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3日間の異世界転生  作者:
一日目編
7/18

一日目⑥ 魔王の自我

初投稿なのでだいぶ雑です!

多目に見てくれると嬉しいです!

ナイトとブレイがまた部屋に戻っていく。


僕が…魔王…

そして…ナース…


記憶を思い出しても、僕の疑問がなくなることはなかった。


いきなりあなたは実は魔王でした…って言われても、すぐに納得することなんかできない。


”納得”はできない、でも”確信”はしている。


だって、僕の記憶は本当なんだから。


もし実は全部嘘だったとしても、この確信は取れることはないだろう。


ふわあ…眠い…


体が鉛のように重い、すぐに眠れそうだ。


忙しい1日だった…


目をゆっくりと閉じる。


意識がなくなっていく。


………………………


………忙しい1日は、終わらないらしい。


「痛っ!!」


僕は慌てて飛び起きる。


右手から激痛がしたのだ。


見てみると、黒い血管が浮き出ている。


「これは…!」


あの時のムチと、同じものだ。


ムチが僕の腕を飲み込むように生えてきて、僕の顔に一直線_______


「うおっうぅおおおおおお……!!」


慌てて左手で顔を守る。


「ツツッ!」


痛い、左手から血がにじんでいる。


「うおっ?」


ムチが勢いよく僕の腕からでていく、大きなミミズのような形だ。


そのムチは、凄いスピードで部屋の隙間から出ていった。


「……………」


あれは、一体なんだ!?


いや、あれは魔王の自我だ、記憶にそうある。


ベッドから飛び起き、勢いよくドアを叩き開ける。


あいつを野放しにしたらまずい!


「凄い音がしたが…一体何があった?」


ドアの前にはナイトがいた、どうやら、音を聞きつけて僕の部屋の前にきたらしい。


「ええと…化け物が僕の…部屋にいて…そして……逃げていったんだ!」


とりあえずこう言う、あれは僕のせいだと言ったら、なにかまずいことになりそうだから。


眠っていたブレイを叩き起こし、外に出る。


え?まだ宿にいるかもだって?


あのムチは宿から出ていった、僕と繫がっていたから分かるんだ。


ムチは、意外とすぐ近くにいた。


だけど、また凄いスピードで逃げていく。


「早く”準備”しとけよ、ブレイ」


「俺は先に行っとくからな」


「ちょっとナイト!おいてかないで!」


二人はムチを追いかける。


こうして、ムチと三人の鬼ごっこが始まった。


_______________________


俺の魂の一部が、こっちに向かってくる…


ふふっ…そうだ…こっちに来い…


俺はまだまだ強くなる…


ふふふふっ…


コイツの自我を…あと2日…約2日だ…


コイツを奪えきれば…俺は自由になる…


殺したい…殺したい…殺したい…


早く…………


殺したい…………………


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