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EP25_

電磁波がヒト相手に慣れているのはもうセクシャルですと物申してくる。もういいです。私はセクシャルです。


*お山の白蛇さんの話

1歳か2歳の頃。夢の中でお山の白蛇さんにちろちろ絡まれて舐められた。「まもってあげる。こどもうんで。」夢の中絡みつかれてそわっと快感付け足されて誰にも言えなかった。住んでいた場所で1番強い存在だったと思う。1年経って私が産まないから不思議がってまた翌年来た。絡みついてこれで孕んだだろうと満足してまた去った。次の年に「なんで、なんで。まもってあげたのに。」と祟られそう。私はよく分からず泣きじゃくるだけだったから、白蛇さんはこのまま拐って孕むまで監視しようみたいなのりだった。多分そのままだったら神隠しに遭っていたと思う。そして私もそれを良しとするくらいには生に縋り付く気持ちも家族に対する愛もなかった。3歳だし。

そこに雷くんが来て引き剥がしていった。通りすがりの雷くんは単純に白蛇さんが気に食わなくてやっていった。「なに大きな顔してんだよ」的なノリだった。多分その時に初めて雷くんと会ったのではないだろうか。

白蛇さんは「まもってあげたのに」と哀しんでいた。事実、私は白蛇さんに守られていた。だから何かちゃんと返すって心に決めたことを覚えてる。

いつだっけ?概念的出産。白蛇さんの面白いところは生まれたその子になることだ。つまり、白蛇さんは私を通して強くてニューライフを得た。私に絡みつく錦蛇サイズだった白蛇さんは街に絡みつくレベルになったのだった。いいこだよ。守ってくれるよ。それが出来たのは中学生以降なのは覚えてる。いつだったかな……。

追記: 白蛇さんの悩みは土地に縛られることだった。じゃあその土地より白蛇さんが大きくなったら?縛りは消えちゃうんだなこれが。

白蛇さんから引き剥がされた3歳の私はどうしたらいいのか分からなくて雷くんに声をかけた。守ってくれてたヒトが居なくなってどうしたらいいか分からないって言ったら「んー。じゃあ、まぁ面倒見てやるよ。」と雷くんは言った。夢の中で白蛇さんか誰かのアプローチがしつこかったのか、雷くんは私を大阪の広い田園の地域から東京に引っ越させることにした。木を隠すには森の中精神だったように思う。現実では4歳で引っ越すことになったんだ。父は東京生まれだけど東京が嫌いで、大阪の田舎に住み続けたいと職場に申請を出していたのに東京に戻されて不服だった。

ドーナツな夢で蛇の姿を取ったのは、4歳程度の知能の私にとって1〜3歳まで一緒にいて守ってくれた白蛇さんが1番強い存在だったからだ。


*セクシャル代表「ピアノちゃん」

私だけ電磁波にセクシャル認定されるのは不満なので、私の夢の中のセクシャル代表なピアノちゃんの話をしよう。やけくそかもしれない。巻き込んでやろうという気持ち。

夢の中、目をかけている人たちからエッなイメージや夢が流れてくることがあった。私はそれを力の強い3人のお姉様に振っていて、お姉様方はおのおの好きなタイプの相手をしていた。特に感想とか貰うことはなかったんだけど、ピアノちゃんの時だけ「これは!」みたいな勢いで感想を聞くことになった。やめてほしい。

ピアノちゃんからエッな夢が流れてきた時に3人のお姉様がタイプじゃないなーって話し合いつつ、1人が相手しにいったんだ。少しして戻ってきて「いや、これは……。」とか言いつつ別のお姉様に薦め出した。他のお姉様も「えー……。」とか言いながら2人目が夢に入っていく。暫くしてそのお姉様も戻ってきて「あなたも行って。」と3人目のお姉様を夢に押し込む。3人目が戻ってきて、お姉様たちはきゃっきゃ喋りながら私に薦めてきた。や・め・て・ね。

何が言いたいのかというと、夜の街のお姉様含めてピアノちゃんの性行為を高評価したのだった。夜の街のお姉様が高評価出すって相当です。ピアノちゃんのセクシャルはお姉様方から太鼓判をおされたのだった。


*地球の裏側の凌辱のおはなし。

書いてたと思ってたら書いてなかった。高校生くらいだ。高校生くらいになると去らずに手伝ってくれるお姉様方がたくさんいて、薄く力の弱い私を抱えてあちこち世界をまわっては一緒に歌ってくれた。順調だったある日、薄い私からたくさんの悲鳴が届く。悲鳴でどうにも要領を得なかったら、私本人がいくことになった。だから少し覚えている。

空気は乾いていてタンザニアのような街並み。

空中から街を眺め降ろしたら先に行ったはずのお姉様方が姿を消していた。隠れていたお姉様を見つけ道案内を頼む。街を見ると2人の男性がしのぎを削る縄張り争いのようなことをしていて、片方は軍人のようで、もう片方の男性は力が強かった。彼は私を認識した。彼のことを「胸糞さん」と呼んでおこう。胸糞悪い男性だったから。

どうやってか街中でお姉様から案内を受ける私を見つけて捕まえにきた。無力な死人であるお姉様を殺してまでだ。私がすでに死んだ人になんて仕打ちだと言ったら、彼は笑うだけだった。なるほど力が強いから、死人に恨まれてもさらに殺して一味の繁栄を成してきたんだ。彼は私を観察することにしたようだった。

