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超能力という名の呪い  作者: ノーム
最終章 灼熱の魔神編
301/301

エピローグ(悪魔サイド) 超能力という名の呪い



「──久しぶりね、藍津」



「ですねぇ。瑠璃様」



 カランカランと喫茶店に入ってきた瑠璃は、一人席で珈琲を口に含んでいた藍津の隣に座った。

 店員に藍津と同じものを注文し、運ばれてくるなり一気に飲み干す。


「……ふぅむ。どうやら瑠璃様は珈琲の味わい方がなってないようですね」


「うるさいわね。こっちは忙しすぎて水を飲んでる暇さえないのよ」


「嘘ですね。昨日は居酒屋で飲んだくれていたとの情報が」


「……まったく、七録菜緒がいなくなったというのに、その情報はどこから仕入れてくるのでしょうね」


 瑠璃は深いため息を吐きながら、今度はカフェラテを頼んだ。

 横で珈琲についての豆知識を語る藍津に瑠璃はうんざりしながらなんとはなしに聞いて。


「なんだか、あなた喋り口調のクセが大人しくなったわね」


「そうですかねぇ?まあ、()()()()になってから人と関わる機会が増えましたからね……多少は気をつけますよ」


「この時代、ね……」


 瑠璃はほぅと息を吐き出して……また、はぁとため息を吐いた。



 新たな神ノーズが誕生してから早5年。

 世界は、文字通り一変した。

 

 吐夢狂弥により三世界の統合。


 それにより、世界は天使と悪魔が蔓延る魔境に……なるはずだったのだが。

 狂弥は更に世界を一新させ──この、街にビルが立ち並び、個人が情報を好きなように発信できる超短期間にいくつもの技術革命が起こる時代と化した。

 つまり、人類に異能が与えられる前の技術水準に戻りつつあるということだ。


 ……だからと言って、天使や悪魔は存在するわけで。


「大変ですねぇ──『勇者』池井瑠璃様も」


「やめて。私は昔と変わらず生きるのに必死なだけ。日々の金を稼ぐために天使や悪魔を殺してるの。ただそれだけなのに、まるで救世主みたいに……」


「でもでもネットで話題になってますよぉ。勇者と検索したらそこらの創作物を越してトップに瑠璃様のお姿が」


「……ほんと、やめてほしいものね。──それで、本題は?」


 憂鬱そうだった瑠璃のオーラが、一変する。

 今日瑠璃があったのは他でもない。

 情報屋である藍津から、情報を受け取るためだ。

 藍津は菜緒を亡くしてからも、情報屋を続けていた。

 菜緒の時のように異能を使えばすぐ……とはいかなくなったが、それでも優秀な部下を無数に保有している藍津に、知れないことなど存在しない。


「ええ。これを」


 藍津は一冊のメモ帳を置いて立ち上がった。


「次に会う時には、また『彼』と出会えることを期待しておきますね」


「……ええ。そうね」


 藍津はそのまま踵を返し、喫茶店の扉に手をかける。

 出ていく前に、瑠璃はポツリと。


「あの時あなたが生還してくれなかったら、私たちは()()()のことを知ることができなかった。これでも、感謝してるのよ」


「では、これからも七録情報屋をよろしくお願いします、ね?」


 そう言いイヤらしい笑みを浮かべながら、藍津は去って行った。

 相変わらず気に食わない奴だが……瑠璃は藍津が残した情報を見て、小さく笑った。

 そして胸元から通信機を取り出し──



「──みんな、仕事の時間よ」



 * * *



『──今回のターゲットは『土』の純神。まずはセバスを先行させたから、あなたたちはアリスと共にいきなさい』


「はいは〜い、分かったよ〜」


 通信機越しの瑠璃の指令をダクネスはうんざりとした顔で適当に返事をした。

 そして、目下で腹を出しながらだらけてる少女の腹に足を乗せて。


「準備して──天音。指令来てるよ〜」


「んぁ……えっ、また純神〜……?あの人たち強いから嫌いなんだよね」


 天音と呼ばれた少女は深くため息を吐きながらも……ニカッと笑って。


「さっさと片付けちゃいますか!」



 * * *



「──僕は『世界』をあるべき姿に戻したかっただけ。……それでも」



 狂弥は一人円卓の間にて、一つに統合された新世界──『完全世界』の様子を観察しながら一人ごちる。


「いざゲームマスター側に立ってみると、悪さをしたくなるのも分かってくるねぇ」


 かつての三柱の神ノーズたちは、人類に異能を授けた。

 それぞれが大したことのない、危険性のない異能。

 

