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良くも悪くも動き出す?

次の日。

僕は少々ビビりながら教室へ入って行った。

正直、昨日は全く眠れず、昨日のアレはきっと夢だったのでは、なんて考えていた。

いや、普通におかしいだろう。

まさかクラスのヒロインがリアルと二次元の区別の着かない残念すぎるゲーマーだったなんて。

だから、僕は忘れることにした。

…いや、忘れられないけど。


あのときは頭に血が上ってじゃあやってみろだのなんだの騒いでしまったが、どう考えてもあれは正気じゃない。


そりゃ、彼女は元々の顔立ちも相当な美人だし、問題なかったのかもしれないけど、僕は違う。断じて、違う。



祈るような気持ちで教室に入ったけど、教室は普段と全く変わらなかった。そして、彼女も。


あれはなんか何かの間違い。そんな風に自然と思えた。うん、間違い。


ぼーっとそんなことを考えながら斜め前の彼女にちらっと目を向けると、


彼女が突然振り向いた。



周りとの会話を断ち切って、…

なんの間違いかこっちに向かって歩いてくる。


「おはよう、光森くん」


そういう彼女の顔は天使だけど…目が笑ってない。いや、殺気でてる、これは。


「今日、放課後、暇?ちょっとお話しない?」


…えっ、いやいくら好きでも、無理です。命の危険感じるからっ


僕は冷や汗をかきつつ頬の引きつりを隠しつつ言う。


「あー…今日はちょっと…」


「あ、良かったー!じゃあ、放課後ねっ」


だめだ。聞いてない。


「えっと、だから!」


「じゃあ、放課後に、昨日と同じ場所で。待ってるから。絶対だよ?」


全力のヒロインスマイルが発動。そして全力の殺気も発動。


やばい

断ったら殺されるよね、これ…


彼女は笑顔で立ち去った。

クラスのどよめきが僕の耳にだんだんと届き出す。


クラスの男子に囲まれてどつかれる。


「おい、光森!あれ、なんだよー」

「抜け駆けかよっ」

「ずりー!」


いや、僕がなにか知りたいよ。


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