友人「我輩は、友人である名前はまだない、わけないだろ!」
友人視点です。名前は、まだない。いっそ友人でいいかな。(笑)いちよ考えていますがね。(*ゝ`ω・)
俺は、クシロの友人だ。
あいつとは、中校生での付き合いだ。
クシロは、まわりと比べて異様だった。
そういう俺もその一人だがな。
日本のことわざに「類は、友を呼ぶ」というのがある。
その異様なもの同志が知り合うのは、あたりまえなのかもしれない。
初めは、挨拶する程度だった。
次は、休み時間に声をかけた。
そのうち好きなことを話す仲になった。
東方という同人ゲームを知り、そのことを封魔に話したら、すっかり東方にはまっていった。
嬉しかった。
封魔と知り合うまでは、人生なんてつまらないと思っていた。
何をやっても大人顔負けだった俺にとってクシロは、大切で唯一俺と付き合える友達だった。
同じ高校に進学し、楽しんでいた。
俺たちが高3になったころふと東方花映塚をやりたくなった。
クシロとはまだ対戦したことがなかった。
負けたほうがラーメンをおごることになった。
結果は、俺の勝ち、そこで寝てしまった。
次に起きたのは、腹に蹴りが入り吹っ飛ばされた。
俺は、瞬時に受け身をとって、最小限に抑えた。
蹴った相手を見るとロングヘアーの美人な女の子がいた。
実はすぐにクシロだと、気づいたが、念のため確認した。
なんで女の子になったのか分からなかったが、クシロも分からないらしい。
俺もいつの間にか女の子になっていた。
俺たちは、とりあえずこの森から出ることになった。
友人「これから退屈しなさそうだ。」
クシロ「何かいったか?」
友人「いやなんでもない、ただ姿が変わってもクシロは、クシロだなと思っただけだ。」
クシロ「?そんなのあたりまえだろ?」
友人「ああ、そうだな。」
俺は、クシロとあえて変わることができた。クシロには、感謝しないとな。