ハロウイン9(200文字)
あとがきの方がオチっぽいとか、そういうこと言わない。
今日はハロウィン。
街には奇天烈な衣装を来た少年少女で溢れている。
僕もその一人だ。
【ピンポーン】
インターホンを押す。
玄関が開き、女性が顔を出す。
僕は一言。
「トリック オア トリート?|(悪戯かお菓子か?)」
女性は言う。
「ではこの棒付きキャンディーをあげるので一発ギャグをお願いします」
「……え?」
「では、どうぞ」
「え~と、ま、魔法のステッキ~☆」
「11点」
扉が閉まる。
お笑い芸人にはなれそうにない僕だった。
この小説が11点とか、そういうこと言わない。