猫蜉蝣3
連載中「たった一つの世界」のサイドストーリー。
あれってつまりあれさ、世界が見えてないってこと、見ようと思って見えるもんじゃないんだけど、見えちゃうんだよねぇ。
不便な事にさ。
特にわれわれにとっては、どうでも―――――というより、どうしようもないわけじゃん。
言っても通じないんだ人間には。ねぇ?
ほら、言ってる側からバ ラ バ ラ ・ ・
・
・
・
く
ず
れ
ち
ゃ
っ
て
る
。
あらら。こりゃぁすごい。
ボ ロ ボ ロ
あ―――――
だ め
だ
こ
り
ゃ
。
で
も
ほ
ら
、
ね
ぇ
猫
の
手
も
借
り
た
い
な
ん
て
言
う
み
た
い
だ
け
ど
、
気
安
目
ど
こ
ろ
か
は
っ
き
り
言
っ
て
邪
魔
じ
ゃ
な
い
か
と
・
・
・
・
・
ま
、
ど
う
で
も
い
い
ん
だ
け
ど
ね
。
夜明け前だ!
頂点は頷き、猫達を見渡した。
「そろそろ解散にしようか。
あーそうそう、
今日は雨が降るからね。
あーははははは。」
携帯の方は読みづらいですね、すみません・・・!