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再生の星のアウレール  作者: ぽとりひょん
130/256

第130話 地下基地

 スクルドは再びハンティング・ウルブズの事務所の顔を出す。ブルーノはスクルドに言う。

 「あんたの仕事は受けない。帰ってくれ。」「まだ、報酬の話を離していませんでした。」

 「報酬の話もなしだ。」「宇宙強行偵察艦2隻ではどうでしょう。」

 「それは宇宙船か。」「はい、優秀な船です。」

そこへいつの間にかロアが現れ

 「いーですねー、ぜひ見ーせてもらいましょ。」「ロア博士、いつの間に。」

スクルドが後ずさりする。ブルーノが言う。

 「そんなものどこにあるんだ。俺たちが気づかないはずないぞ。」「エリア29の外に3隻おいています。」

 「ステルススクリーンでーすね。」「そうです。」

ブルーノが言う。

 「そんなもの勝手に置かれては困るぞ。」「ほかに置き場所がありませんので。」

 「そーれなら、いー場所ありまーす。」「ロア博士どこですか。」

 「地下基地をー作りまーした。男のロマンでーす。」「地下基地ですか。」

一緒にいたコリンナが頭を抱える。ブルーノは動じずに言う。

 「とりあえずそこに隠しましょう。」「分かりました。移動させるのでハッチを開けてください。」

ロアは白衣のポケットからコントローラーのようなものを取り出しボタンを押す。すると丘の地面がせりあがって基地の入り口が出てくる。

 スクルドは地下基地の中にスクルド、スコーネ、グローサを移動させる。ロアが再びボタンを押すと丘の地面は元に戻る。

 ブルーノはロアに聞く。

 「基地の入り口はどこですか。」「ここでーす。」

ロアは事務所の床を開ける。いつの間にか床にドアのようなものが取り付けられていたのだ。さすがにブルーノはロアに言う。

 「何かしたら報告してください。」「知ーらない方がー、楽しいーでーすよ。」

ブルーノはロアを説得することを諦める。その場にいたブルーノ、クルト、コリンナ、スクルドはロアの先導で地下基地に入ることになる。


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