ストレスの村
アルフレッドがドラゴンを、二匹退治し、その首を持って、ストレスの村へ戻った。
「こんなに近くに、ドラゴンの巣があったんだぞ!?俺達はそれを退治した。それなりの待遇が、あってもいいんじゃないか?」
「むむっ!確かにこれは脅威じゃった!ありがとう礼を言おう」
「なんかください!」
ナンバーが単刀直入に言った。
「む~、うちの村は貧困でのぅ」
「でも、僕達がドラゴンを倒さなかったら、もう村なんて壊滅」
「うむ、わかった。ではこの手投げ剣を、持っていってくれ!魔法使いには心強いじゃろ?」
「まぁこんなところか!」
アルフレッドは仕方なく引いた。
「ああ、後今夜一泊タダにして」
「ええじゃろう」
しかし、その夜……
コト、コト、コト。階段を誰かが登ってくる。コトコト、コトコト、コトコト、どうやら二人だ! アルフレッド、キッド(チェルシー)、パドル、ナンバーは気づいていた! キィー、ドアが開いた! 先の人物は一斉に起きた! ナンバーが、灯りのランタンで侵入者を照らす!
「皆!起きろ!」
アルフレッドが叫ぶ!寝ていた者は事態を把握できない。そこにつけこんで、侵入者は攻撃を仕掛ける! しかし! アルフレッドが剣で突き刺した! 傷ついた侵入者は必死に逃げる。かなり俊敏だ。アルフレッド達では、追いつかない! 起きたサヘルに「炎をぶつけろ!」と、アルフレッドが指示する!
「炎よ!球となって敵にぶつかれ!」
すると火の玉(直径一メートル)を二発、それぞれに向かっていく!
「ヒィィィ!」
見事命中!侵入者はその場で倒れた。その隙にアルフレッド達が追い付く!
「観念しろ!」
「わかった!もうやめてくれ!」
「何者だ!?」
「それは明日話すから、今日は勘弁してくれ!」
「どういう事だ?」
「俺達はこの村の住人なんだ」
「なんだって!?」
読んでくれてありがとうございます。ドラゴンどうでした?