彼は自身の心理風景である屋敷に私を閉じ込め、自分がしてきた事を私に教えてきた。そこで行われていたのは女性を攫っては死ぬまで性的に虐待するというもので、既に50人は死んでいた。同時に死んだ女性たちは、身寄りもなく働き口もなく路上で飢えて虐待されて死ぬような身の上だった。彼は「同じ死なら屋根があって食事がある方が良いだろう?」とでも言いたげだ。性的虐待の内容はお姉様方に目隠しをされたので覚えていないけど、「これを死ぬまで」と告げられた時にお姉様方が私の中で絶叫した。

街を見れば随分と平和に管理されていた。薬やギャングの暴走もなく、他国のマフィアの侵入もなかった。彼は社会バランスを取るのが奇跡的なほどに上手だった。本当に女性に対する凌辱以外はしっかりしていた。彼がいなかったら女性も男性ももっと酷い環境で死んだ。それくらい街を取り巻く環境はマフィアや薬とギャングの抗争だらけだった。私は悩んだ。いじめっ子として殺すか殺さないか。

屋敷には使用人がいた。みんな身寄りのない女性だった。こんな堂々と人が死んでいるのに諦念のまま忠実だったから、屋敷のまとめ役の女性の記憶を見た。彼女は胸糞さんの異母兄妹で愛人の子だった。胸糞さんが実権を握った時、母親と2人殺されると思ったら自分だけ生かされたそうだ。その死人の母親が教えてくれた。屋敷の外に出ないという条件の上だったけど、食べ物と服と役職という居場所を与えられて虐待もなく守られた。それは彼の父も同じ手口だったそうだ。でも性的に虐待されて死んでいく人たちを見捨てることも出来なかったから、彼女は危険を犯してこっそり毒入りのワインを仕入れたのだ。

もしそれを飲んで多数死んだら、毒入りワインの仕入れルートも閉ざされる。死んだ後、連れて来られて性的虐待を受ける他の人のことはどうする?その人たちは死に方を選びたくても死ねない。死人の母親は他の人たちを妹のように思っていた。毒入りワインを飲む勇気がなくて残った人たちをなんとか助けたいと思っていた。

私はそれを聞いて心を決めた。死に希望を見出すなんてあんまりだ。誰も見ないふりをする。この問題に立ち入らない。それで平和が成り立っているというなら、母親と娘と連綿と続くベルベットロープを切ろうと思った。後のことなんて知らない。軍人の男性がなんとかしてくれるだろう。

ただ、やっぱり確認したかった。社会環境的にどうしようもないことだったのか、胸糞さんから彼女たちへ愛があったのか、恐怖支配ではなく彼が本当に支持を集めているのか。

だから夢の中で、彼を支持する富裕層含む支配者が集まり、彼が演説している集会の場を用意した。そこに剣を持って乗り込む。彼が支持されているのなら正々堂々と全員と戦うつもりだった。だけど残ったのは彼ひとり。この時点で軍人さんが現実で有利になったことは分かっていた。でも私はベルベットロープを切りたかった。

剣を突きつけて愛はあったかと問うと彼は笑うだけ。未だ悩む私に、死人の少女がペナルティの雨を代わりに受けると申し出てくる。こんな人間に情けなんて要らない。切ってくれるならいくらでも代わりに受けるって。私は雨は自分で受けると答えた。

彼は力が強かったから、私の逡巡からピアノちゃんのために何千回と首を試し斬りしたのを見られてしまった。どう利用しようかと笑った彼の顔を見て、ようやっと私は心を決めたのだった。

銃を持つ利き腕は切ることが出来たけど、首を切る決断は出来なかった。掠っただけだ。私にとって夢の中で人を殺すというのは何より苦しいことで、そんな殺せなかった私を死人のお姉様方は責めなかった。

現実の胸糞さんの未来を占い見れば、彼は夢と同じように集会に乗り込まれて利き腕を怪我し、逃げ延びて5〜6人の部下と小さな工場を経営する程度に落ち着いた。そこにベルベットロープはなかった。

乗り込んできたのは軍人さんではなく、胸糞さんが丁寧に処理して今頃は2つ先の街にいるはずの4〜5人の特に政治的思想もない若いグループだ。だからこそ彼は逃げることが出来た。現実で彼が逃げて走っている時、現実を窺い見る私と視線が一瞬合う。これだから力が強いやつは。


*許可取ったの初めてだったけど卵と鶏のどっちが先かわからない話。

小学生かな。ある誰かを助ける夢で方法を探してうろうろしていた時、問答くんらしき人物が信号機さんと話して許可を得て、遠い場所や未来に飛んでいた。それを見て私も信号機さんに許可を伺ったんだ。人の安全の為のものを気安く使わせるものかと怒られたんだけど、人を助ける為だから何かあったら私が背負うと叫んだら、「……?なんだ君か。いつもは聞きもしないで勝手に使うじゃないか。さっさと行きなよ。」という反応だった。実際、回路と電線と親のコンピューターに乗ったらいつもの感覚だった。移動するときは電線が速い。

からくり仕掛けの橋の神さまを通った先で、対岸に渡ってはいけないから蚕の神さまの大きなハンモックに飛び込むんだけど、初めての時に許可を伺ったら「……?だから待ってるのに。早く飛び込んだら?」と慣れっこの雰囲気だった。私が過去や未来に飛ぶものだから夢の中で許可を伺ったタイミングがおかしな事になっている。

蚕の神さまは受けとめるのが上手な神さまで、夢の狭間や時間の狭間や概念の狭間に落ちそうな時は、蚕の神さまに助けを願うとスッとハンモックで簡単に助けてくれる。現実の時間や世界線に私を戻してくれる。蚕の神さまにとって本当に難の無いことなんだ。


*白蛇さんのセクシャルな話。

白蛇さんに一言。蛇はどんなサイズでも3年経てば妊娠できるだろうけど、人間の3歳はまだまだ幼児で何が何だか分かりません。あと肛門に刺したんじゃないかな。概念的出産には必要ないことではあるんだけどね……どうしようもない事だけど覚えているうちに書いておこう。子守歌を歌って撫でて私がぽやっとうたた寝し始めるまで待つのは彼らの形式美なのだろうか。

追記: 実は白蛇さん自身を産みなおしただけじゃなくて、子どももいっぱいいる。それが白蛇さんの分身扱いなのか子どもたちなのか分からないけど白蛇さん達は意識や知識を共有しているようだ。……私みたいなことしてる?


