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   ☆72☆


 孫空子が、

「ボクもう飽きちゃったよ! おウチに帰ろうよ!」

 空子の横には、変化を解いて血まみれになったベルがいて、

「ウフフ、もっと楽しみたいけど、アタイも限界みたいだね」

 地面から顔を出した千代が、

「ごめんなさい、ごめんなさい。千代も右に同じです」

 ベルが、

「それじゃ退却」

 言うなり三人の姿が一瞬でかき消えた。

 凛華が、

「この世に悪の栄えたためしはないんだよ!」

 ビシッと可愛いポーズを決めている。

 サヤが、

「どうにか、こうにか、退散出来たようデスね。でも、桃太郎には逃げられました」

 俺は疑問を口にする。

「桃太郎といい、三人娘といい、いったい、奴らは何者なんだ?」

 桃太郎の目からビームはどことなく、スコーピオンの最後の攻撃に似ていたし?

 サヤが、

「奴は様々な世界を転生しまくり、様々なチート能力を手に入れ、神になるとか、何とか、詳しく話すと長くなるのデスが」

 俺は腕組みし、

「いいから全部話せよ。超、気になるじゃないか」

 サヤが嘆息し、話し始める。

 こっから先はサヤの一人称だ。

 サヤいわく、

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