表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
超能力という名の呪い  作者: ノーム
十七章 最終決戦・後編
280/301

272話(神サイド) 第四世界─後編─


 ──『ビックバン』。


 凪がそう唱えた頃には、全てが手遅れだった。

 いつの間にか、俺は膝をついて天を仰いでいたのだ。


「……あ」


 あまりの衝撃に言葉にならない言葉が喉から漏れる。

 右を見る──そこには満身創痍のアリウスクラウンが。

 左を見る──そこにも同じく満身創痍のセバスが。


 前を見る──そこには、未だ健在で……俺に歩みを進める凪の姿が。

 

「……」


 それは、そんなことを考える余裕などないはずなのに──どこかアスファスと戦った時のことを思い起こさせた。

 

 俺とアスファスは互いに能力の底がつき、だけれど俺は地に膝を付きアスファスは俺を見下していて。

 もう終わりだと思ったその時、頭の中に凪の声が響き──俺は凪を経由して獲得したニーラグラの力でアスファスを倒すことができた。

 

 凪のおかげで、俺は窮地を脱することができたのだ。

 でもその凪は、もう敵で。

 今度はアスファスではなく凪が俺を見下していた。

 

「……あぁ、なんか、なんだろうな……」


 俺は後頭部を掻きむしる。

 カナメの癖を無意識に行なっていた……そんなカナメを殺したのも。



「俺──かつてないほど、お前にイラついてるよ」


「向井──宏人ォォォォォォォォ!」



 凪が叫ぶと同時、この世界が煌めく。

 やはり先程の『ビックバン』はこの世界の権能だったらしい。

 だが──そうと分かれば対処は容易だ。


「『森羅万象』!」


 俺のカミノキョクチ『森羅万象』はこの宇宙の万物に影響を及ぼす力。

 幸いにも凪は世界規模で式神を展開してくれたんだ──それなら、そこから生まれる力は『森羅万象』の適用範囲だ。

 

 『ビックバン』と『森羅万象』の『変化』が激突し、周囲一帯にプラズマが生じる。

 そんな中、凪は俺に向かって駆け出した。

 ……こんな馬鹿げた力を発動したままでも動けるのかよ……!

 俺は必死に『ビックバン』を抑えているため迂闊に行動できない──それを知ってか知らずか、アリウスクラウンとセバスが凪に飛びかかった。


「宏人くん!次またさっきのきたら死んじゃいますからね!?頼みますよ!」


「死ぬ気で抑えなさい!私たちも死んでも援護するから!」


 二人とも全身を真っ赤に染めながら必死に食らいつく。

 凪は鬱陶しそうに乱暴に手を横に薙いだ。

 ただえさえ強力な身体能力を持つ神ノーズの肉体と、『武器装着』により全身を『翡翠剣』と化した凪の一撃──それが、セバスの顔面に叩き込まれる。


「ガ……!アアアアアアアアアア!」


 セバスは顔面を潰されながらも、決して攻撃の手を緩めない。

 カナメの再生能力でなんとか持ち直したようだが、既に顔はセバスに戻っていた。

 ……もう、みんな限界はとっくに超えている。

 

「──ッ!」


 刹那、閃光が迸り──ついに『ビックバン』を消滅させることに成功する。

 俺もアリウスクラウンとセバスに続いて凪に攻撃を畳みかける。


「向井、宏人ォォォォォォォォォォォォォォォォ!」


 凪が俺の名前を叫びながら『ウリエル』──純神の力を振り撒く。

 俺はそれらを全て『変化』で包み込み、その隙にアリウスクラウンが強烈な足蹴りを、セバスがゼロ距離『万華鏡』を撃ち込む。

 凪は二人の攻撃をモロに食らったのにもかかわらず平然と回復し──人差し指をこちらに向けた。


「『神ノーズ』──!」


「──ッ!」


 最強の一撃必殺を難なく放つ凪。

 それは全てを消滅させる最強の光。

 相殺できる俺の『森羅万象』は、未だ『ウリエル』に対処したままで。

 絶対絶命……さっきまでなら。



「ったく、ダクネスに感謝する日がくるとはな──『万里一空』」



 次の瞬間──凪の指が爆ぜた。


「──!?」


 カミノキョクチ『万里一空』──それは反発の力。

 ベクトルの方向を変える、『森羅万象』とはまた違った方向性を持つカミノキョクチ。

 『森羅万象』を攻防一体と表すならば、『万里一空』は主従逆転だろう。

 

 ともかく。

 俺の第二のカミノキョクチが、凪の『神ノーズ』を防ぐどころか逆に凪に大ダメージを与えることとなった。


「「──!」」


 アリウスクラウンとセバスは凪の動きが止まると同時に再度疾走する。

 正直凪の攻撃は危険なものが多すぎる。

 凪の行動全てに危機が伴っている以上──ここで一気に決める!


