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スタティオン  作者: quklop
”fautht” 若かりしあの頃の彼女と冷たい鉄格子
28/120

8 ”tuetxy-fahghb”

「…これもイマイチだな。

ああ、とっ?

ん?

いやいや、語呂が悪い」

こんこん。

ネットで某誰でも編集できる大百科を閲覧していたところ、自室の扉を叩かれた。


画面右下の時刻表示を見ると、もう二十五時を回っている。

そう、困ったことに、この世界での一日は二十四時間では無いようなのだ。


「おう」

彼女が寝たのは確認したので、扉の外にいるのはエイダだろう。

入ってくる気配がしないので、俺の方から開けることにする。


「どうした、こんな時…」

男だった。

エイダが、ではない。

男なのだ。

しかもデカイ。

高野程ではないが。


もちろん俺はこんな男を知らないし、もし仮にこの世界での俺の、俺の知らない俺の知り合いだったとして、この日のこの時間に家に来るように約束していたのだとしても、良識のある普通の人間なら玄関のチャイムを押さずにこの部屋に辿り着くことは不可能だ。


つまるところ、異常事態だ。

が、現実に起こりうる異常な事態だ。

たとえ、オールバックにグラサンとスーツがよく映えるその男が、どこか見覚えのある女性用の下着を頭に被っていたとしても、現実に起こりうる異常な事態だ。

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