第132話 事実無根
台北の市議会で軍の司令官が横領をしていたとして罷免するかどうか話し合われる。この情報はマスコミによって住民に知らされる。
軍の司令官は、会見を開いて事実無根だと主張する。しかし、住民には罪を認めていないように受け止められて軍への非難が強くなる。
レーガが台北でのことについて話し合われる。
「横領とはスパイでも使って調べたのですか。」「調べる必要はないでしょう。議会で問題が取り上げられれば良いのです。」
「これからどうするのですかな。一歩間違えると住民が暴れて大変なことになりますぞ。」「市議会から軍の退去を求める予定です。」
「従わないだしょう。」「その時はハンティング・ウルブズを使うまでです。」
「連中なら軍など蹴散らしてくれますな。」「問題は彼らが仕事を受けるように仕向けることです。」
「やはり、扱いづらいですか。」
彼らはすでに台北の軍の排除を決めている。
台北の市議会では、一部の議員が横領の証拠がないと反発する。議長が説明する。
「これは内部からの告発です。証拠は示されていません。」「告発者は誰なんです。」
「ここで名前を告げることはできません。彼は危険な立場にいることを承知願いたい。」「これだは判断できないでしょ。」
「私は告発者の勇気を考えて欲しいと思います。」
議長はもちろん告発者などいないことを知っている。台北の半数の議員はレーガと繋がっている。
そして、軍司令官を罷免するか採決がとられる。結果、市は軍の司令官に職務を退くように求めることになる。
しかし、軍の司令官は依然として横領を否定し続けている。
マスコミは、市議会が軍司令官を辞めさせることを決定したことを住民に伝える。
報道では横領はあったものとして伝えられる。