「『ラファエル』──!」


 凪は硬直したまま叫ぶ──直後何もない白銀の世界に、木々が生い茂っていく。

 俺たちはそれらを無視して凪に仕掛ける。

 凪は『ウリエル』と『絶対防御』を同時発動し盤石の守りを形成するが、俺は『森羅万象』で一気に破壊──できない!?



「クソ!バリア剥がせるの一枚までだ!」


「嘘でしょ!?宏人のカミノキョクチってなんか、こう……すごいんでしょ!?」


「宏人くんが二個カミノキョクチを持ってるように凪だって二個持ってるんですよ!そのすごいのを!──二人とも離れてください!」



 セバスはそう言って俺とアリウスクラウンを制し、一人で凪に突っ込む!


「はぁ!?あなた何言ってるの──宏人?」


 俺はセバスの思惑を察し、セバスに続こうとするアリウスクラウンの腕を掴んだ。



「──ぶちかませ、死神」


「言われなくても──」



 セバスは自分の身体がどうなろうが構わず一気に突き進み、凪の眼前まで迫る──!

 無理に迫ったためセバスは今にも瀕死だが……それでも、イヤらしく笑って唱えた。




「──『生死尺玉』」




「──!?」


 全てを破壊する虚無の嵐。

 その幻想的な破壊はまさに花火──それが凪の『ウリエル』と『絶対防御』を粉々に破壊した。

 

「あ……すみ、ません」


 セバスは『デッドブラッシング』が切れその場で崩れ落ちる。

 俺とアリウスクラウンは眠るセバスに礼だけ言ってその身体を飛び越え──凪のもとへ!




「ガアアアアアアアアアアアア!ァァァァァァァァァァ……アアア、アアアアアアアアアアアアアアア!」




 凪の絶叫が轟く。

 なんか様子が変……と思った瞬間。



『──宏人!今すぐアリウスクラウンを抱えて飛びなさい!』


「え──瑠璃!?」



 突如頭に響いた声は、先程の菱花ではなく、期待していた凪でもなく……予想外の瑠璃のものだった。

 驚いている俺に苛ついているのか、瑠璃にしては珍しく声を荒げて叫ぶ。


『いいから、飛べ!』


「アリウスクラウン!」


「なに!?──てほんとなに!?」


 俺はアリウスクラウンを抱えて跳躍!

 さすがは神人の身体能力。

 ジャンプ力は半分人間半分悪魔だった頃の倍どころではなく、なんなら浮く……そんなことに感動していると。


 ──瞬きの間に、大地が緑に包まれた。


 色を失った白銀の世界──第四世界に、突如草木が乱れ花が生い茂ったのだ。

 これは、『ラファエル』……!

 だが、一体凪はこれで何をしたかったのだろうか。


『はぁ。多分分かってないから教えておくけれど、自然の力ってとてつもなく強いのよ?普通の雑草でさえコンクリートを突き抜ける力を持つ……そんな植物が一気に地球に花開いたのよ?しかも神ノーズの異能で』


「それは、なんというかヤバいな……」


 一気に緑溢れる爽やかな自然と成った大地を見下ろしながら、思わず頬が引き攣る。

 アリウスクラウンもこの光景に絶句する……ていうかセバスは!?


『安心して。セバスはクンネルになんとか無茶してもらって回収したわ。智也たちも無事よ』


「そうか。それよりも」


『?』


「生きててくれて、よかった」


『……ふん。ほんとに一度死んだあなたには言われたくないわよ』


 瑠璃が照れたのを感じ取り思わず笑っていると──背後から凪の気配が。



「『ブラックホール』──!」


「……ッ!『八熱地獄』!」



 凪はノータイムでカナメの『ブラックホール』を発動!

 俺は『森羅万象』の支配下に置かれた『バースホーシャ』を使いそれを壊そうとするが、呆気なく吸い込まれるだけで『ブラックホール』は勢いを増す!

 

「『変化』!」


 俺はこれしか手がないと思い一気に距離を詰めて無理やり『ブラックホール』を消した。

 その直後、俺の『変化』を発動するために伸ばした俺の手が潰される。


「──!」


 ただ凪に触れられただけで神人の俺の腕が粉々になるのかよ……!

