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魅了スキルのせいだから許してくれ?ーーそうですか。

作者: 夏月 海桜

およそ7000文字数の掌編作品です。

 ーー魅了のスキル。

 老若男女問わず動物に至るまで、目を合わせれば相手の思考を魅了スキル持ち一色にしてしまう、というスキル。


 いつからそんなスキルがあるのか起源は不明。


 スキルとは、どの人間にも産まれた時から備わるものであり自分で選べるものではない。

 子が生まれたら国内にある教会にて生まれた報告とスキル判定をするのが義務化されている。

 王族貴族平民関係なく。

 スキルは様々で料理だったら料理人。身体強化なら護衛などの職業へ進む。


 貴族も平民も関係ないので貴族令嬢に料理スキルや平民に領地経営スキルを持つ者が生まれることもある。

 そのような時は教会が将来の就職の相談や貴族のスキルに纏わる悩み相談を請け負ってくれる。

 また稀に薬師などの貴重なスキル持ちが生まれた時は教会から国へ報告が上がり、貴重なスキル持ちは国に保護される。或いは危険視されるスキルは監視される対象となる。


 監視されるようなスキルを持って生まれた者に自由は無いのが基本。併し条件を付けてある程度の自由を保障されることもある。


 例えば薬師スキルに似ているが少し違うのが毒薬師スキル。薬師スキルは薬草から薬を抽出し販売するスキルである。

 だが毒薬師スキルは、その名の通り薬草から毒薬を作れる。解毒剤も作れるので王族や貴族には寧ろ重宝されるが、新たな毒薬も作れるから危険視もされる。

 それゆえに監視対象となる。

 昔は保護という名の監禁が当たり前だったが、昨今は人権擁護の観点から監視付きの自由を与える方がいい、という風潮に変わっているため、四六時中監視者付きで生きることが多い。

 それすらも息が詰まるという者も出てくることから、条件を提示してそれが呑める者は監視を緩めることも出来る、というのが最近の風潮だ。


 人権擁護の観点という風潮が出来た背景には、昔はスキルの判定だけを請け負っていた教会が、職業の斡旋や貴重なスキル持ちの相談を請け負うようになったことで発言権が強まったことで、人権擁護の声も高まり、国の中枢が無視出来なくなったことによる。


 まぁそんな時の流れがあっての現在。

 条件を付けてそれを呑める者は危険視されるスキルでもある程度の自由を保障されるようになった。

 魅了スキルも、その危険視されるスキルの一つ。


 そんな魅了スキル持ちによってとある小さな騒動が起きていた。

 魅了スキル持ちの令嬢に魅入られただけだ、と婚約破棄撤回を求める男とそれを聞いている女は元婚約者同士。


「だから、魅了スキル持ちの少女だったんだ。それで君に婚約破棄を言い渡してしまった。私の本心ではない。済まなかった。婚約破棄は無かったことにしてくれ。魅了スキル持ちの少女に魅了されていただけのことだから許してくれるだろう?」


 公爵令嬢・アリアの家には元婚約者で侯爵令息のセインが婚約復活の話がしたい、と訪れていた。


「もう、お互いの親が婚約破棄の手続きを済ませておりますから婚約復活は難しいか、と。私たちは恋情こそありませんでしたが愛情と信頼を築こうとしていた関係でした。ですが、それは貴族の家に生まれた者の義務である政略結婚が根底にございましたね。お互いの家同士で利益が出ることがありましたから結ばれた政略の婚約。延いては結婚の約束でございました。元は当主同士で決められた婚約でございましたから、破棄も当主同士で話し合い取り決められたことにございます。私に婚約復活を望まれましても、私の父もセイン様のお父様も復活は難しいと判断されると思われます」


 跡取り令嬢としての見解と当主の意思による決定は覆らない。ということをアリアはセインに話す。婚約破棄を突き付けたのはセインだが、後々当主同士で話し合い正式に婚約破棄は成立していた。


「だから、それは私が魅了スキル持ちの少女に魅了されていたからで。断じて私に浮気心があったわけではないんだ。魅了スキルを持った少女に魅了されていた。だから婚約破棄は本心ではない。魅了スキルから解き放たれたから婚約破棄は無かったことになる、はずだ。父上も魅了スキル持ちの少女が相手だったのは仕方ない、と仰っておられた」


 セインが侯爵当主である彼の父がそのように言っていた、とアリアに言うが、仕方ない、だけであって婚約復活の話し合いをするとは言い出していないのではないか、とアリアは思う。

