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スタティオン  作者: quklop
”fautht” 若かりしあの頃の彼女と冷たい鉄格子
53/120

33 ”kcaaii”

『今日は随分と大人数じゃない。

ハーレムでも作ったの?』

俺は、彼女達をどうするつもりなのだろうか?

そもそも、どうこうできる存在なのだろうか?


「あのさ、佐上」

「…なんだよ、見るなよ」

あれ以来すっかりいじけてしまっている。


「お前さ、喋り方が一人称以外俺と被っちゃってるんだよな。

地の文が無いとどっちが喋ってるんだかわかりづらい」

「知るかよ、見るなよ」

「というわけで、口調を変えてみないか佐上?

これもカモフラージュの一環だと思って。

ほら、『わたくし、佐上玲子と申しますの』」

「わ、わて、くし、さがみ…」

「『わたくしの夢は、極普通の幸せな家庭を築くことですわ』さんはい」

「わ、わたくしの夢は…」

「『趣味は乗馬ですのよ。

おーほっほっ』さあさあ」

「趣味は乗馬ですのよ。

おーほっほっほっ!……あ、アイデンティティが、私の、アイデンティティがあっ…」


「京之助さん、あんまり佐上さんを虐めないで下さいな。

結構ストレスになるはずですよ、自分とは正反対のキャラクターを演じるって」

「正反対な服を選んだのは、お前だけどな!」

「まあでもやっぱり…」

「だな」

「うむ」

「「「かあいい」」」

「やめろ!褒めるな!見るな!触るなぁっ!」

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