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スタティオン  作者: quklop
”thtatyhion”
15/120

9 ”korle”

高野が突然足を止める。

「そしてここが、彼女達が生まれる場所です。

いやぁ、これを丸ごと持ち出すのは、苦労しましたよ」

そういって、高野は何の変哲も無い壁のタイルを押した。

一箇所を押すと、すぐに指を離してまた違うタイルを押す。

まるで暗証番号を打ち込むかのようだ。

ピピッ。

という電子音の後に。

ずずずずず。

という地鳴りのような音がして、タイル張りの壁が、文字通り割れた。


その壁の奥にあったのは、巨大なガラス。

さらにその奥では、

「エイダ!?」

巨大なクレーンのようなものに、エイダが吊り上げられていた。

いや、エイダだけでは無い。


ガコン、という音がして、エイダの隣のクレーンが動き出した。

もちろん、クレーンにはまた別の女の子が吊り上げられていた。

少ししてから、後を追うようにエイダのクレーンも動き出す。

クレーンがレールに沿って向かう先には、巨大な釜のような物があった。

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