*一般通過。

お魚さんと呼んだ男の子がいるんだけど、彼の夢の世界が広すぎる上に問題があるというわけでもないから関わりを拒否ったのだった。押入れの中で蜘蛛の姿で待ち構えて出会い頭に「イャァァア」と叫んだ。彼はそっと襖を閉めてくれた。そしてそれが誰だか検討はだいぶ前からついているのである。看取ったお魚くんとは別の人です。名前変えた方が良さそう。「アクアパッツァくん」でいかが。

あとは何故かとある漫画の錬金術師になって冒険する夢とか。2025年7月にこれこの人だったのかぁってなった。錬金術師さんって呼んでおこうかな。名簿に載せるか悩むライン。

どっちも小学生の時に見た夢だ。


*編み物。

姉は私がする事をなんでも否定したのだけど、編み物もそのうちの一つだった。

ただ、その否定がなかったら私はたぶんニッターになって安定した仕事をしていたかもしれない。それくらい編み物が楽しい。そしてそれはヒト達の望みでは無いようだ。歌って欲しそうだもの。その為に追い詰めたの?っていうくらい。そして小学生の私も同じく願ったようだ。

編み物が楽しくてモチーフ編みをしていた令和7年8月上旬の話。頑丈な糸が勝手に切れた。それで思い出したのが、小学生の時に夢の中で目をかけている女性の編み物が気に入らなくて、編み終わっているモチーフの糸を切ったことだ。ニッターは嫌なんだってさ。歌がいいらしい。昔の私の願いを叶えてあげなくちゃ。


*おままごとしていたら雷が降ってきた。

小学2年生くらいの頃かな?珍しく姉の機嫌が良くて庭で土いじりしながらおままごとをしていた。ボウル型に土を掘って「これは土鍋です。」「何を入れましょうか」とか会話していたと思う。夏で空は晴天だ。

姉と会話してるさなか、頭の中では電磁波?空耳と会話していた。

「おい、どこ行ったと思ったら何してんだよ。」

「おままごと。」と私。

「なんだそれ。つまんない事してないで遊ぼうぜ」

「ふーん。君には、おままごとなんて分かんないよ。」つまんない事と言われて嫌味を言う私。

「あ?分かるさ。」

「お父さんとかお母さんとかいないのに?……もし君が何かになるなら弟?兄?……弟かなぁ。うーん。」そのまま思考に沈む私。雷くんはその思考を読んだようだ。家族という概念を大体理解したらしい。

「……へぇ、俺も混ぜてよ。」

そこで私はあれ?って思った。誰と話したんだろう?

アルミ?鉄?で出来た園芸インテリアの大きめなスプーンで土鍋(掘られた地面)をかき混ぜていたら、目の前がカッと明るくなった。私が持っているスプーンに雷が落ちてきたかのようだった。夢を信じるなら本当に落ちたんだろう。その後に響くゴロゴロピシャーンという音、いきなり降り出す土砂降り。さっきまで晴天だったのに。

住宅に挟まれた狭い庭だ。幅は2メートルほどで2階のベランダが半分空を遮っている。そこで土鍋(掘られた地面)を囲うように小さな子供2人が地面をつついているような状況だった。住宅2棟も子供2人の頭の間も綺麗に縫って、雷がスプーンに当たり土に流れていった。当然パニックだ。姉は叫ぶし、私はとりあえず椅子の下に逃げ込むし、私たちは一通り叫んで家の中に退避したのだった。何が言いたいのかっていうと雷くんは細やかな操作が出来るってこと。操作に避雷針は関係ない。


*夢の中のヘイトスピーチ?

欧米人のアジア蔑視は根深くて、日本推しとかもファッションだったりする。表面では「アジア好き」と言いながら集団ヘイトがアジアに向けば「これ幸い」と手を出す。

例えば、中国を旅行している欧米人団体ツアーが検問のために列に並んでいて時間がかかっていたとする。時間がかかると英語で文句を共有しているうちにヒートアップ、初老の欧米人女性が目の前の列の若い中国人女性の腕を掴んで列から出そうと引っ張った。その時は幸運にも前列にいた中国人男性によって止められた。好きで旅しているところで、そんな事が簡単に起こる。

この欧米人によるアジア蔑視は、戦争や経済で戦うとどの世界線であっても残り続けた。文化や歴史であってもだ。結局のところ、欧米人を説得出来るのは血統書付きの欧米人で、「明日は我が身」という感覚だけだった。つまり欧米人同士の戦争だけが彼らを変える。ガザは切り捨てるしかなかった。手術の夢で悩む私を叱咤激励したのは彼らだ。