 仮に侯爵も息子と同じようなことを考えていたとしても、婚約破棄が成立している以上、復活するのなら今まで婚約していた際の条件より遥にこちらに利がある条件を提示して、それにアリアの父である公爵が納得してからの話だろうから、こんな気軽に婚約復活を頼まれて了承することはあり得ない。


 ……そんなことも思いつかない元婚約者の思考がアリアは残念に思う。いくら次男で婿入りするからとはいえ、セインはこの程度のことも思いつかないくらい教育されていないのだろうか、と呆れてしまう。侯爵家の教育はどうなっているのだろう。


 それとも、まだ十四歳で学園入学前だからあまり厳しくない教育だというのだろうか。十五歳の誕生日を迎えたら、貴族の令息令嬢は強制的に学園に入学することになっているのに?

 仮に学費が払えないくらい金銭面で困っている貴族が居ても学園側に借金という形で入学させる。


 教育こそ人を育てるという国の方針なので。


 その教育は勉学的なもので、常識や倫理観などは各家で入学前までに教育されておくものなのだが、セインの発言は常識的に考えておかしいものである。

 婚約していた時よりも遥かに公爵家に利がある契約内容を提示されていないのに、どうして婚約復活が為されると思えるのだろうか。

 それがあっても婚約復活が成立するかどうかは不明だというのに。


 そう思いながらも、アリアは魅了スキルを盾に婚約復活を望む元婚約者に静かに怒りを覚えていた。


 今回の婚約破棄の手続きをアリアの父とセインの父が行った際、当主は国王陛下に事情を伝えているので、その後、万が一にも婚約復活を望むことになった時には、婚約破棄となった事由を排除していることが前提となる。

 いくら政略結婚とはいえ、貴族同士の婚約と結婚は国王陛下の許可無しに成立しない。それは婚約破棄あるいは解消も同じである。国王陛下の許可を得て成立するのだ。


 そんなわけで、実は国王陛下の使者が内密にアリアの父に面会して、セインがどうやら魅了スキル持ちの少女に魅了されていたために婚約破棄を宣言してしまったから、魅了スキルから解放された今、再度の婚約を望んでいるらしい、という情報を得たと連絡が来ていた。

 だが。常識や倫理観をきちんと教育されていたのなら、そんな恥知らずなことは言い出さないだろうとアリアも父である公爵も考えていた。

 セインの父である侯爵がどのように考えているのか分からないけれど。まさかそんなことは親子揃って言い出さないだろう、と。


 併し。先触れも出さずに公爵家を訪れ、門番に突っかかって騒いでいるという報告を聞いた辺りから、まさか……と思っていたが。

 セインが本当にこんな恥知らずなことを言い出すとは思っていなかった。


 アリアは扇子で口元を隠しつつ溜め息をついた。

 国王陛下の使者は、もしも、セインが魅了スキル持ちの少女の話を持ち出したら、徹底的にやり返して良い、と陛下が仰っていた、と。そのことを父から聞いてアリアは、陛下がお怒りになられていることを知った。


 よりによって、魅了スキルを盾にしてくるとは、セインも愚かとしか言いようがない。

 アリアは陛下から許可が出ているので、徹底的にセインにやり返すことにした。


「そうですか。分かりました。婚約破棄は無かったことに、ですね。婚約者に戻るのには、一つだけ条件があります」


 セインにこのように言えば承諾した、と思ったのか表情が明るくなっている。アリアは気づかないフリをして、アリアの背後に立つ従者を振り返った。


「此処に私の従者が居ます。前髪が伸びていて目元が見えず、顔の分からない従者など不気味だ、と仰っていたあなた様に、これからこの従者の顔を見てもらいたいのです。ええ、条件はそれだけです。従者の顔が分からないことは不気味だ、と仰っていらしたから、顔が分かるのはあなた様にとっても良い事でしょう? だって婚約者に戻るのなら、私の従者とも付き合いが戻りますから」


 セインは、婚約者に戻る条件として提示されたのが、従者の顔を見る、という不思議なものであることに首を傾げる。というか、男の顔など見ても面白くも何ともないのだが。内心不服だ。


「もちろん、あなた様の中で、従者は使用人であり人としてカウントされてないのは承知してますが、私の婚約者に戻るのなら、彼は私の従者ですもの。常に私の側に控えることになるのですから。当然あなた様とも常に付き合いがあるわけです。分かってますよね。……顔を見る。それが婚約者に戻る条件なのですから、簡単でございましょう? よく、顔を見てくださいませね」


 セインは男の顔を見ることも面倒だし、使用人など居ても居なくても困らない存在だと思っているのだが、この不思議な条件を了承しないと婚約者に戻れないのなら、と渋々従者に顔を向けた。


