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ある日、ランニングを終えて家に入ろうとすると下はジャージで上はTシャツの上杉を見た。


彼は、そのまま家に入って行った。


(上杉くん、結構がっちりした身体なんだな)


そんなことを思いながら、僕も自分の家に入る。


次の日、僕は、仕事だったが、朝、少しだけランニングをしようと家を出ると、上杉もジャージ姿で家を出ようとしていた。


「上杉くん、一緒に走ろうよ!」


そう笑う僕に彼は、言う。


「俺は、走らない。歩くだけだ。走る筋肉と歩く筋肉は違う。俺が欲しいのは、歩く筋力だ」


そう言ってスタスタと歩いて行ってしまう彼を、しばらく、見ていたが僕は、走り出した。

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