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早川の死
早川は1人、海岸に立ち、海を見ていた。
日本を思い望郷の念に駆られていた。
そこに中国剣士が現れた、
「おい日本人。こいつを知らんか」
剣士は似顔絵を早川に見せた。
李英風の似顔絵だった。
「知っている。が貴様は誰だ」
「俺の名は梁。李を探している。奴はどこにいる?」
「答えるつもりはない」
「そうか」と言うと梁は剣を抜いた。
早川は抜刀の構えを見せる。
梁は回転しながら早川の足を切り付けた。
早川は飛んでこれをかわした。
中空で抜刀し着地して構えた。
梁は刺撃に転じた。
早川はこれを捌き両者睨み合う。
波が岩を打つ。
梁は背中に掛けた鞘から剣を抜いた。
「奪命金鎖剣」と言い、二刀で早川を斬撃した。
二刀が早川の腕に刺さり、さらに頸動脈を切って早川は崩れるように倒れた。
海の彼方を見つめながら早川は絶命した。
梁は剣を鞘に収め、立ち去った。




