三ツ星レストラン
ホットケーキがひっくり返る
姉は料理が下手だった
照明すらも淡くも美しくする艶と
鼻腔を擽るような仄かな甘い香り
三枚目が積み重なったキツネ色に焼けたホットケーキに
添えられるのは金色のハチミツと純白のバター
それも蕩け合って香ばしさをより引き立てる
姉の自慢の一皿だ
俺のために作ってくれる姉の作品
なにも三ツ星の料理人である必要はないのだ
姉は俺のために料理をしてくれている
下手だった姉は俺にとっては三ツ星の料理人なのだ
ホットケーキがひっくり返る
姉は料理が下手だった
照明すらも淡くも美しくする艶と
鼻腔を擽るような仄かな甘い香り
三枚目が積み重なったキツネ色に焼けたホットケーキに
添えられるのは金色のハチミツと純白のバター
それも蕩け合って香ばしさをより引き立てる
姉の自慢の一皿だ
俺のために作ってくれる姉の作品
なにも三ツ星の料理人である必要はないのだ
姉は俺のために料理をしてくれている
下手だった姉は俺にとっては三ツ星の料理人なのだ
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