第122話 サンパウロの影響
住民との戦闘が終わったことで兵たちは徒歩で軍の基地を目指す。サンパウロ軍の基地からは装甲車が出て兵の回収に向かう。
サントス市長と司令官は話し合い軍はサンパウロから出ていくことになり、報道に発表される。
住民はそれを勝利としてとらえてお祭り騒ぎを始める。しかし、サントス市長は内乱の犠牲者の追悼式を行う。
サンパウロの事件は、南米の各都市の住民が軍の排斥運動の引き金になる。
そして、モンテビデオ、マナウス、ベレン、レシフェ、ブエノスアイレス、サンディアゴ、リマ、キト、ボゴダ、カラカスの10都市から軍が引き上げる。
これらの都市にはレーガの息がかかっていたか、そうでなかった都市にはレーガが近づいて行った。
レーガは南米について話し合う。
「サンパウロは失敗しましたが、他の都市ではうまく行きましたな。」「さよう、南部の半数近くの都市がレーガの傘下に入りました。」
「これは大きいです。」「次はどこにしますか。」
「それより我々の都市からも軍を排除しないと。」「並行して進めればよいです。」
「次はオーストアリア大陸が良いでしょう。あそこはハンティング・ウルブズのひざ元です。傭兵団に対する評価は高いでしょう。」「では、決まりですな。」
レーガは次も目標をオーストラリア大陸にする。
その頃、ロサンゼルスの軍本部では、混乱が起こっている。一度に10の都市からの軍が引き揚げてきたのだ。
軍本部では、それだけの軍を維持する財力はない。兵たちは解雇されることになる。しかし、元兵たちに行き場はない。
浮島では、デニス司令官がレーガの情報を聞いている。
「レーガはやっと動きが出てきましたか。」「はい、今度はオーストラリアだそうです。」
「それでは、傭兵団の数も増やしてもらわなければなりませんね。」「はい、そのように伝えておきます。」
デニス司令官やっと計画が動き始めたと考える。




