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再生の星のアウレール  作者: ぽとりひょん
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第166話 アウレールとクリスタの旅立ち

 ワルカとクリスタのクリスはカイとロアによって改良がくわえられる。盾には予備のライフルが装備される。そして、両足にはミサイルポッドが取りつけられる。

 ミサイルポッドには、多弾頭ミサイルが3発装備され両足で6発ある。機体もパイロットに合わせてチューンアップしなおしている。ロアがアウレールとクリスタに言う。

 「さいーこーうの出来ですよー。」「はあ。」

カイが2人に言う。

 「出来るだけのことはしたぞ。ミサイルは多弾頭タイプだ。有効に使えよ。」「ありがとうございます。」

アウレールとクリスタはワルカとクリスを受け取ると地下基地に入る。フレームシリーズ用の階層からエレベータでドックに降りる。

 宇宙強硬偵察艦スクルドが後部甲板のハッチを開けて着陸用のマーカーを出す。ワルカとクリスは後部甲板に着陸して格納庫に入る。

 格納庫にアンドロイドのスクルドが来る。スクルドは艦橋に案内して、2人に艦長用の部屋へ案内する。

 「ここで、浮島到着までくつろいでください。」「分かりましたが、部屋は同じなのですか。」

 「お二人は恋人同士なのではないですか。」「ち、違います。」

 「では。お部屋を分けますか。」「いえ。このままでいいです。アウレール、いいよね。」

 「クリスタがいいのなら、構わないよ。」

スクルドは人間は難しいと思う。彼女にはアウレールとクリスタは恋人同士に見えていたのだ。

 「それではスクルドを発進させます。」「艦橋で外の景色を見ていいですか。」「ご自由にどうぞ。」

丘の地面がせりあがってドックのハッチが開く。宇宙強行偵察艦スクルドは浮き上がり滑る出すように発進する。

 艦橋からはエリア29の町が見える。クリスタが言う。

 「これで、しばらくは見られないかもしれないわね。」「必ず帰るさ。」「そうね。」

宇宙強行偵察艦スクルドは静かに加速していく。すでにステルススクリーンを展開しているので探知されることはない。

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