 アリアの従者は黒に見間違うような緑色をした前髪を掻き上げて顔を晒す。セインはその整った顔立ちに僅かに怯む。そしてゆっくりと従者が閉じていた目を開けて琥珀色をセインに見せた。


 その、瞬間。


 セインは、この従者の足元に駆け寄り跪き恍惚とした表情を浮かべてから頭を垂れた。


「ああ、こんなに美しい方がこの世にいらっしゃるとは思いませんでした。どうか私めに美しい方のお名を教えて下さいませんか。いえ、名を明かさずとも構いません。私めを美しい方の奴隷に。美しい方のためでしたら私めはなんでも致しましょう」


 ーーこれが魅了スキルの真の力である。


 アリアは扇子の内側で大きく溜め息を吐いて、従者の手に触れ、彼に前髪を下ろすように指示を出した。従者が前髪を下ろすとセインは我に返り、呆然とした。


「な、なんだ今のは」


「なんだも何も、今のが魅了スキルの真の力です」


「……え」


「セイン様は危険視されるスキルの勉強をどのようにされたのか存じ上げませんが、少なくとも魅了スキルの勉強はきちんとしていないのでしょうね」


 危険視されるスキルによっては、王族貴族平民問わず正しい知識を教えられる必要がある。魅了スキルも正しい知識を教えられるスキルの一つ。

 セインは、あ、とも、う、ともつかない呻き声をあげる。


「魅了スキルは老いも若きも男も女も動物すら、目を合わせた瞬間に魅入られてしまう。……そういったスキルです。あなた様が魅了されたと仰っていた知人開催のお茶会に出席されていた男爵家のご令嬢は、その会にて、全ての方を魅了されておられましたの?」


 アリアの問いかけに、セインは無言で俯く。


 ーーそれこそが、答え。


 アリアはもう一度扇子の内側で溜め息をついてから、決定的な言葉を告げた。


「魅了スキル持ちのご令嬢では無かったようでございますわね。つまり、あなた様は魅了スキルで惹かれたわけではなく、その男爵家のご令嬢に惹かれただけ。ご令嬢に恋したわけですわね。私に恋情が持てずともそれは仕方ないこととはいえ、だからといって、婚約者同士の交流を蔑ろにしてご令嬢を優先していいことにはなりません。お茶会を急にキャンセルし手紙も寄越さない。こちらが贈り物をしてもあなた様からは贈り物が届かなくなった。それが一年も続けば婚約続行の意思は無し、と私もお父様も判断してもおかしくないのです。それゆえにあなた様との婚約は破棄されました。あなた様は一年ぶりに会ったと思ったら婚約破棄を宣言なさいましたけれど、その宣言によって婚約破棄されたわけではなく、きちんと当主同士で話し合った結果、です」


 一年蔑ろにされたことの裏取は、あなた様のお父様もきちんと為されてました。


 アリアがそこまで言うと、セインは真っ青な顔で口を虚しく開閉した。


「あなた様は恋に浮かれて婚約破棄を宣言なさいましたが、我に返り自分の婿入り先である公爵家を手放すことを惜しく思ったのでございましょう? ですから、魅了スキル持ちの令嬢の魅了にやられた、と偽りを申していらっしゃった。……私もまさか、とは思いましたわ。危険視されるスキルゆえに正しい知識を教えられるはずの魅了スキルについて間違った知識で言い包めようとしてくるとは思いませんでした」


 アリアに追い打ちをかけられたセインは、ガックリと項垂れる。それを見たアリアは、話し合いの場に最初から居た公爵家の護衛五人のうち二人に、セインを門の外まで連れて行くように命じた。