 だが、完全無欠の神であるからこそ、人類の愚かさを理解し切れていなかった。


 工夫次第で、針一本で人間を殺せるように。

 人々は考える。

 この小さな力で、一体何ができるのかと。


 だから、世界は破滅へと向かっていった。

 おそらく菱花は、自分たちの過ちを償うために、己諸共他の神ノーズを断罪することに協力したのではなかろうか……と狂弥は考える。

 ……しかし、今更そんなことはどうでもいいかと頭を振って。


「さてさて」


 狂弥は再度神の視点で『完全世界』を見下す。

 そして、暴れ狂う純神と戦う少女の顔を見つめて……。



「さっさと目覚めてよ、主人公。早くしないと、僕は何をするか分からないからねぇ」



 ニヒルな笑みで、そう言った。



 * * *



 一度に三柱の神ノーズが死んだ影響は、『世界』に多大な影響を与えた。

 その中でも特筆すべきは、神ノーズが持つ驚異的なエネルギーが、世界に撒かれてしまったことだろう。

 ……それも、三柱も。

 ダガルガンドはともかく、ハーヴェストと菱花は万全の状態で消滅したのだ。

 そのエネルギー量は計り知れない。

 そのため、世界各地に先代よりも強力な力を持つ純神が次々と生まれていった。

 あまりにも強大すぎる力に、自我を侵食されて暴れ回る純神も多い。


 それを狩るのが、『勇者』池井瑠璃が率いる組織──『メンバーズ』。

 

 『メンバーズ』の構成員の一人──私こと天音は、なんと入隊早々幹部に選ばれた。

 ……ほんとなんで?

 まあ、理由は薄々察してはいる。


 この強大な力に、他の幹部方から異様に過保護にされていることに……あと、ダクネス。


「ん〜私の顔なんて見てどうしたの?惚れちゃった?」


「……」


 この、おそらく私よりも強い私の異能で作られた異能生命体。

 なぜか好きになれない。

 結構いい子ってのは分かってるんだけど、ほんとなぜか好きになれない。

 前世で嫌なことされたんだろうか。

 それはともかく。




「──来たな……愚かな人間どもめがァァァァァァァ!!!」




 私の目の前には、瑠璃さんからの報告にあった、『土』を支配する純神が。

 ……今回はまた、随分と小物感溢れる純神ときたなぁ。

 もはや何度目か分からない慣れつつある純神戦にポカンとしていると。


「下がって。まずは僕たちが様子見るから」


「ちょーっと待っててねー。大丈夫だと思うけど、大丈夫じゃなかったら困るから」


「……まったく、過保護すぎだって。セバス、アリス」


 私の前に手を出して一歩前に出たのは、『メンバーズ』の幹部であるセバス・ブレスレットとアリウスクラウン・ミラー。

 確かに私よりこの二人の方が安全に倒せる……というか、私なんかいなくてもこの二人……いやどっちか一人でも倒せるだろうけれど。

 どうやら瑠璃さんは、私をとことん育てたいらしい。

 私自身そんな自覚はないけど、なんだか私の中には神ノーズの力が眠っているらしい。

 神ノーズとは、純神とは違う、本当の神様だ。

 そんな方が私の中にいるとは……あまり現実味がなさすぎる。


『……チッ』


 そんな神ノーズとは違う方の奴が、私の中で舌打ちをした。

 どうやら純神を貶したことに腹を立てたらしい。

 相変わらずめんどくさい。


 私がのほほんとしているうちに、我が隊の幹部殿も相変わらずめちゃくちゃ強くて。



「──カミノキョクチ『閻魔大王(エンマ)』」


「──カミノキョクチ『武甕槌神(タケミカヅチ)』」



 ……さすがは神人、というべきか。

 


 神人──セバス・ブレスレット。

 神人──アリウスクラウン・ミラー。


 

 圧倒的な二人を前に、『土』の純神が瀕死にまで追い詰められる。

 そこで──二人はニコリといい笑顔で私の方を振り向いた。


「……あっはっは──おいしいとこ、もらっちゃいまーす!」


 私は二人を追い抜き、『土』の純神の目前にまで躍り出る。


「ニンゲン如きが俺様を──ギガイン様を舐めんてんじゃねぇ──ッ!」


 刹那、『土』の純神……ギガインのオーラが膨れ上がる。

 ……出たよ、純神の回復能力。

 地味に厄介だからほんとやめてほしいんだよね。

 まあ、なんとかなるんだけど。


「──『天水分神(アメノミクマリ)』!」


 私は私の中にいる神ノーズじゃない方の神様──アスファスの力を使って、ギガインに水のカミノキョクチをぶち込む!