*熊も夢を見る

夢の中で熊が襲ったのは、熊森協会?熊保護を掲げる重鎮のご家族だったように思う。活動自体には参加しないけど、熊保護の活動資金の半分以上はこのご家族から出ていた。

団体登山客を薮から物色してコイツだ!と襲って藪に引き摺り込んだ夢がある。夢は20代前だったような。

熊だって夢をみる。母グマが夢見たのは子グマに熊社会を教えようにも、餌付けで子どもが人に慣れて街に降りては殺される未来だ。何度も何度も。このままでは絶えてしまう。だからその報復を手伝ってあげた。誰を襲えば良いのか教えてあげたんだ。彼女の殺人のペナルティを私が受けようとしたら、彼女自身が受けると言う。私はもう充分生きたから貴女のすることをしなさいと言ってくれた。その覚悟を無駄にはしない。その死は苦しまないし種が絶えることもない。


*若い人の決断。

消防司令がずっっと悪い人だった。昇給や役職をチラつかせて人をゴミのように扱った。無茶苦茶な命令でみんな死にそうだったから若い人が残って他の人を避難させた。自分は身寄りがないから誰も悲しまないからと、そう言って1人残ったんだ。珍しく司令が現場に突撃してきていて、若い人は煙を吸い過ぎて死を感じていた。若い人がこれ幸いと出口を塞いだ。一緒に焼け死ぬ。それくらいに追い詰められた判断だった。斜めった大きな荷物に横になる若い人。その決断を不幸のままにはさせない。必ず変えてみせる。意味あるものにするよ。彼は焼かれる前に煙で苦しまず意識を失った。幸せな夢をみせてあげた。指令が「ふざけるな」とか罵声を窓から叫んでいる。夢見たのは20代くらいだと思う。


*羊さんの話

羊さんと呼んだひとがいる。ヒトか人間か悩む。どっちだろうね。ヒトにしては随分と人間くさいほどに欲求が強い。崇拝されたい、敬われたいっていう根源的な欲求。その為だったらなんだってするのにって。

夢の中で助けようと頑張っていたら、敬われている私が羨ましいって言ってきた。少しくらい分けてくれたって良いじゃないかと言ってきた。彼のイメージを読んだら……これが?悪魔を敬うかのような気味悪い儀式のような盲目的な崇拝が?私がそう見えるの?

私は要らない。望んでいない。欲しいならあげるよ。君は彼らに敬われるだろう。くれてやる。私は私なの。


*高校の音楽の授業

この頃、私は音痴だし体調悪いし臆病だしで人前で歌うのが嫌だった。それでも歌うのは好きだったから朝方の愛唱歌活動にしれっと参加していた。それはさておき、音楽の授業で好きな曲を授業中に"クラスメイトの目の前で"ピアノを弾くという課題があった。私は体調を崩して参加できなかったことを感謝したけど、後日呼ばれて個別でお昼時間に弾くことになった。譜面をなくして久しいナウシカの曲を指と頭が覚えているままに、私はさっさと終われと念じながら無感情に弾いた。

そしたら音楽の先生が感情を込めて弾いてと言い出した。この音にはどんなイメージがある?と随分と優しかったから、私は素直に感情とイメージを込めて弾いた。そしたら先生はそのイメージを幻視したようだった。


*自分探し

中学生の私と過去に渡った20代の私のやり取りだ。お互い助け合っているのだけど、過去に渡った20代の私の目線では、世界線が多すぎてどれが過去の私なのか判別がつかなかった。

だから共通点を歌うことで繋げたんだ。

気分は「千と千尋の神隠し」の群集から両親を探すかのよう。やっていることは自分探しだけど。そして見ているのは20代後半の私。

「頭揉み=アタマモミ=アタマモme

わたし頭の硬い女の子。だから頭を揉んで。

頭と心がバラバラ、この世に理解者は

アナタノミ=アナタノme=貴方の身。」

「わたし貴方と同じ、話を聞かない頭のかたい女の子。貴方が来たらひたすら頭揉み。忠告無視して無茶ばかり。神さま達もあきれるか、貴方と私の頭は鉄のりんごで出来た硬いあたま達。揉めば叩き直せる鉄製の知恵の林檎

アタマタチ=あたま達=頭タチ(タチが良いでしょ)?」

「先生の魂はどこにあるの=わたしはどこにいるの

わかりきっていたけど忘れていただけよ。

わたし、アナタと同じ女の子。だからいつか出かけましょお洒落して。」

『頭と心がバラバラのこの病の被害者はあなたのみ。』


*古い隠されたコロッセオと忘れられた死体たち

夢の中で、私は学生でいつものように迷子になっている。人が取らない授業ばかり受けている。教会に向かって歩く。儀式が完遂しそうになった時に、街が壊され古い隠されたコロッセオとミイラのようになった死体たちが出てきた。これで良いんだ。

小学生1年生の時に親友と呼べる程の友達が居たんだけど、クラス替えであっさり疎遠になった。その友達が出てきて私の手を引いて最後の儀式まで歩いてくれた。雰囲気はイタリアの教会だ。まるで結婚式かのように神父達の前に歩き進む。この友達の中身は高校生の私だったように思う。高校生の時に同じ夢のシチュエーションで困っている人の手を引いて一緒に歩いてあげた。私はそんな高校生の私に「君は変わらず強く、いつでも頑張っているんだね」と言う。その一言が高校生の私を支えた。

そして小学生の私がそれを見ている。教会へ人柱として歩いていく女性をなんとか助けたい。やったのは街を破壊することだ。慣例と平和のために積み上げられた嘘。体面のために塗り続けられる血糊。隠された古いコロッセオと死体たち。屋根を飛ばして地震を起こしてそれら全てを露わにさせた。小学生の頃の夢ではそのために全力を尽くした。