 俺は顔を酷く歪めながらも、次なる一手を打つ──しかし、それは凪によって阻まられる。


 ──凪が、砕いた俺の腕を離さない──!



「──『ビックバン』──!」


「なぁッ──!?」


「宏人ッ!」



 凪の詠唱と。

 俺の驚嘆の声と。

 アリウスクラウンの悲鳴が重なる──その時。



『凪くん──それは、ダメぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!』



「ガ……!?」


 それは凪の頭に直接送られたであろう言葉。

 しかしその音量が凄まじかったためか、俺たちにも聞こえてきたのだ。

 同時に強烈な旋風が舞い、凪の未完成ながらも凶悪な威力を秘めた『ビックバン』を根本的から消失させた。

 これは、ニーラグラ……?

 

「ッ!アリウスクラウン!」


 何が起きたのかさっぱりだが、凪に隙ができたのは事実。

 爆音が直接脳に響き渡った影響か、凪がたたらを踏んだのだ。

 今は考えている場合じゃないと割り切り、俺はアリウスクラウンとともに凪に肉薄した。


 近接戦を仕掛けたアリウスクラウンの攻撃を、凪はよろめきながらも難なく受け流す。

 これは凪とアリウスクラウンに隔絶した力の差があるからこその結果なのだが……アリウスクラウンは、神人でもないのだ。


 アリウスクラウンは神人でもないのに神ノーズである凪と格闘戦を繰り広げる。

 それは本来ならあり得ない状況なのだが、それだけアリウスクラウンが強いということ。

 アリウスクラウンの掌底突きが凪の腹を穿ち、凪の回し蹴りをアリウスクラウンは両腕でガードする。

 

 暴れ狂う凪と、冷静に凪の必滅の拳を受け流すアリウスクラウン──その隙に、俺は。


「……ふぅ」


 ため息を、一つ。

 すると潰された俺の右腕が再生していく。

 俺は『森羅万象』は凪の『天照大神』の効果を打ち消し、見事俺の右腕を元通りに再生した。


 そして──腰の剣を握る。


 抜刀。

 

 凪のように静かに。

 凪のように穏やかに。

 それは、海に訪れる凪のように──


「ガァッ……!?」


 神剣『暗黒龍』が、凪を斜め半分に切り裂く。

 まだ凪だった頃の凪には届かなかった俺の剣が、届いた。

 これは、確信。


 もう、凪は凪じゃない。

 

「『熱感支配』!」


 アリウスクラウンがグッと拳を握る。

 すると凪の動きが止まる──これは、熱を操る『炎舞魔神』の権能の一つ、他人の身体の熱を支配して動きを止める反則技。

 

「……凪」


 俺は剣を虚空に仕舞う。

 俺の武器は剣ではなく、この手そのものだからだ。

 そして──手中に『森羅万象』を生み出す。



「さよならだ──」



 トンッと。

 俺は手を伸ばし、凪の胸に触れた。

 

 神ノーズ。

 それは完全無欠の完璧な究極生命体。

 自害をすることも困難なほどの回復能力を持つ、死ぬとは無縁の完全な個。


 だけど、俺の『森羅万象』は──『変化』は。


 

 一撃必殺。



 凪は、その命を散らした。




 * * *




 ──だがしかし。

 第四世界は、崩壊の兆しを見せない。

 

