第一話「異世界召喚」
ドパガキが異世界召喚されて魔王を倒して異世界に平和をもたらすお話。
今日は夏休み初日。
朝から自分の部屋にこもっている。
圧倒的高揚感に包まれながらゲーミングPCを起動する。
さらに、学校のタブレットで話題のアニメを流し見する。
そしてさらに、自分のスマホでは友達の間で流行っているスマホのアプリゲームの周回をする。
最後に、友達とボイスチャットをつなぎFPSを初め準備完了。
「やっほー、夏休みはじまったね」
友達が話しかける。
「それな!ガチ気持ちいい、安心するうぅ」
もう学校に行く時間。
普段は見ることのない教育テレビのコーナーの音が、リビングから漏れてかすかに流れている。
「夏休み来たなああああああああぁ~!」
俺たちは喜びをかみしめながらFPSをする。
しばらくプレイしてゲームも終盤に近付いた。
そこで…
「あっ」
俺はFPSでダウンした。
そしてそのままやられた。
「ごめん、まかした」
友達にあとは託してショート動画を見た。
すると、突然部屋が光俺は気を失った。
目を覚ますと白い変な空間にいた。
「なにここ?どこここぉ」
周りをキョロキョロするが何もない。
わけがわからない。
困惑していると、目の前に女神みたいな人が現れた。
もしかしてこれって…
「あなたは異世界に召喚されました」
「あぁそう、なるほど」
俺は間髪入れずに答えた。
すると、女神みたいな人は少し驚いた顔をした。
良い!凄く良い!
とか思ってたら女神みたいな人が口を開いた
「ずいぶん理解が早いですね」
「そうですね。最近異世界系ハマって、それ系のアニメいっぱい見てたんですよ」
「でもまさか俺が異世界育側になると思わなくて、驚いていますよ」
俺は緊張していたのもあり饒舌になった。
だが意外と冷静だ。
ワクワクしてきた!
そして、一つ聞きたいことをきいてみた。
「今俺は今どーゆー状況なんですか?」
「それでは説明致しましょう」
女神様に後光が現れる!
とても神々しい!
「あなたはある世界に召喚されました!その世界を平和にしてください」
…
「嫌ですよ。めんどくさい」
「え~そこをなんとかお願いしますよ」
急に光が弱くなった。意外と話しやすい人だ。
「早く戻りたいんですよ。やらないといけないことがたくさんあります」
「どうせ戻ってもゲームしてアニメ見てショート動画見て時間を無駄にするだけでしょう」
「この《ドパガキ》」
「時間の使い方なんて俺の自由じゃないですか。しかも女神様ドパガキとかいうんですか」
この女神ミーハーだ
「あと、はやく戻らないとみんな心配します」
「そこは安心してください!あなたの世界の時間は止めました。すべてが終わればFPSで負けてショート動画見てた時に戻りますよ」
「えぇ〜でもぉめんどくさいですよ〜。女神様が何とかすればいいじゃないですか」
「それが私には何も出来ないのです。他の世界に直接干渉する事は不可能なのです!ですので、よろしくお願いします。」
これは何しても回避出来ないやつだ。
本当に嫌だ。
「そうですよね。嫌ですよね。分かりました。」
「あなたに異世界転移ボーナスのチート能力を授けます!」
おっこれだよこれ。
異世界って感じだな。
「乗り気になりましたね」
女神様が少しニヤッとする。
そうですねってあれ?心読まれてる?
「はい、女神ですので。」
「普通に恥ずいですね。」
「まぁ気にしないので大丈夫ですよ。」
まぁ女神だしそりゃそうか。
「コホンッ、ではあなたに異世界チートを渡しましょう」
「何か希望はありますか?」
「えぇ〜希望とかって。自分で選べれるんですか?」
「そうですね。せっかくなので基本的になんでもいいですよ。」
悩むな。
じゃあせっかくなら聖剣とかの勇者とか圧倒的魔力の魔法使いとか誰にも負けない圧倒的強さとかいいな。
でも、異世界行くんなら死にたくないし不死身とか死に戻りかな。
はたまた時間停止とか。
でも、痛いの嫌だし頑張りたくないな。
俺はめっちゃ考えて悩んだ
「どうしよ…」
女神様が言う。
「それでしたら、あなたの性格や能力を参考にして脳裏を授けましょうか?」
「え!そんなんあるんですか?じゃあそれで!」
「分かりました」
「それではあなたのチート能力は《ドパガキ》です」
「は!?どーゆー事ですか?」
「細かい所はあっちの世界でやりながら確認してください。この能力はあなたと相性が1番いいですよ。安心してください!」
「分かりました…」
なんだよチート能力ドパガキって。
しかもドパガキってあんま良い言葉じゃないぞ。
ガチでどうなるんだろ。
「大丈夫ですよ。私の加護がありますから。頑張ってください」
「まぁ男の子だしこの状況不安だけどワクワクするんで楽しみますよ。」
「なら良かったです。では、異世界を平和にしてくださいね」
「分かりました」
「あー最後にもう一つ言い忘れましたが、あなたが召喚された世界にもうすでに1人召喚された人がいます。」
「えっ」
ガチか、俺以外にもいるのか…
なんか気まずいな、日本人で同世代で気が合うと良いな。
「それがあなたのいた世界、私たちの世界とは別の世界の子なんです。」
「どーゆーことですか?」
「あなたがいた世界とあなたが今から行く世界とはさらに別の世界の子です。」
「なるほど。分かった気がします。」
なんかよくわからんけど同じ世界ではないけど同じ境遇の人がいるか。
「そうですね。そしてその子を救ってあげてください。よろしくお願いします。」
「まぁ分かりました。」
「以上ですかね。それではご武運を。」
「本当にすみません。頑張ってくださいね。」
「はい!頑張ります。」
俺は決意緊張恐怖とかで感情はぐちゃぐちゃだったが、
まぁ頑張ろうって思った。
早く帰りたいし。
俺はそう思いながら光に包まれた




