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再生の星のアウレール  作者: ぽとりひょん
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第45話 空中戦

 アウレールは、ガントの機銃掃射を右へかわすとガントとすれ違いざまにワルカの胸部機銃を掃射する。弾はガントに当たるがダメージはない。首領は怒る。

 「なめているのかー」

ガントは振り向きざまに機銃を掃射するがワルカは読んでいたかのようにかわし、ライフルで機銃を狙って撃つ。ライフルのエネルギーは機銃をかすめる。

 首領は再び機銃を掃射しようとするが機銃は暴発する。機銃はライフルのエネルギーで部品が融解していた。ガントは左手に持つ盾に収納されている剣を右手に持つ。

 ワルカもライフルを左手に持つ盾に収納して、背中に装備されている魔剣グレンデルを右手に持つ。アウレールはグレンデルの魔力を乗せ固く鋭い刃にする。

 首領は盾を前に出しワルカにぶつけてくる。アウレールは盾で防ぐ。首領がわめく。

 「何なんだ。お前は、なめているのかー」「生け捕りにします。」

アウレールは冷静に言う。その言葉は首領を激怒させる。

 「殺す。殺してやる!」

ガントは剣でワルカのコックピットを狙って突きを放つ。ワルカは盾の防御シールドを展開する。剣は防御シールドにはじかれる。

 アウレールは、魔剣グレンデルでガントの右肩を狙い突きを放つ。首領は危うくかわしてワルカから離れる。そして、再び盾を前にしてぶつかってくる。

 アウレールは、ワルカを回転させ、ガントをかわすと、後ろから魔剣グレンデルで切りつける。ガントは噴射装置を壊されて落ちていく。

 首領は軟着陸を試みながら、独り言を言う。

 「化け物め。」

首領は相手が本気を出していないことを感じている。それでも空中戦でガントはワルカに及ばず、いいようにあしらわれている。

 ガントは丘の斜面を滑り落ちながら落下の勢いを殺して止まる。ワルカがガントの前に着陸する。

 アウレールは、首領に言う。

 「そろそろ降参してください。勝てないことは分かっているでしょう。」「黙れ小僧!」

ガントが剣を振りかぶった瞬間、ワルカは魔剣グレンデルをガントより数倍の速度で振り上げ、ガントの右腕を切り落とす。

 首領にはワルカの斬撃が見えていない。

 「小僧、何をやった?」

ワルカは再び横に一閃する。ガントは両足を失い倒れる。首領は現実を受け入れられない。

 「こんなバカなことがあるか。この鮮血の化け物め。」

首領は、ハンティング・ウルブズの団員にコックピットから引き出され拘束される。

 ブルーノはアウレールに言う。

 「アウレール、よくやった。奴はお前のことを鮮血の化け物と言っていたな。強くなったよ。」「俺はシミュレーションで練習しているだけだよ。」

 「鮮血のワルカはどうだ。」「二つ名ですか。まだまだですよ。」

アウレールにパイロットとして腕を上げている自覚はない。彼はもっとうまくワルカを操りたいと考えている。

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