登場人物紹介
2章までに登場した主な人物を、自分自身の整理のためにも乗せてみました。
幕間の登場人物も入っています。
第2章までの主な登場人物紹介(今後のネタバレにならない程度で)
名前だけですぐ死んじゃった人たちと、一応人族外とかは省いてあります。
<本編の主な登場人物>
シィン
現在ハーフエルフ。不死者の呪いを受け、何度となく転生を繰り返す。その過程で基本的に命を奪うことに対して忌避感を持つようになる。相手が例え魔獣などであっても必要がないならば殺さずにすませる。逆に不死者及びその眷属に関しては明確に敵意を持って滅ぼそうとする。最初に救おうとした恋人を殺してしまったという過去から、基本的に女性に甘い。
アイシャ
人間。シィンの恋人。不死者に操られシィンに殺される。メインヒロイン。
アルフォード
エルフ。本名アルフォード・クリーク。「蒼風」の二つ名を持つ優れた野伏。シィンやフィリアの師の1人。不死者に操られ、シィンと闘い命を落とす。
ビロウズ
エルフ。本名ビロウズ・レイン。「銀月」の二つ名を持つ優れた精霊使い。シィンやフィリアの師の1人。不死者に操られ、シィンと闘い命を落とす。
フィリア
エルフ。本名フィリア・サージェ。シィンの従姉妹に当たる。両親を早くに亡くしアルフォードに育てられる。一度里に戻ったがシィンを追いかけて、再びアズルの街にやってきた。ディーの恋敵?
ディー
人間。本名ディー・エリストン。ザナス王国の新鋭パーティ「新しき星」唯一の生き残り。水精王からディー本人に水の加護を得る。そのため、水の魔法については特に優れた力を示すことができるようになる。シィンが気になる。フィリアの恋敵?
カイト
人間。本名カイト・リーン。ケイトの2つ上の兄。「風追い人」のリーダー。優れた重戦士で、判断力、決断力に秀でている。シャリーの恋人。火精王に炎の加護を剣にもらう。後に「炎剣」の二つ名を得る。
ケイト
人間。本名ケイト・リーン。カイトの2つ下の妹。「風追い人」のメンバー。腕利きの野伏で軽戦士かなり勝ち気で、少し男嫌いの気がある。風精王から弓に風の加護をもらう。後に「風姫」の二つ名を得る。
グレン
ドワーフ。本名グレン・カーク。過去は腕の良い鍛冶師だった。炎と鍛冶、工業を司る男神「カイロス」の神官戦士。地精王にバトルアックスと本人自身に地の加護を得る。後に鍛冶師に戻り、幾多の名剣を鍛える。通り名として「鋼の声を聞きし」グレンと呼ばれるようになる。
シャリー
人間。本名シャリー・ランド。カイトの恋人。「風追い人」のメンバーで参謀役。優秀な魔術師で、古代魔法と精霊魔法の使い手。識者としても優秀で、様々な知識を身につけている。性格は優しく、誰に対しても笑顔で接するため人気があるが、本人はカイト以外に平等に接しているだけ。水精王により杖に加護を受ける。後に多彩な魔法を使いこなすスタイルから「魔虹」の二つ名を持つ。
ファーサイト
豹人。本名ファーサイト・ロウ。「風追い人」のメンバー。優秀な探査者で射手。戦闘スタイルとしては遠距離から攻撃を加えて援護に当たるか、隙をついて側面から奇襲するか、という形を取る。風精王からの加護を受けてからは、より隠密性が高まったため、後に「無影」の二つ名を持つ。
ギド
竜人。本名ギド・ガラル・ルド・ディノ。2ミトルを超える違丈夫で、その体格を生かした重戦士。武器は斧槍を好んで用いたが、その他にも様々な竿状武器に精通している。また、隠し業として炎の精霊魔術を使うことができる。かつてはアルフォードとパーティを組んだこともある一流冒険者だったが、引退した。現在はアズルの街で「風の止まり木亭」という冒険者の宿を営んでいる。ちなみに料理の腕は超一流。彼の料理があるために宿に居着いた冒険者もいるほど。性格は豪快だが、意外に気配りもできる。宿の親父としても超一流。
<幕間の主な登場人物>
ガリウス
虎人。闘技場の元チャンピオン。2代前のシィンと同じ雇い主の下で剣闘士をしていた。最初は仲が悪かったが、後で友人となる。酒を飲み過ぎる悪癖があるので度々シィンに注意されていた。
シャールタ
竜人。ザルツ王国の都市レンナルトにある魔道具店「ガルムの店」の店主。5代前のシィンとパーティを組んだことがある。その時に友人となった。シィンの呪いについても知っている。シィンの「亜空珠」を150年間預かっていた。気に入らない客は店からすぐに叩きだすことで有名。
ゼフィロス・ミ・シュアルとユーライア・ミ・シュアル
2人とも純血のエルフ。エルフの里「シュアル」の長とその妻。フィリアのことを自分の娘のように思っている。シィンのこともよく知っているため、フィリアが再び里を出るように促した。(ゼフィロスは消極的に、ユーライアは積極的に)
グルド
ノーム。様々な魔術について造詣が深いが、特に付与魔術について天才的な魔導技術を持つ。おそらく4大精霊王と契約を果たしたのは有史以来彼のみ。シィンとは初代と5代前の2度、関わりを持つ。ちなみにシィンの剣に精霊王達が加護を与える場面に立ち会っている。また、シィンが知らぬ剣の秘密も知る人物。3度目の出会いを熱望していたが、縁無く死去することとなる。