 

「『アースブレイン』──!」


 対するギガインは無数の土の弾丸を打ち出してくる。

 でもカミノミワザじゃあ、私のカミノキョクチに対抗することはできない──のが普通なのだが、生憎私はカミノキョクチを扱い切れていないわけで。

 普通に相殺される結果になった。

 ……今回の純神さん、攻撃に特化してるらしく私と相性悪いそう。


「だ、ダクネス!」


「私は瑠璃から参加禁止令出されてるからごめんねー」


「ひどいっ!セバス、アリス!」


「「むりー」」


「死んだら呪ってやる……!」


 今までの純神じゃ、カミノキョクチでゴリ押しできた。

 でも今回は──!


「コロス!コロス!絶対に、殺すッ!」


 再度放たれる土の弾丸。

 私も無難にまた『天水分神』で対処する──すると、ギガインが肉薄してきた。

 こわいこわいこわいこわい!

 ……これは、あれだね。

 本気出したくないとか、言ってる場合じゃないね。

 迫り来るギガインと、これから来る疲労を思って深いため息を吐きつつ……私は。




「なんでか最初から待ってて、使ったらめちゃくちゃ疲れるカミノキョクチ──『森羅万象』っ!」




 私の手より放たれる必滅の虚無が、ギガインを喰らい尽くした。

 




 ──これは、天音が目を覚ました時から持っていた力。

 カミノキョクチという、神の領域の、更に最上級の位の強さを秘める、最強の業。

 因果は巡り、向井宏人の次はこの少女──天音に『森羅万象』は託された。


 時代に『変化』を生み出す、革命の力を。


 人々に敵意を向ける神々がいなくなるまで。

 他人に異能の矛先を向ける悪人がいなくなるまで。


 ──超能力が、ある限り──


 争いは、終わらない。

 向井宏人は、一つの時代に終止符を付けた。

 しかし生まれてしまった、この新たな異能の時代。


 この時代を終わらせるのは──



 

 * * *


 


「──あとは任せた、天音」


「うん!まっかせなさいっ。……ところ、で」


 気がつくと、私は見知らぬ真っ白な部屋で、これまた見知らぬ男と対峙していた。

 うん、アレだね。

 思わず力強く返事してしまったが、これは一体……?


「誰……です?」


「えぇ……マジか。まあそんなもんか──俺は向井宏人。お前の……なんだろ、親戚?みたいなもん?」


「なんで疑問系」


 なにやら宏人さん自身もはっきりしていない様子だが、なるほど親戚で納得だ。

 なぜかこの人は……上手く言えないけど、私みたいで。

 性格や雰囲気が……とかじゃなくて、本質?的に?


「ともかく、親戚の宏人さんが私に一体何の用で……?」


「うーん、自分で言っといてなんだが親戚と言われるとむずむずするなぁ……まあいいけど」


 宏人さんは自分で言ったくせしてしばらくうーんと唸っていたが、無理やり自分を納得させたよう。

 そのせいで今度は私がむずむずするハメになるのだが、それを言うと話が進まないので飲み込んでおく。


「俺は、今まで自分の身を顧みず、いくつもの強大な敵と戦ってきた。でもそれは俺がそうしたくて、俺自身の責任だったわけだからだ。……手に入れたこの力も、自分でもよく分からないが愛着?みたいなものがある。そう簡単に手放せないくらい、強く」


 宏人さんは力強く拳をグッと握って、言葉を続ける。


「俺がそんなふうに異能を大切にしていたからか、親戚より近い存在……というか、俺とほぼ同じ『魂』の形をしているきみに、俺の異能が……移ってしまったみたいなんだ」


 なんだか、言葉を選んでいるような雰囲気。

 ……薄々と察してはいたが、これはおそらく私に関わる話だ。

 私という存在の、ルーツに。

 宏人さんは、『私』について、多分誰よりも知っている。


「カミノキョクチとは、人智を超え、神の領域すらも超えたその先にある力だ。持ってるだけで、因果が巡る。……つまり、俺が何を言いたいのかって言うと」


 宏人さんは自重気味に笑って……私に微笑みかける。


「きみには、俺からの呪いがかかっている。俺の異能の……超能力の、呪いが。吐夢狂弥たちと──神ノーズに狙われてしまう、呪いが」


「……呪い」


「『森羅万象』、『万里一空』、『神ノーズ』。そしてそれらを兼ね備えたきみが新たに生み出した──『伊耶那美(イザナミ)』。今自分で言ってみても驚いているけど、今きみは四つのカミノキョクチを持っている。……アスファスの『天水分神』も合わせれば五つか。これは、人には過ぎた力だ。持っているだけで、きみは危険な目に合う」


