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スタティオン  作者: quklop
”fautht” 若かりしあの頃の彼女と冷たい鉄格子
33/120

13 ”pathelry”

「ところで千梨って一体どういう意味なんです?」

千梨が千切ったパセリの乗った、シンプルな塩茹でパスタを食べながら、俺はどう答えるべきかと考えた。


結局、

「調べろ。

んで、自分で考えてみろ。

パソコン使うのが大変なら、俺が動かすから」

投げっぱなしにしておくことにした。

「…意地悪」

「同意。

キョーは時々底意地が悪い。

昨日も私のこと笑った」

「しゃあねぇよ、アレは」

「意地が悪いのは、否定しないんですねぇ」


千梨には聞きたいことが山程ある。

千梨自身のこと。

向こうについての知識も持っていそうなので、スタティオンに関する事、特に本当に世界は滅亡しかかっているのかとか。

ついでに、千梨が元いた世界についても興味がある。

しかし、どれも聞き出せずに朝食の時間は終わった。

もう暫くは、あんな泣き声聞きたくないからな。


そうだよ、それだ。

ずっと忘れたことにしていたけど、そういや世界がヤバイんだった。

そして、世界が存続するかどうかは、どうにも俺にかかっているらしい。

………。

……知るか、んなこと。

世界が滅亡しようがなんだろうが、世界を守る方法なんてわかるわきゃないんだから、俺には特別なことは何も出来ない。

高野も普段通りに生活しろと言っていた。

一体俺に何が出来るってんだ。


…柊とか言うグラサンが言っていた。

情報を集めろ、と。

まあ、まず出来そうなことといったらそこからだろう。

「出掛けるぞ、エイダ、千梨!」

日本最高級の物知りがいる筈の家へと、俺達は向かった。

頼むから、ちゃんとあそこに居てくれ。

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