*生きている街

とある街で小さなロボットを見つけた。イギリスのビッグ・ベンみたいな時計塔がある街。私は君の味方だよ。私はロボットが好きなんだ。街が全てを否定しても私は側にいる。ロボットは私を巻き込むことを案じて出ていってしまった。ロボットを助けるためには街そのものを変えなくてはいけないみたい。できるかな?きっとできるさ。街は憎悪で動いている。生きている。生きているなら変われるはず。いくつかの波乱と謎解きを街に残して、この街が変わるまでロボットと逃避行だ。私を追いかけること自体が謎解きになる。謎を解くには街が変わらないといけない。だから私に追いついた時には街は変わっているの。高校2年生の時の夢だ。


*箱に入れられる青年

2025/07/17の夢。中学生と高校生の時にも見ている。小学生の頃にも少しかな。だから大事なんだろう。いま一度思い出してみよう。青年が決まった不幸の未来に歩くことを嘆いている。見やればそこは高山地帯。チベット仏教のようなオレンジの袈裟を着た男性達。なよ竹のかぐや姫のごとく籠で育てるための木組みの箱がある。見た目は祭りの山車だ。そこに入ると死ぬ。既に何度も死んだ。イメージは食べ物とか水で殺される感じ。そして誰にもバレない。隠されている。箱の中で何が起きているのか誰もわからないからだ。幾人かの袈裟を着た男性達が箱を新しく作った。次は死なせないという強い思い。その為にスーツに着替えて走り回った。それを見て私と一緒に歩いてきた青年は箱に飛び込むことを決めたようだ。確実に死ぬ生が死ぬかもしれない生に変わっただけだ。人に左右される決められた生だ。私を呼んだお姉様方が悲しみに暮れ崩れたまま座り込んでいる。子どもを家族を奪われたヒトたちだ。みんなで彼の幸福を祈った。生まれ変わりと言われて行方不明になった少年は、青年となって今もそこにいる。


*「どうしてもくん」

どうしても。どうしても為したいことがある。その為に友達を全員遠ざけた。私のことも散々利用した。全財産かけて家族を殺した悪い奴の殺人依頼を出した。

その時には自分の周りを捜査が入って欲しい人間だけで固めていた。準備は整った。

なのに悪い奴には隙がないから隙を作ってあげた。自殺する時に苦しまないように歌ったたら「止めろ」と抵抗してきた。彼はいじっぱりなんだ。君も苦しまないよ。

妹さんがいたんだ。若くして殺された。彼は妹が生きていたらどんなに美人で、恋愛を人生を楽しんでいただろうと思うと息することも苦しかった。自分だけ恋愛を人生を楽しむなんてとても出来なかった。妹が死んだのは騙された自分のせいだと自責の念がずっとあった。彼を看取ったあと妹さんが兄のペナルティを受けると申し出てきた。麗しき兄妹愛だね。

追記: まだ彼が小3かそこらの時の話だ。妹は小1かな?まだ学校に通ってなかったかも。彼は利発で両親からの信頼も厚かったから2人で田舎道を遠出していたんだ。両親は仕事で不在だ。途中で妹が疲れたとぐずっていた。じゃあおぶって帰ろうかな、でもまだ遊びたいな。そんな風に彼が判断に悩んでいたところに、黒塗りの車がやってくる。男性2人が乗っていて40代前後の人と10代後半に見える若い人だ。「お嬢ちゃんかわいいね。」と話しかけられた。彼は妹を褒められて嬉しくて住所とか事情を全部話した。「あぁ!あの家ね。あの新しい綺麗な。いつも通りがかりに見ているから知っているよ。近くに大きな家があるでしょ。そこは親戚の家でね良く行くんだ。いや、良ければ妹ちゃんだけ家に送って行くし、なんなら親戚の家で預かるよ。」と若い人が言う。「子どもはまだまだ遊ぶべきだよ。妹ちゃんが可愛いのは分かるけどね。自分をもっと大切にしなきゃー。」

そう言われて「どうしてもくん」は彼らのことを信じて妹を任せてしまった。預けたあとやっぱり気になって家に帰ると妹は居ない。教えられた親戚の家に行くと妹ちゃんはもう帰ったと言われた。

「お兄ちゃんに会いたい。自分1人で帰れるって言われちゃって……本当にごめん。返すべきじゃなかったし、ちょっと道が分かりづらかったかもしれない。」「おおい!妹ちゃんが行方不明だってよ!みんなで探そう!」親戚の家から人を呼んで、ごめんごめん、すまんすまんと言いながら大人数の大人達が近所を走り回ってくれた。「あとは俺たちが探すから、君は家に居なさい。君まで行方不明になってしまう。ご両親には俺たちから電話するから。」そう言われて「どうしてもくん」は安心して家に戻ってしまった。

結論として、妹ちゃんは彼らの親戚の家にいたし、なんなら暴行されている真っ只中だった。お兄ちゃんの声を聞いて助けを求めようと叫ぼうとしたら口を抑えられてしまった。お兄ちゃんが言いくめられるのをもがきなら聞くしかなかった。妹ちゃんも利発だったから何が起きているのか正確に理解していた。

若い人は「どうしてもくん」とご両親を騙したあと、必ず見つかるからと約束してふてぶてしく仲良くなった。彼は暴力団のような副頭領のような立場にあったから、妹ちゃんを家に連れ帰った。「まぁ、いずれ仲良くお兄ちゃんも同じ目に合わせて欲しくなければ大人しくするんだな。お前がどれだけ俺を楽しませて長持ちするかだ。」と言っては、妹ちゃんが泣きつかれ嫌がる度にお兄ちゃんの話題を出して嬲って楽しんで殺した。そして、数ヶ月後に靴を持って川に流されたのかもしれないとお悔やみ申し上げますと泣いて見せたのだった。

