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スタティオン  作者: quklop
”fautht” 若かりしあの頃の彼女と冷たい鉄格子
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19 ”khoghyockmn-kay”

そのまま興奮気味に日高はその場を去っていった。

佐上玲子。

誰だよそれ。

処刑って何だよ、怖えよ。

だが、事を詳しく聞く前に、いつもあいつはどっかに消えて行っちまう。

仕方が無いので、俺たちは当初の予定通りとある女の子の家へと向かった。


……………。

「キョー?」

「ん?」

「これ、なんだ?」

「ああ、ポスターだな」

「ポステェィルわかる。

けどわからない、どうしてこんなに怒っている?」

近づいてポスターをまじまじと見る。

「うあっ!?なんですかこれ?気持ち悪い」

千梨もこの惨状を見てしまったらしい。

『政府に粛清を、我らが民衆の国を奪還せよ。

~紅玉の会 代表~』


おどろおどろしい書体の白い文字の背景には、今にも脈打ち出しそうな程リアルな心臓と、その心臓から流れる血でグチャグチャになった一組の靴下が描かれていた。

よく見ると、何故か右側の靴下が左側のものよりも長い。

神経が図太く出来ているのか、俺はこういうのはどれだけ見続けてもなんともならないが、千梨はそうでも無いようなので、取り敢えず携帯でポスターを撮影してから、さっさとその場を離れることにした。

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