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幽霊の君へ   作者: かなもじ
4/5

導かれし者。

「んぅ ん?」


意識が戻った。


「俺はこんなとこでなんで寝てるんだ?」


あ、そっか、足滑らして落ちて、気絶してたのか。


とりあえず、起きてこの山を出なければ。


雨もいつのまにか止んでいた。


起きて前を見た。


「こ、これは…」


「幻の…祠?」


俺の目の前には祠があった。


タッ タッ


俺は導かれるようにその祠に近づいていった。


そして、その祠の前で手を合わせた。


「うわ!」


急に目の前が白くなった。


「三好有希。お前は霊界と人間界を繋ぐことができる人材だ。お前なら他の奴ができなかったことができる。」


繋ぐ? できなかったことができる? は?


「お前誰だ!」


「ん?私か?私の名は…

ってそんな簡単に教えると思ったのか!この青二才が!

お前ごときに私が誰かなど言うはずなかろうHAHAHAHAHAHA!!!!!!」


俺は思った。


ウゼェなと。


てか、俺のこと最初褒めてたやん。


「お前には、とある能力をさずける。」


「なんとか頑張れよ!」


「いや、ちょまて、能力ってなんだ!おい!まだ話は終わっt うわっ!!」


急に目の前が暗くなり意識がなくなっていくのが分かった。













「ゆう… ゆうき… 有希!!」


「はっ!!!」


目が覚めたら目の前には春樹。


「有希…目が覚めてよかった!」


「春樹。俺はどうなってた!?」


「お前、滑り落ちていって、そこで意識を無くしてたんやろ、俺が滑り落ちていった先を探してたらお前を見つけた。」


「なぁ、祠があっただろ!幻の祠!ついに見つけたんだよ!」


「はぁ?頭打っておかしくなってもうたんか?そんなんなかったけど。」


そんなはずない!俺は見たんだ、幻の祠を!

後、なんか変な奴とも喋ったんだ!


「有希、大丈夫か?」


「う、うん。」


「とりあえず帰ろうや。話は帰ってから聞くわ。」


「分かった。」


そうして俺らはばあちゃん家に帰った。






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