信頼を勝ち取って今度はご両親に標的を絞った。会社の相談を受けて裏から手配して会社が潰れるようにした。事業の相談を受けて騙して金を借りるところを親戚筋にさせ、取引先を騙して親戚筋で固めて事業を失敗させた。「なんて酷い人達と会社だ」と憤慨してみせてさらに懐柔した。若い人はその借金を肩代わりすると申し出て、代わりに「どうしてもくん」をウチで働かせないかと提案した。「どうしてもくん」は働かされているうちに黒いことを徐々に覚えさせられた。親の借金返したいよね?って言われて少しづつ内容が変わって行く。悪いことだと気がついて若い人に出来ないと言ったら、若い人は「お前の手はもう染まってんだよ!」と恐喝した。萎縮した「どうしてもくん」を見て「わるい、わるい。親の借金返したいんだろ。どうせなら高い金を稼いだらどうだ。いい仕事を紹介してやるよ。」といつもの優しい顔で言ったのだった。

両親の方には「どうしてもくん」にまともな仕事をさせる代わりにと言って、黒いことを徐々にさせた。両親は「どうしてもくん」だけは無事にまともなアルバイトや将来に繋がる仕事をさせて貰えていると信じていた。莫大な額に跳ね上がった借金をチラつかされては、父母2人暗い顔をして悩んだ。普通の仕事で返せる額じゃなかったからだ。でも決して息子に暗い顔は見せなかった。いつもお互い心配させまいと気遣って笑顔だった。

「どうしてもくん」が犯罪の域まで手を染めて戻れなくなったその日、若い人が「どうしてもくん」を仕事から車で家まで送った。玄関で息子を迎えに出てきた両親に楽しそうに教えた。

「今日はいい事があったんだ。息子くんはなんとーーしたのさ。これで借金の半分はチャラだ。(たしか半分って言ったと思う。全額ではなかった。)」

「どうしてもくん」だけは巻き込まないっていう約束だったじゃないかと両親が泣いて懇願するさまを見て、「バカな両親を持った気持ちはどうだ?ま、お前も妹を死なせたバカか。じゃ、また明日。ちゃんと働けよ。」そう肩を組みながら楽しそうに彼に言った。若い人が笑いながら去る。「どうしてもくん」の怒りは言葉を理解するショックでどこかに行ってしまって、彼は一度空っぽになってしまった。

彼はもう高校生だった。妹を殺されたことを知らずに10年近く騙され利用された挙句の果てだった。


*剣

胸糞さんのところで振り回した剣はどこで手に入れたんだっけと考えていたんだけど、そういえば黒いベールさんから引き継いだ剣があったことを思い出した。

追記: 男の人がテレビ電話かなんかで話し合っている。私の記憶から黒いベールさんを見たようだ。呼吸と心拍が上がる。吐き気を催す。「これは神格だ。彼女は神々と会っている。」男の人がそう言う。左腕の古傷が痛む。「君たちは見ないように。無理だ。してはいけない。」そうテレビ電話の複数相手に強く言う。彼らは不満があっても黙って飲み込んだ。これを見たのは高校生くらいの時だ。左腕の古傷からして胸糞さんだろうか?


*通り魔

男の人が女性3人を見ている。彼女たちは定期的に会ってお茶をしているようだ。殺人を止められないけどね、3人のうち1人ならこの人かな。悪いことしたことあるんだ。お金を騙し取ったんだっけ?どうだったかな。


*配信で虐め殺す

小学生の頃だったか高校生の頃だったか、いつ見た夢なのか記憶があやふや。夢の中で非業の死を遂げる人を看取る夢はたくさん見てきているんだけど、だいぶ酷かったから書いておこう。

男の人がいる。生活苦から必死に抜け出そうと頑張っている。思い切って都心に来て、自分と同じように生活苦から都心に来た男性A・男性Bと意気投合し配信でお金を稼ぐことになった。友達3人で最初はうまく仲良くやれてた。でも稼ぎは苦しいまま。男性Aが苛立ちから配信内で彼を殴ってしまった。苛立っていて仕方がなかったんだ仕方がなかったんだと、男性Bに言っている。男性Bも、いや分かるよ苦しい生活の中でそんな事もあるさ一緒に謝れば分かってくれると話している。その日は男性AとBが彼に謝って、また彼も彼らのことを許した。

その日を皮切りに、配信中に生活苦からの苛立ちか男性Aが殴ることが度々起きるようになった。その度に謝っていたけれども3回目くらいから再生数が伸びるようになった。再生数がお金になった。再生数が男性AとBの罪悪感を消したのか分からないけど、これで良い俺たちは悪くないという高揚感をもたらした。この後は男性Aが男性Bに相談して物事を決めることが多くなった。男の人は蚊帳の外だ。「俺が管理したほうが上手くやれる」という話を男性Bにして同意を得て、金銭は男性Aが管理することになった。この時点で男の人の意見は通らないものとなった。

彼は友人を信じていたけれど、途中から死を感じていた。でも家族のもとに帰るお金もないし帰っても家族が飢えるくらいの生活苦。そもそも彼は家族に仕送りをする為に都心に出てきたんだ。もはや死を望んでいた。お金は男性Aが管理している。2日に一度の一切れのピザと2〜3本のペットボトルの水。3畳程度の窓の無い部屋に敷いたラグの上に転がって、真っ暗な部屋で食べ物と水と配信を待ちながら空腹をしのぐ。1日1日を夢うつつで数えて過ごす。電灯は配信の合図。高い電気代のために部屋の電気がつくのは配信の時だけだから。苦しみの合図であり夢の終わり。静寂と暗闇と夢だけが死を望む彼の救いだった。

