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あなざーOne

作者: あまよ

はじめまして、あまよです。

微ホラー注意です。

こんにちは。私は未来から来たあなたです。


といっても一年後の世界なんだけどね。


お願いがあるんだけど、聞いてくれる?


「人生って、何が正解なんだろう。」


今日も思うんだ。今、この瞬間も、どう生きれば良いのか、とか

どう過ごせば良いのか、とかね。


きっと


授業中に居眠りしてるあの子達も、


部屋に籠って英雄になった気分のあの人らも、


液晶越しに酷いことをしているあいつらも、


皆自分が今すべきことなんて、なにも思ってなさそう。


もちろん異論は受け付けますよ。これはただ私の偏見ですから。


...え? じゃああなたはどうすべきなのかって?


私はあなたに少しの時間、ほんとに一瞬でも良いから生きるということについて考えてもらうことです。


「こう生きなさい!」とは言いません。(言えません)


かといって考えることも無理にしなくても良いです。


ただし私は「考えること」について可能性を感じています。


今後どう生きていけば良いのかなんて、私にも分かんない。


もしもだよ?宇宙人が地球侵略しに来たとする。


宇宙人達は地球の資源が欲しいみたいだ。


家も、学校も、お店も、偉い人達の会議場まで攻撃され、世界中が宇宙人に立ち向かった。


しかし、20年もの歳月がたっても戦いは終わらなかった。


世界中で協力しても、減っていくのは人間の莫大な貯蓄と、多少の宇宙人勢力だけだった。


人間達は泣き叫ぶ。


「お願いだからもうやめて」ってね。


でも、宇宙人は人間の言葉、感情を分からない。分かろうとしない。


一部の宇宙人は人間達とコンタクトをとろうとして来た。


だけど、人間はチャンスだと思った。その宇宙人を殺した。


その事がきっかけだったかもしれない。宇宙人は攻撃をますます激化させた。


その1年後、ついに地球の資源は枯渇し、宇宙人達はもうなにもない地球をみてこういった。


「次の星はもっとたくさんとれるかな?」


...変な話だって?


ふふっ


この話、宇宙人を「人間」人間を「森にすむ生き物達」にしてみて。


...分かるよね。


ちなみに私は私なりに考えを持ってる。


私が一番大切だと思う事は、「あいての立場にたって考えること」だと思う。


だって、今まで私たちがやってきたことは間違いだったと思う。


でも、今までしてきたこと全てが間違いかと言われると、言葉を返せなくなる。


過去の事はなかったことにはできない。


けれど、今後に活かすことはできる。


そんな時、具体的にはどう活かそうかと考えると、「あいての立場にたって考えてみること」が真っ先に出てきたんだ。


もちろんいろんな答えがある。この答えも批判されるかもしれない。


白黒つけるためには自分なりの「考え」を持つ必要がある。


「考え」を持つには「考えること」をしなくちゃいけない。


だから私たちは生まれながら「考えること」が自然に出来るようになっているのかもしれない。


...結局何が言いたかったんだって?


...。


......。


.........それは自分が一番分かってるじゃない。


今まで私が言った言葉も、話も、全部あなたの妄想にすぎない。


もちろん私もあなたが創った妄想上の人。設定。


具合が悪い? 


...。


あなたは友達が欲しかった。


だから私が今言った事を皆に言って、気を引こうとした。


だけど、全く聞く耳をもってもらえなかった。


だから、自分のことを認めてくれる便利な”私”を創ったのよ。


うるさい?


あなたが創ったのに? はは...面白いね。


なんで”身体”が思い通りにならないかって?


あなた覚えてないの? 自分がしたこと。


あえて言わないであげるから「考えて」みて。


あ、思い出してきた感じかな? どう?今のお気持ちは?


生きたい?


ふふ。それはよかった。


でももうこの”体”は私の物ね。


返して? あなたが望んだことじゃない。何を今さら。


じゃあ私はそろそろ行くね。


ーあなたの代わりに、最高の人生にしてみせるよ。

はじめまして、あまよです。

こんなこと言うのもあれですが...

[検証]

あまよの小説、本文よりこのあとがきの方が面白い説

を検証しようと思いましたが、検証方法が分からないので断念しました。

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