第70話 対パリ軍作戦会議
ブルーノとクルト、ブリュノはパリ軍基地の攻略について話会う。ブリュノが聞く。
「敵の索敵を逃れる方法をお話願えませんか。」「分かりました。ハンティング・ウルブズの空中戦闘艦と装甲車にはステルススクリーンと言う不可視でレーダー探知にかからない装置が組み込まれています。」
「それで奇襲をかけられるのですね。パリ軍に知られている可能性はありますか。」「無いとは言えません。タウンズビル軍の司令官が知っていますので。」
「そうですか。知らないものとして作戦を立てましょう。」「パリ軍の司令官は大丈夫ですか。」
「ジスラン・デュモン司令官は自分の軍の戦力を過信しています。傭兵団が参加しても脅威には思わないでしょう。」「ならば、奇襲を仕掛けましょう。」
そこへ自警団員が入って来る。
「パリ軍本隊の軍用ヘリが出撃しました。数15です。」「クリスを出撃させてください。追い払うだけで結構です。」
ブルーノもコンラートに言う。
「ワルカとクリスを出してくれ。」「了解。」
ワルカとクリスは出撃して峠付近に隠れる。エリクが指揮を執る。
「ライフルで一斉に狙撃する。逃げても追うなよ。」「了解。」
アウレールのワルカのレーダーに反応があり、スクリーンにヘリが拡大して表示される。
「ヘリが来ました。狙撃しますか。距離は2キロです。」「まだ遠い。距離1キロまで引き付けるぞ。」「了解。」
ヘリが1キロの距離に迫る。ワルカとクリスはリンクして標的がそれぞれに表示される。
「撃てっ。」
ヘリが8機突然爆発し落ちていく。ヘリの編隊は崩れ、1機が逃げ出すと残りの6機も逃げ出す。エリクはヘリが十分に離れたのを確認して言う。
「帰艦する。」「了解。」
ワルカとクリスはエリア79へ戻る。ブリュノは言う。
「無事に追い返したようです。」「よかったのですか。こちらにライフルがあることを教えたようなものですよ。」
「大丈夫です。パリ軍のマグニとガントはライフルを装備しています。」「そうですか。軍備が充実していますね。」
「その分、彼らは住民から徴税しています。」「軍を倒したらどうしますか。」
「フィクサーに依頼してまともな司令官をお願いするつもりです。」「自分で治めようとは思いませんか。」
「面倒です。自警団の団長で充分ですよ。」「そうですか。作戦はセレーネで奇襲することでよろしいですか。」
「はい。セレーネでパリ軍基地に着陸してハンティング・ウルブズの装甲車で団員を運びます。同時にクリスとワルカを発進させて、まず戦車と人型兵器をたたいてもらいます。」
「次に、レーザー砲搭載車両、自警団の装甲車を出します。さらにラングドッグを基地に近づけます。どうですか。」
クルトがブリュノに言う。
「自警団とハンティング・ウルブズの団員では練度が違います。別行動にした方が良いと思います。」
「確かに・・・こうしましょう。基地の建物の西と東に分けて制圧していくのはどうでしょう。」「司令官の首は早い者勝ちですね。」
ブルーノたちは細かいところをつめていく。