尋問室のような配信部屋。部屋から引き摺り出され電灯に照らされる彼。いきなり強い光に照らされて目がまわる。そして彼は配信内で死んだ。あんまりにも苦しい数ヶ月を過ごした後だったから、最後は痛まないよう苦しまないよう一瞬で意識を夢に沈めて掬い上げて看取ってあげた。

2025/08/25に配信とかチェックしていたら似た風景と人達を見つけた。フランスで起きた事件だったようだ。


*ジェット気流に乗る石造りの要塞と絨毯

私は空を飛んで要塞と中の絨毯をみている。小学生の頃の私が絨毯に変わって空を飛び「わっはっは我は魔王」とか言っているのでおままごとに付き合っていたら、そのうち「なに?先代は存命ぞ」と話が変わって「きゃーバレたー」と2人できゃっきゃした。

いや4人か。「なに?先代は存命ぞ」とおままごとに楽しそうに混ざってきたのは高校生の私だ。絨毯が二重になっていた。中学生の時にも見ているから、中学生の私もいる。疲れて喋らなかっただけで。

この石造りの要塞は、中学生の頃に夢の中にたびたび出てきて絨毯の上を歩いたりしていた。何をするでもなくぼんやり。石造りの要塞が中学生の私だったのかも?もうちょっと思い出さないと。ここは私の気晴らしとおままごとの場所だった気がする。移動も兼ねているけどね。石造りの要塞を手にジェット気流に乗って空を移動しているのは今の私だ。

追記: この石造りの要塞に誰か侵入してきて、絨毯になってる私が侵入者だと追いかけ回されたことがある。よくよく考えると侵入者は逆なのでは?


*幼な子な問答くん

実は問答くんの生まれ変わりが誰の子どもなのか既に見つけている。彼がもし音楽を作るのなら、私はそれを歌える立場にありたい。生きたいって思う。


*ホームタウン騒動

アフリカのホームタウン4つからの騒動は、カンボジアとの繋がりを得るための目隠しというか、撹乱と情報収集が目的だったような夢の中の記憶がある。夢に見たのは高校生だったかな……。


*お喋りツートップ

私はお喋りが上手じゃないし愛想が良いというわけでもない。そんな私にずっと楽しそうに話しかけてきたヒトたちがいた。私に話しかけても楽しくないだろうにとか思っていたけど彼らはずっと楽しそうだった。聞いてもいないのに家庭事情とか助けて欲しい子について楽しそうに話すので私も彼らについて詳しくなった。特にシオリちゃんとブーゲンビリアさん。夢の中では無意識の自我そのままなので、彼らは本当にお喋りが好きで天性のものなんだろうな。そんな2人が私は大好きです。

シオリちゃんがピアノちゃんから離れないのなら、案外ピアノちゃんは今でも私が目の前で笑顔で首を切ったら喜ぶのかもしれない。現実の私は人を見る目がないらしいから。


*北海道、湿地の工事の望みの行方

夢の中で湿地の埋め立て工事が行われるように調整したことがある。中学生の頃でしんどい夢を6〜8個くらい?はしごしていた。運動場で絶望して倒れていた時の前後のはず。ひたすらにペナルティの雨と夜と悪夢を重ね浴び続けてフラフラになりながらの努力だ。だからかよく思い出せない。

前任の知事?市長?への当選をも込みで工事を捩じ込んだ人達がいるんだ。その人達はどうだっていいんだけど、そこまでの道筋が必要なことだった記憶。工事は建前というか広い土地が必要なんだ。農地?何のためだったかな。ずーっと願って様子を伺っている男の人がいたんだ。それは人々のためだった。切なる渾身の祈りだ。そこまで行けば彼にとって後は造作もなくコントロール出来ることらしい。だから叶えた。工事が良いところまで行ったら撤回させて、別の利用方法を通す未来だ。

「解決できるなら解決してみろよ」と言われて、ムカッとしながら「じゃあこれならどう?ここまでしか出来ないけど」と夢の中で未来を見せてあげた。そしたら彼は喜んだ。「十分だ。これならあれしてこれして……。」と思考に沈む男の人。私にはよく分からないけど彼には十分らしかった。


*水路を渡り切ったのはいつ?

小学生の私は悪夢を目玉の生き物などを飲み水路に飛び込んだ。中学生の私は絶望しながらさらに悪夢と夜を浴びた。高校生の私は私の顔をしたハリボテの神を壊して、いっそ成り代わってやるという怒りで夜を歩いた。孤独と夜をさらに飲んだ。お月さんの力を借りて32歳の私と出会って喧嘩を売るかのように幸福を祈った。水路を渡り切ったのはいつだ。高校2年生の時に渡り切った感じはあった。でも足りない感じもあった。しっかり渡り切った感じがしたのは20歳前だ。水路の先は2つあった?

