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三題噺もどき

だから、

作者: 狐彪

三題噺もどき―はちじゅう。

 お題:不愉快・動物・夏




 ジメジメとした日々が続く夏の日。


 ジージーと鳴くセミたちの声が、五月蠅くて仕方ない。


 テレビで見かける檻の中の動物達も、暑さにうだり動くことも出来ないようで。


 それは、人間も同じ。


 もしかしたら、あれ以上かもしれない。


 せまい部屋で、冷房をガンガンに効かせているにも関わらず、じわじわと汗はでてきて。


 伝う汗がキモチワルイ。


 アイスや氷を食べたりして体の中から冷やそうとしてもあまり効果が認められない。


 いくら冷やそうとも、熱に浮かされる。


 …死にそ―


 ぐったりと畳に寝そべり、どうにか涼をとろうと冷たい場所を探す。


 不愉快な程にジメジメとしたこの時期はどうも知能指数が下がる。


 そのうち、死にたくなってくる。


 …だから、夏なんて嫌いなんだ



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