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3日間の異世界転生  作者:
三日目編
14/18

三日目① 洞窟へ

初投稿なのでだいぶ雑です!

多目に見てくれると嬉しいです!

チュンチュン、チュンチュン。


鳥の鳴き声が聞こえる。


それを目覚まし代わりに起きる、気持ちのいい朝とは言えない。


ついに来た、魔王を倒す日だ。


今度は寝すぎた、ボーリング玉のように重い頭をなんとか持ち上げ、部屋を出る。


目ヤニをとったり寝癖をなおしたりしながら、ナイトの部屋へ向かっていく。


ドアを開けると、そこにはブレイがいた。


「おはようございます……」


「おはよう……それで、ナイトは?」


「……ダメ……みたいです」


結局ナイトは起きなかった、二人でなんとかするしかない。


まずは腹ごしらえ、腹が減っては戦はできぬ……だ。


パンをもらい口に運ぶが、今日はまったく食欲がわかない。


恐れて……いるのか? 魔王に負けることに。


パンを口に詰め込んだあと水を流し込み、無理矢理腹の中に入れる。


「それじゃあ、行こうか」


僕たちは宿をあとにした。


洞窟につくまでしばらく時間がかかる、ブレイと少し話そう。


「そういや……ナイトとはどこで合ったの?」


「初対面の時ですか? ええっと……あれは……」


_______________________


私は走っている、もう体は限界だ、走るたびに足と肺が痛む。


足元にたくさん石が落ちてる、これは使えば普通ならなんとかなるが。


でも止まるわけには行かない、止まったらここで死んでしまう。

 

おばあちゃんみたいに……


後ろからとんでもない速度で何かが追いかけて来る、そしてそれは私の頬を切った。


ツー……と血が流れる。


大丈夫、擦り傷だ、まだ走れる。


そう思った矢先、それは標的を私の頬から私の頭に変える。


あの速度で切られたら私の体と頭は離れ離れになる、どんどんと私の頭に近づいていく。


逃げられない、もうダメだ。


その時、騎士が現れた。


金属音と、ぬじゅっっ……という音がする。


立ち止まり後ろを見ると、黒色のミミズのような物体がのたうち回っている。


そしてその近くに、太い剣を持った騎士が立っていた。


騎士は私を見てこう叫ぶ。


「ここは危ないぞ! 早く逃げろ!」


いつの間にか足と肺の痛みはなくなっていた、また走り始める。


私の後ろに、騎士がついていく。


騎士は自分の剣を削り始め、後ろへばら撒く。


その直後、爆発した。


爆風に背中を押されながら、走っていく。


そうして私と騎士は、洞窟から抜け出した。


洞窟の外にでたあと、騎士は……


_______________________


「また自分の剣を削り始めたんです、そうして削った粉を小さい袋に入れて、私に差し出しました」


「何か危ないことがあったら、これを使えって」


ブレイはいい終わったあと、こう付け足した。


「まぁ……もう貰った分は全部使っちゃったんですけど」


ブレイの話が終わったあと、ちょうど洞窟についた。


いつ見ても不気味な場所だ、まぁ見るのはこれで2回目だが。


そうして僕は、洞窟の中へと入っていった。


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