辛い過去
♪ゆうーやーけこやけーで日がくーれてやーまのおてーらのかねがなーる
おーててつないでみなかえろー
カラスといっしょに帰りましょう
「ねぇ、お母さん、明日も一緒に帰りながら歌おうね!歌うの楽しい!」
「えぇ、また明日も歌いましょうね。」
「うん❗️お母さん大好きぃー❗️」
ーお母さん…大好き、なのに…どうして。
「お母さーん、お母さーん、どこぉ?ねぇ、お父さん…お母さんは?」
「……お母さんは、もういないんだよ。」
「もう、いない?どういうこと?」
「……仕事帰りの途中に事故があったんだ。崖からお母さんの車は、落ちたんだ。車は、発見したけどお母さんが見つかっていない。…お母さんは、行方不明なんだよ。」
「よくわからないよ、お母さんは、もう帰ってこないの❓」
「あぁ、帰ってこない。」
「なんで?やだよー!お母さぁん、うっ、うっ、うわ〜ん。」
「ちっ、ビービー泣くんじゃねぇ!俺だって母さんがいねぇと生きていけねぇんだよ!辛い思いしてんのは、お前だけじゃねぇ!」
「うっ、うわ〜ん、っっ、うっ」
「黙れ!黙れよ!うるせんだよ!」
グイッ
「痛いよ!痛いよ、お父さん!うっ、髪の毛引っ張らないでよぉー!」
「お前がうるせーからだろ!黙れ!」
ーあぁ、お父さんは、お母さんを愛しすぎてしまった人なんだ…
この頃は、まだ幼かったので何もわかってなかった。
お父さんの気持ちもわかってあげられなかった…。
いつも笑ってそばにいてくれたお母さんの事故…
優しかったお父さんが私に虐待…
私の人生は、果てしなく壊れかけていた。
ーそして、今も…
初めて小説を作りました❗️
こんな小説ですがよろしくお願いします。