もしかしたら私は何度も水路を渡っているのかもしれない。


*夏の大三角

中学受験の時だ、私は固有名詞を覚えるのが苦手で特にカタカナは苦しかった。あの時、教科書や参考書では「ベガ・アルタイル・デネブ」と何処でも書かれていて語呂が悪くて覚えられなかった。特にデネブがしんどい。だから夏の大三角形と聞いたら、まずはデネブ、そしたら次に覚えづらいアルタイル、最後にベガ。思い出せるように並べ替えたらなかなか語呂が良かった。家族や先生に言ったら教科書通りの順番で覚えるべきだと叱られた。

だから私はひそかに自分の並びで覚えたのだった。なかなかにいい語呂だったので、こっそり夢の中で自慢した。「デネブ・アルタイル・ベガ。あれが夏の大三角」と。


*教会襲撃

夢の中では3分の1が死ぬものだった。出入り口を板で塞いで手榴弾?爆弾?か何か投げ込まれたんだ。

だから介入した。手榴弾?はXデーに間に合わず届かなかった。死んだ子どもはとある役員らの子どもたちだ。普段は教会に来ないけど、その日だけ繋がりのために来た人達。

「お前の神はなんだ?」そのメッセージを使わせてもらう。夢に見たのは中学生の時かな。


*現実のピンクの女の子の中身

ピンクの女の子が好きなので、見つけた時におままごと(ピクニックごっこ)やお昼寝をしたことがあるし、対岸の景色を見ていて逃げられたこともある。

そして中身の男性は人魚さんではないようだ。対岸の景色を見て逃げられたときには「これに引っかかるってけっこう……。」と馬鹿にした感じだった。お馬鹿で悪かったわね。ピクニックごっこで中学生?の私と20代後半の私がいた時は、鼻で嗤っている雰囲気だったし。20代後半の私は疲れている中学生?の私を労ってサンドイッチをあげたんだけど、彼にもサンドイッチをあげた。「え?僕にも?」と戸惑った様子だった。待っていると穏やかに微笑んで受け取ってくれた。


*産油国の皇太子さま人質になる

2025/08/11の日記にも書いた。中学生だったか高校生だったか忘れたけど、一国の皇太子が人質になるなんてあんまりだと思ったのだった。ギャングだっけ?マフィアだっけ?ちょっとまだよく思い出せないんだ。

そう、彼のSOSはアメリカにプレゼントした飛行機の中にある。ギャング政治家たちは整備士に命じて何度も飛行機をチェックしたのに何処から見つけたんだと憤慨した。

アメリカの優秀なパイロットは隠すならここだと直ぐに見つけたのだった。彼はカラッと笑って「パイロットのエースなら知っている隠し場所さ。いや、皇太子さまはどうにも飛行機にお詳しいようだ。」と言った。中学生の私は皇太子な彼のそばに。高校生の私は諸々の調整をした。中学生と高校生の時に見た夢だ。


*クビになりたくないスパイさん

2025/08/18の日記にも書いた。夢の中でメニュー表をゲットしたのはスパイ活動の人。素敵なメニュー表でしょ⭐︎高校生の頃の夢だ。

夢の中でスパイ活動している男の人がいる。今回の会合で情報を持ち帰らないと首になってしまう。アメリカが暗殺を企てていると考えている。必死に止めることを考えている彼は穏健派だった。彼が情報を持ち帰られずに首になったら、次は人殺しも厭わない実力行使の人が来てしまう。それは困る。アメリカの情報をみれば暗号が古くて危険だ。丁度いい。警告も兼ねて会合の親善食事会メニュー表を流そう。ホテルの人が印刷に気がついて秘書のような姿のアメリカ人女性に伝えた。暗号はすぐに新しく複雑なものに変えられたのだった。

そしてスパイの彼は無事、見事なメニュー表を上司に提供しクビを免れたのだった。彼が首にならないように、ちょくちょく無害な情報を流すといいかもね。


*お腹をつつく(夏の大三角)

2025/08/30の日記から。太陰太陽暦の七夕が08/29だ。

枕元に座って男の人が「久しぶりだね」って言った。

リアル過ぎて夢だと思わなかった。一瞬侵入者かと焦ったけど古い昔に会った気もする。顔は見えない。誰だったか思い出せない。お腹を人差し指でつんつん突かれた。私が「お兄ちゃん?」って言ったら、彼が「お兄ちゃんかぁ」という。違うらしい。

20代後半の夢で、寝ている誰かのお腹をつついたことがある。古い昔に会ったような気がする相手。20代以降は男性として振る舞うことも多かったから、それかな?私かもしれない。

追記: 私が現実と見紛うほどにリアルな夢は私が複数いる。その前提で考えてると男の人は私自身だ。

9歳小学生と14歳中学生がアルビレオ、デネブが高校生、20代の私がアルタイル、ベガが32歳の今の私になる。アルビレオを囲んで運ぶ夏の大三角だ。


*病院近くの地下の会議室

ガザの病院近くの地下の会議室。防弾やシェルター製だった。そして自作自演を主導する指導者たちが一同に会する千載一遇のチャンスだった。ミサイルだって問題ない会議室。本来なら貫けない天井。私が地下まで押し込んだ。だからハマスは戦う頭はないし。イランは濡れ衣から自国が消される心配も戦う理由も消えた。

爆撃後の地下に1人男性が立っている。自作自演の証拠を探しにきたのだ。天井に開いた穴を見て一拍呆然と仰ぐ。「なんだこれ……どうやって貫いたんだ?地盤が緩かったとか?いやそんなことよりも証拠だ。いつ崩れてもおかしくない。人も来る。」そんなことを考えながら瓦礫を物色する。何処も燃えていない。

中にいた人達は瓦礫に押し潰されて死んだ。なのに証拠となる会議の名前付きの紙資料だけは無事に落ちていて、必要なものは簡単に揃った。紙資料は瓦礫の真ん中、取りやすい位置に地上からの光に照らされて汚れも無くあったはずだ。彼は不可思議に思いながらも早々にその場を去った。誰ともすれ違わなかった。

押し込んだのは確か中学生の私で、周囲の調整は20代前後の私だ。押し込む瞬間を中学生の時に夢見ているし、その後の様子を20代前後?に夢見ている。










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