英風。居ました」
李にも梁とロドリゲスが歩いて来るのがわかった。
「観念しなさい。李英風」ロドリゲスが言った。
李は梁を見て言った。
「やはり、お前か」
「そうだ。少林寺で慧空に破門された俺だ」梁は言った。
「大師の教えを守らず、いたずらに試合をし少林寺武術で人を殺めた。破門は当然だ」
李は言った。
「何をほざくか。お前も死ね」そう言うと梁は剣を抜き李に斬りかかった。
李は棍で剣を弾きながら梁を打つ。
ついに李は棍で梁の剣をたたき落とした。
梁は背中の剣を鞘から抜いた。
「奪命金鎖剣」そう言うと梁は李に斬りかかった。
「もう待ってられません」と言い、ロドリゲスは梁に発砲した。
「なぜだ」と言って梁は倒れた。
「賞金は私が全部頂くことにしました」と言い、ロドリゲスは銃を李に向けた。
「死になさい」と言って引き金を引く。




