第69話 団長2人
ブルーノとブリュノは、握手して挨拶する。ブリュノはブルーノに言う。
「私たちと共闘を決めていただきましてありがとうございます。」「私たちは、まだ共闘するとは決めていません。」
「と言うと私の話を聞いてから決めるのですね。」「はいそうです。どのような方針で戦うのですか。」
「私たちは自警団です。住民の被害を出さずに戦うつもりです。」「しかし、本隊と戦うとなれば都市に被害が出るのではないですか。」
「はい、本隊に気づかれずに近づいて住民から引き離して戦うつもりです。」「そのようなことが出来るのですか。」
「あなた方の協力があればできます。」「どういうことですか。」
「私はハンティング・ウルブズの戦歴を調べています。あなた方は何らかの方法で敵の探知を逃れて接近していますね。」「答えることはできません。」
「私は、気づかれずにパリ軍基地に侵入して奇襲するつもりです。」「それに我々が必要だと言うのですね。」
「それだけではありません。鮮血のワルカと呼ばれるパイロットはかなりの腕前です。それに団は統制の取れた行動が出来ますね。」「確かにそうです。」
「まだ、説明が必要ですか。」「いいえ、協力しましょう。」
ブルーノはブリュノがハンティング・ウルブズのことをかなり詳しく調べていることに驚く。ブルーノはクルトに話す。
「共闘を認めることにしたよ。」「ならば、良い人物のようですね。」
「かなりの切れ者だよ。俺たちのことを調べていて、ステルススクリーンの存在にうすうす感づいているようだ。」「確かにこれまでステルススクリーンで有利に戦っていますから戦歴から予測したのでしょう。」
「今回は仲間で助かるよ。」「敵に回ると厄介ですね。」
ブルーノたちの休憩後、2人の団長により雇用の契約がなされる。ハンティング・ウルブズの団員と自警団団員は紹介し合う。
自警団のパイロットのエリク、ルイーズ、リリアーヌ、エドガールは、アウレールとクリスタにあって驚く。リリアーヌが言う。
「この子達がパイロットなの。」「リリアーヌ、あなたもまだ16歳でしょ。」
ルイーズが言う。クリスタが4人に言う。
「アウレールが鮮血のワルカなのよ。」「この子が?シミュレーションで模擬戦してくれる。」
リリアーヌが言うとクリスタが名乗りを上げる。
「アウレールと戦いたかったらナンバー2の私に勝ってからよ。」
アウレールたちは、シミュレーションで模擬戦をすることになる。
パイロット8人は、ラングドッグの格納庫に行く。クリスタとリリアーヌが対戦することになる。
レオンとデニスはルイーズに夢中で話しかけている。ルイーズは妙齢の美女だったからだ。
クリスタとリリアーヌが模擬戦を始める。舞台は岩山である。
リリアーヌはセンサーを頼りにクリスタの動きを捉えようとする。クリスタは山肌ぎりぎりで飛行して、リリアーヌのクリスを発見するとライフルで撃つ。大破の判定が出る。
クリスタとリリアーヌは10戦行うがクリスタがすべて勝ちを取る。クリスタはコックピットから出るとみんなに言う。
「全く歯が立たないわ。」「次は俺がするよ。」
4人の中では一番腕に立つエリクがクリスタに挑む。
レオンがルイーズ、リリアーヌ、エドガールに説明する。
「アウレールとクリスタは別格だよ。俺たちも全く歯が立たないのだから。」「そんなに強いの?」
「実戦でもそうだよ。特にアウレールは圧倒的だよ。」「リリアーヌ、彼、誘いなさいよ。」
「そうね、かわいいからありね。」「ルイーズさんは付き合っている人いますか。」
「いないけど。」「俺と付き合ってみませんか。」
「レオン、ずるいぞ。」
デニスが抗議する。彼らが話している間に模擬戦は終わる。クリスタの全勝である。




