表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
再生の星のアウレール  作者: ぽとりひょん
199/256

第199話 レーガの次の手

 軍は世界各地で都市から追われて、北米の都市に存在するだけになる。軍の士気は低下して軍を抜け出す者が後を絶たない状態である。それは本拠地のロサンゼルス軍基地でも同様である。

 レーガは軍に止めを刺す計画をする。すでに北米の各都市には軍の排斥運動を起こす人員を送り込んでいる。

 「いよいよ、我々の時代が来ますな。」「いや、北米は軍の本拠地です。」

 「また、ハンティング・ウルブズですか。」「今回は軍を消滅させるという栄誉ある役目です。」

 「では、カリオンか、ハウンドでどうでしょう。」「彼らに傭兵団を指揮させましょう。」

 「それなら、数でも負けることはありませんな。」「では、手配をしましょう。」

カリオンのカルロ団長は、ある方々の依頼を聞いて言う。

 「俺たちが10の傭兵団を指揮するんだな。」「はいその通りです。」

 「俺の命令を聞かない奴はつぶしていいだろ。」「仲間でのつぶし合いは避けてください。彼らには命令に従うように伝えておきます。」

ハウンドのイーヴォ団長も、ある方々の依頼を聞いて言う。

 「10の傭兵団ですか。数がいれば良いというわけではありません。統制の取れない味方ほどたちも悪いものはありません。」「指示に従うように言ってあります。うまく使ってください。」

カルロ団長とイーヴォ団長は、他の傭兵団が言うことを聞くとは思っていない。せいぜい敵に突撃させて数を減らすことに役立てば良いと考えている。

 彼らは初めから他の傭兵団と連携をとって戦えるとは思っていない。それは自分たちでも知らない傭兵団の指揮で命をかける気にはならないからだ。

 しかし、レーガは数が揃えば楽に勝てると考えていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