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家に帰った僕は、カップラーメンを食べた。シーフード味だった。麺、具材を残らず食べ、スープも飲みほそうかと迷った。
迷いに迷って、台所の流し場に捨てた。
それから、お昼寝をした。
寝ていると家のチャイムが鳴った。アクビをしながら、玄関に行く。
上杉が立っていた。彼は、言う。
「暇なんだ。俺の家で一緒に飲まないか?」
「うーん、暇なら、また僕を東京に連れて行ってよ!」
「東京の何処に行きたいんだ?」
「ジュリアナ!」
「…残念だが、もうないよ。ちょっと前に期間限定で復活したが、今は、もうないんだよ」
彼は、僕を諭すように言う。
「じゃあ、上杉くんの家で飲むよ」
そう言って僕は、彼の家にお邪魔した。
二人でウィスキーのロックを飲む。タワイナイ話をする。
しばし、沈黙が訪れ、その後に彼が僕に言った。
「おまえ、クォーターか?」