「ま、待て、ソイツこそが魅了スキル持ちなら、なんでこんなところにいる! 監禁されているべきだろう!」


 最後の悪足掻きなのか、それとも魅了スキル持ちの怖さを身を以て知ったからなのか、セインは護衛に無理やり立たされて追い出されかけつつも、そんなことを言い出した。

 アリアは国王陛下の許可を得ていたので真実を教えることにする。


「今回、あなた様が魅了スキル持ちを盾に常識外れな言動を起こしたことで、彼の素性を公表することになりました。あなた様には先に教えておきます。彼は国王陛下の五番目の子。黒に見間違うほど濃い緑の髪と琥珀色の目。国王陛下と同じでしょう? 顔立ちは王妃殿下そっくりですから、お分かりになるかと思いましたが。彼は生まれた時に魅了スキル持ちと教会にて宣告され、身体の弱い第三王子殿下ということで表舞台に立つことを許されない環境におられました。ですが、私のスキル弱体化というスキルが、彼の魅了スキルを弱体化出来ることが判明したために、彼は十歳から私の従者という形で、自由を与えられたのです。但し、私と常に在ることが条件ですが。それから色々と試してみて、前髪で目を隠し、私と常に在ることで魅了スキルが発動されないことが分かりました。弱体化ではなく発動しないということですね。今回、あなた様が魅了スキルを持ち出さなければ彼は一生を私の従者として終える予定でしたが、国王陛下はあなた様の言動にお怒りで。正しい知識を広めるために、彼を表舞台に立たせることに致しました。ですから監禁も無いですし、ある程度の条件はあるものの、彼は表舞台に立つ自由が許可されました」


 アリアの滔々とした説明に、セインは今度こそ黙るしかなく……いや、ブツブツと何か呟いている。

 王子が魅了スキル持ちとか発表しとけよ、とか何とか……。

 取り敢えずアリアは、セインに理解させられた、と思うので護衛に目配せして追い出してもらった。


 姿が見えなくなってから、今度は扇子無しで大きく溜め息をついたアリアは侍女にお茶を頼んだ。


「お疲れ様、アリア」


「ありがとうございます、殿下」


 公爵家の中でもアリアの従者が第三王子であることは秘密にされていたが、今回のことで公表することになり、先立って、公爵家の者達には従者のことを説明してある。

 従者にしては、アリアや公爵夫妻の態度が使用人に接するものと若干違う気がしていた皆は納得したものだ。同時に、不敬な態度を取ってしまっていたかもしれない……と多くの使用人たちが顔色を変えたのは、まぁ余談である。


「殿下なんて他人行儀じゃないか」


「公表されるのですから敬意を払うのは当然か、と思います」


「不要だよ。父上は私のスキルのことで騒がしくなったり変に私が敬遠されてしまったり、ということを望まなかったからアリアの従者として一生を終えるように言った。私もその判断は正しいと思いそのつもりでいたのだから、今さら他人行儀になどならないでほしい」


 まぁ確かに従者として一生を終える予定だった方なので、そのように言われてしまえば、仕方ない。


「それに。私を表舞台に立たせる判断をした父上だが、やっぱり私に煩わしい思いをさせたくないということで、アリアの婿の座を提示してきたからね。私も公爵もアリアも受け入れたんだ。つまり、私が婚約者で将来の夫なのだから、結局、他人行儀は要らないんだよ」


 セインとの婚約が破棄となり、新たに婚約者を早急に迎える必要が出来た跡取り娘のアリア。彼女は一人っ子なので結婚して子を産まねば、公爵家が途絶えてしまう。

 ということから。

 国王陛下が、第五子・第三王子である我が子にして、魅了スキル持ちとして生まれて日陰者の立場にせざるを得なかった、末っ子のレオンを表舞台に立たせることを決断したと同時に、魅了スキル持ちなのは変わらないので、スキル弱体化というスキル持ちのアリアと結婚させれば魅了スキル持ちだと公表しても問題無い、と判断。


 公爵もアリアも断る理由が無かったので、レオンとの婚約を受け入れた。


 だから、セインが公爵家を訪問した本日の時点では、既に二人の婚約は成立していたので、セインとの婚約が復活することは全く有り得ない状況でもあった。

 諦めが悪過ぎたら、そこまで説明するつもりもあったが、そこまで説明せずとも婚約復活の話が無くなったので、説明しなかった。


「これからよろしくお願いしますね、レオン」


 一応従者として接してきたので、アリアはいつも通り、新たな婚約者にそのように声をかけた。


「こちらこそ、婚約者殿。私は前の婚約者のように浮気もしないし、蔑ろにもしないよ。何しろ、私の自由は君が居てこそなのだから。それに。従者として十歳から共に過ごしてきて、アリアと一緒にいることは嫌じゃない。苦しくない。辛くない。楽しいし、好ましいから、きっとうまくやって行けるよ」


 主人と従者の関係性からまた違う関係性になるので、今までとは交流が変わるかもしれないが、それもまた二人にとって楽しみなものであるのは、確かだろう。



(了)

お読みいただきまして、ありがとうございました。


魅了スキルとか魅了魔法とか時々単語を見かけて。

魅了だから異性限定というより老若男女問わず動物までも魅了する方が魅了っぽいかな……と思ったことから書いてみた作品でした。

相変わらず恋愛要素薄くてすみません。一応恋愛ジャンルに放り込んだのは婚約破棄とか元サヤ狙いとかノット元サヤを検索ワードにしたもので。


楽しんで頂ければ幸いです。

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