プロローグ タイムリミットは3日間
初投稿なので雑なところがあると思いますが、お許しください。
新作書きました! 良かったら見ていって下さい!
気がついたら、そこは僕が知ってる世界ではなかった。
「どこ…ここ…」
もうそれしか言うことがなかった。そりゃそうだ いきなり真っ白な背景で何も無い所に飛ばされたのだから。
しばらく途方に暮れていると縮こまってる人を見つけた。
金髪で整った顔をして神話にでてくるような服を着ている女神みたいな人だ。実際、女神だったらしい。
「あの〜…」
と声をかけようとしたら、
「すみませんでした!!」
と涙ぐんだ大きな声で言われ、僕は驚き、体をのけぞさせる。そんなこんなで僕はここに来るまでの記憶を思い出してきた。
高校終わりの放課後、僕、麻鬼 王太郎は信号を渡っていた。この信号を渡った先に僕の家があるのだ。いつも通り信号を渡ろうとしたその時、いつも通りじゃないことが起こった。
僕に”何か”が当たったのだ。その”何か”が僕には何なのか分からなかった。ただ分かるのは、僕に”何か”が当たったことと、それで僕はふっとばされたことだ。
すごい勢いでぶつかったのだろう、頭から血が噴き出してる。眠い…でも眠ったら駄目だ。ここで寝たら僕は死ぬ。でも人は死に抗えない そのまま僕はスリープボタンを押されたように目を瞑る。そしてそのまま、この世界で僕が目を開くことはなかった。
過去回想をしている間、今の僕は縮こまっていた女神からこんなことを言われた。
これから異世界転生をすること
その異世界で魔王を倒せば現世に戻れること
3日間以内に倒さなければ僕の魂は消滅すること
何を言ってるのかわからないだろう、僕も何を言われているのか分からなかった。まだまだ質問したいことが山ほどある。
僕が質問しようとすると、女神はこう言った。
「もうすぐ時間です。頑張って下さい」
「えっちょま
そう言い切る前に、僕はまた別の世界へ飛ばされた。次の場所は平原だった。ここが僕の転生した異世界らしい。
「はぁ…」
まだ状況の把握ができてないまま、3日間のタイムリミットが始まった。
〜真っ白な世界〜
同じ服装をした女神がさっきの女神に近づいていく
???「元気だしなって!スービ!」
スービ「でもあれでよかったのかな…」
???「充分良かったと思うよ!説明足りてないとこはあったと思うけど」
スービ「だって緊張して」
???「はいはいわかってるって!それより自分がやったことに責任を感じてるんじゃないの?」
スービ「だってああなったのは」
???「違う違う!”私たち”の責任だっていつも言ってるでしょ!」
スービ「うぅ…ビーナぁ!!」
ビーナ「はいはい よしよし…」
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