 そこで言葉を区切り……宏人さんは、真剣な目で私の顔を見ながら。


「戦いとは無縁な生活を送りたいのなら、ダクネスに言って、彼女にきみの異能を全て移してほしい。異能生命体である彼女にとっては、きみとは『魂』が同質だから、譲ることができると思うんだ。そうすれば、きみは異能から解放されてハッピーだし、ダクネスは強くなれてラッ──」


「──あの」


 思わず、宏人さんの声を遮って出た私の言葉。

 ……自分でも驚いている。

 まさか、私がここまで──


「私は戦いから背を向けて逃げたいだなんて思ってません。せっかく瑠璃ちゃんともセバスとも、アリスとも、他の『メンバーズ』のみんなとも仲良くなれたんですもん。……あと、一応ダクネス?まあそれはともかく──だから私は」


 私はグッと親指を立ててサムズアップ。

 呆気に取られる宏人さんに、にっこりと笑いながら。






「あなたの呪いを──超能力という呪いを、受け入れます」






 ニコニコ顔でそう言ってのけた私に、しばらく宏人さんは呆然としていたが……やがて「そっか」と小さく笑って。

 

「じゃあ、頼んでもいいかな」


「もちろん!あ、です。むしろ最近やっとカミノキョクチの感覚掴んできたんです。このままどんどんどんどん強くなりたいですからね、私は!宏人さんの力もばんばんばんばん使っちゃらぁ!」


「そうしてくれると助かるな。さっきも言った通り、俺は自分の異能に愛着があるからな。がんがんがんがん使ってやってくれ」


 私と宏人さんはしばらく笑顔で語り合って……なぜか、自然と終わりが近づいているということが分かった。

 ……これが宏人さんの言うほぼ同じ『魂』の影響だろうか。

 不思議に思い一人首を傾げる私に、宏人さんは苦笑しながら。


「今更だけど、さん付けも敬語もいらない」


「そうですか、じゃなくてそっすね……そうかな……?」


 あまりしっくりくる言葉が見つからずうーむと唸っていると……宏人さんの、宏人の身体が透けつつあることに気がついた。

 ……どうやら、もう本当に時間がないらしい。

 それなら、最後に。



 

「宏人!」




「ああ」




「私はあなたの呪いを受け継ぐ!だから……ってわけじゃないけど。いつか、あなたのこと、瑠璃やセバスたちの過去のこと──そして私のことについて教えてほしい!」




「ああ。約束する」




「だから──それまで、私を見守っていてほしい」




「──ああ!必ず」




 その言葉を最後に、宏人は消えた。

 

 『世界』は、有り余る膨大なエネルギー量に絶えず悲鳴を挙げ続けながら、各地に強大な力を持つ神々を生み出し続けている。

 私は宏人から受け継いだ力で、その神々の暴威から人々を守ってみせる。


 そして──こんな『世界』にした今の神ノーズ──吐夢狂弥たち三柱の神々の、暴走を止めてみせる。

 

 まだ、半人前な私だけど。




「次は、私の番」




 * * *




「天音〜天音起きてー!」


「……うーん」


 いつも通り、ダクネスちゃんの声で目を覚ます。

 ……なんか、不思議な夢を見たような……気がするし、そうでもないし。

 でも、なんだか。


「また純神?」


「そうだよー……って、あれ?なんだかやる気だね」


「そうかな」



 やる気?


 私が?


 ……うーん、なぁんか夢が関係してそうな気がするけど。



 ま、いっか。




「じゃあ今日も、神殺しといきますか──!」


 




          超能力という名の呪い──完


           
















  

これにて『超能力という名の呪い』完結です!まさかまさか、中1の頃に始めた妄想が完結することになるとは……感無量とはこのことでしょうか。とはいえ、正直に言えばまだまだ書き足りないというのもあります。結局凌駕の件あやふやになったままですし、アスファスやアルドノイズといった純神をもっと深掘りしたかったというのもあります。ですがやっぱり、とりあえず完結することができて一安心です……。まだ未解決どころか、これからってところですが……ここまで宏人たちの物語を書くことができて本当によかったと思っています。俺たちの戦いはこれからだエンドとは言っても、これで宏人の物語は終わりです。これからはきっと、天音が狂弥たちをなんとかしてくれるでしょう。きっと……。駄文の長文ですみません。ですが最後に!書いててめっちゃ楽しかったです!何度も言いますがこれで完結です。ありがとうございました!!!

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