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超能力という名の呪い  作者: ノーム
四章 封印前夜・前編
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48話(神サイド) 夢の続き③


「一つ、俺たちの仲間になれ」


 頭痛がする。

 いや……これ頭痛というよりかは。


「もう一つは……。あー、これ誰か聞いてる可能性があるからなー。アスファスさんとかー、その他の神さんたちとかー」


 一部の人は夢から覚める際に微かに頭に刺激を感じるのだという。

 まあ、人聞きだがなのだが……。


「だからこのイヤホンで話そうか。一人に絞れるし殺す予定だからねー」


 凌駕こんな事言ってたっけ?

 7話見返してもこんなんないんじゃ……。

 ていうか二章まで壊滅的に文章力ないな。

 まあ、今も……かもしれないけど。

 あっ、こっちの話。

 忘れて。


 [最初に言っとくけど、俺たちの仲間になるかこれたからね。もし、どちらも断るってんならNo.3とアルドノイズの器にするから気をつけてな]


 話逸れたけど……なんでこんな会話思い出してんだ?

 ていうかなに?

 今、植え付けられたりとかしてんの?

 だったらやめてー!

 人間の脳は繊細だからー!

 というか内部弄られんのは生理的にー!


 [ダストルを『器』にするか]


 *


「起きたかー?1番」


「ん?あーね。だいじょぶ」


 目を擦る。

 すると、モザイクみたいな世界から白い世界へ変貌した。

 まず、この白い世界もとい『天造城』自体がモザイクみたいな世界であるためか、ナンチャンの顔が見えやすくなっただけだった。

 まあ今は、そんな事はどうでもいい。


「次、か」


「ん?」


 俺が呟くと、ナンチャンは首を傾げた。

 

「まるでリアルだな」


 *


「で?次は」


「次も日常よ」


「需要は?」


「ない」


 池井はきっぱりとそう言った。


 *


「死ね。死ね。死ね。死ね。死ね」


 アスファスがとんでもない量の水を撒く。

 撒く。

 撒く。

 撒き散らかす。

 その水で更に首が飛ぶ。

 腕が飛ぶ。

 内臓が撒きちらかれ、血が広がり、悲鳴が場を支配する。

 そんな世界に、俺はいた。

 

「……っ!?」


 そんな俺の足下に、ころころとナニかが転がってき……見てみるとそれは頭だった。

 

「これは……羽島……だっけか?」


「そうね」


 どうやら今俺はこの時の池井の中に入っているらしく……。


「ああ……ああ……!ああああああああ!」


 なるほど。

 これが、アスファスか。


 *


「分かった?」


「何が需要がない日常だよ」


「分かった?」


「まあ……そうだな。いちお」


「仕方ないわね……。あなたには多分アスファスに関係する魔法がかかっているから恐怖や憎しみ、嫌悪感なんて抱かないでしょう」


「改めて恐ろしいな、あいつ」


「でしょ」


「そんで……明日神格会議行くん?」


「ええ」


「なんで……?」


「それはもちろん。七柱の造神アスファスを、殺すためよ」



なんと!今回の話は全然本編に関係ないのです!が、話を匂わせるための話です!いつかこれの完全版をやる予定です。えっ?じゃあなんでこの話書いたかって?とにかく話数を増やして満足したいからですっ!

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