説明書『この世界をもっと知りたい! コネクトとは!』
【本作品を手に取って頂き、誠にありがとうございます】
これは今作品に出てくるオリジナルシステム『コネクト』についての説明書です。
もちろん、本編だけでも分かって頂けるように制作しておりますが、ゲームで言うところのチュートリアルだと思ってください。
読み飛ばしていただいても、全然大丈夫です!
『コネクトワールド』基本システム解説
本物語の世界観を理解するための基本技術「コネクト」について解説します。
①:異世界の創造と接続
首筋に埋め込まれた「生体デバイス」は、脳領域を拡張し、思考能力等を向上させます。
この拡張された能力を用い、脳内に個人専用の異世界を創造・管理・干渉する行為。
これが基本的な「コネクト」です。
創造主(デバイスの持ち主)は異世界の「神」となります。
②:異世界間の相互接続
「コネクト」は他者の異世界と自身の異世界を接続する行為も指します。
接続された世界同士は「元々隣接していた」と確定され、永続的に繋がり、切り離すことはできません。
接続可能な異世界の数には上限があり、また世界のレベル差や構造によっては接続できない場合があります。
相手選びは極めて重要です。慎重に選びましょう。
③:シミュレーション機能「仮コネクト」と『ラグナロク』
接続のリスクを伴わずに交流や戦闘シミュレーションを行うための機能が「仮コネクト」です。
これは互いの異世界データを仮想空間に再現するものです。
召喚した英霊同士で戦う対戦シミュレーション『ラグナロク』は、プロリーグも存在する人気の競技となっています。
【総括】コネクト技術の意義
「コネクト」によって向上した脳スペックや、異世界から得られる知見・能力は、現実社会の科学や医療、産業など多岐にわたる分野の発展に貢献しています。
【物語の舞台】桜ノ島高校
コネクト技術の研究と人材育成のため、大手企業群が共同で設立した研究都市であり学園都市。
それが「桜ノ島高校」です。
【例】一般的な高校生のコネクト開始プロセス
では、実際に桜ノ島高校に入学した生徒はどのようにコネクトを始めるのでしょうか?
ここでは一般的な生徒「A君」の例を見てみましょう。
最初の授業:世界の創造
入学後。
最初の授業で「内部接続」を行い、自らの異世界の“素”となる何もない空間にアクセスします。
同時に生体デバイスを通して、創造主としての初期ステータスが査定されます。
【生徒A:初期ステータス】
創想力 (Imagination): B (アイデア力)
演算速度 (Processing): B (反映速度)
精神力 (Mentality): B (400/400) (スタミナ)
構築精度 (Precision): A (緻密さ)
潜在領域 (Potential Area): B (世界の広さ)
(※多くの生徒はB~Cランクの評価からスタートします)
≪基盤となる大地の形成≫
まず、神としての最初の仕事「大地創造」に取り組みます。
しかし、初期の精神力(MPのようなもの)は限られており、広大な大地を一度に創ることは困難です。
A君は約半年かけて、ようやく四国ほどの大きさの自然豊かな円形の大地を完成させました。
≪最初の生命の選択≫
大地が安定すると、世界に最初の生命が誕生する兆しが現れます。
システムがいくつかの候補を提示し、創造主はどの生命を最初に発生させるか選択します。
【生命発生イベント:以下から選択してください】
1:小動物(ネズミ、リスなど:平凡だが安定)
2:魔物(スライム、角ウサギなど:危険だが素材価値あり)
3:【レア】魔獣(ユニコーン:希少。未知の可能性)
A君は「レア」という表示に惹かれ、「ユニコーン」を選択しました。
果たして、A君の世界はこれからどのように発展していくのでしょうか?
そして、ユニコーンの選択は吉と出るか、凶と出るか……。
コネクトの世界は、神である生徒たちの選択一つで、無限の可能性を秘めているのです。