「……嫌な予感はしていた。凪は、神ノーズに成った凪に侵食されていたんだ。そして今、俺は凪を殺した──だからまだ、あと一人いる」


 俺は『変化』で砂と成った凪を、風に任せて空に撒く。

 風は砂を包み込むように運び、やがては地上に小さな渦を巻いた。


 やがて現れるは凪──神ノーズの、凪。



「よく分かったな……。さすが、新野凪の相棒といったところか」



 ニセモノの凪──ナギは前髪をかき上げながら、相も変わらずその冷徹な瞳を俺に向ける。

 ……しかし。


「……」


「……なんだその目は」


「いや、なんか」


「気にしなくてもいいわよ。宏人、外見だけとはいえあなたに相棒って言われて嬉しいのよ」


 アリウスクラウンが俺の頭をバンバン叩く。

 ……いたたまれない。

 俺とアリウスクラウンのそんな様子を見て、ナギはため息を一つ。


「今から死ぬというのに、なぜそんな余裕でいられる。いやはや解らないものだな。他人とは」


 ナギの言葉に、俺は違和感を覚える。

 ナギを構成する存在である凪は死んだ……それも俺の『森羅万象』によって。

 『森羅万象』によって消された存在は、その魂ごと俺のエネルギーに変換される。

 つまり、今のナギには俺を──神人を倒せるだけのエネルギーすらも残っていないはずなのだ。


 そんな俺の疑問に答えるように。

 ナギは、淡々と言葉を紡いだ。



「──『世界』を崩壊させるのに、エネルギーがいるか?」



「……は?」


 ……ナギの発言に頭がフリーズする。

 呆然となる一方で、俺の頭は冷静に今の言葉を分析していく。


 今この世界は、凪の『世界』だ。

 それを、崩壊……ということはつまり──この、宇宙の崩壊。


「──!いくらなんでも……!」


「スケールが違うじゃない……!」


 アリウスクラウンもどうやらこの意味を理解したのか冷や汗を垂らした。

 本当に、このナギには何の力も残っていない。

 ただただ、解除と念じるだけで──全てを滅ぼす破滅の神。



「おい、やめろ……凪」


「俺は凪じゃない。凪の意志のもと構成されたニセモノ……。だが安心しろ。そんな俺ともすぐにオサラバだ──『崩壊』」



 俺の声は届かず。

 世界が、崩れる──!


 崩壊する世界の中で、ナギは嗤う。




「見ているか神ノーズども!俺はお前らの『世界』を一つ滅ぼす。俺の名は新野凪……神ノーズ新野凪だ。その記憶に刻め、そして理解しろ──これが、お前らの味わったことのない敗北だッ!」




 ナギはそう言って、最後にポツリと。


「──『ガブリエル』……」

 

 そうして、ナギは跡形もなく霧散した──

 神人もそうだが、神ノーズは能力の塊とも言えるため、全ての力を使い切れば消滅するのだ。

 だがしかし、世界の崩壊は止まらない……!


「アリウスクラウン、止めるぞ」


「ど、どうやって!?」


「とにかく!崩壊を止めるぞ!」


 そうは言うが、俺だって何をすればいいのか分からない。

 今にも足場が無くなりつつあり、世界が、宇宙が悲鳴をあげる。


 万事休す──その時。


 

「ははっ。悠久を生きていても宇宙の崩壊など初めて見るな。私の気持ちが昂るのも致し方ないと言うものだろう」


「お前は──菱花!?」



 そう。

 俺とアリウスクラウンの目の前には──この『世界』の頂点である神ノーズの一柱、闇裏菱花その人がいた。

 菱花は少し口角を上げていたが……すぐにいつもの仏頂面に戻る。


「見ての通り時間がないため手短に言うぞ。今この凪の『世界』が崩壊しているわけだが、私ならこの崩壊を止めることができる」


 まさかの菱花からの心強い言葉。

 しかし、事はそう上手くはいかないもので。


「これが出来るのは私が神ノーズだからだ。要するに、何でも出来るからだ」


「はぁ。そりゃ心強いな」


「しかし困ったことに、今この世界を崩壊させたのも神ノーズなわけだ」


「……つまり。何が言いたい?」


「お前らにも協力してもらうぞ」


「……ハッ。いいぜ。貸し一つな」


「ふっ。いいだろう──」


 菱花はそう言って少し笑い……天に手を伸ばす。

 そしてその手に降り注ぐ一筋の光。

 菱花は、それをグッと握り潰す。




「式神構築──『繁栄世界』」




 崩壊していた宇宙が、一気に元通りの世界に生まれ変わる──!

 既にこの世界からは崩壊の音色は消えており、これで一件落着だと錯覚するが。

 菱花は動かず天に手を突き上げたまま、振り向かず俺とアリウスクラウンに告げる。


「世界は私が元通りに戻した。だがしかし、新野凪が残した『崩壊』は消えていない──そのエネルギーを全て一つに収束し、お前らに向けて放つ。それを全力で受け止めろ」


「えぇっと、それってどういうことなのかしら……?」


 アリウスクラウンが頬を引き攣らせながらそう問う。

 菱花は、相変わらず淡々と。


「簡単に言うと、世界が崩壊するような途轍もないエネルギーを全てお前たちにぶつける。それをどうにかして受け止め切れ──出来なければ、変わらず世界が滅びるだけだ」


「おいおい……それってお前の仕事なんじゃないのか……?」


「私は今『繁栄世界』を展開するので手一杯でな──この借りは、莫大な恩で以って返そう」


 菱花はそう言うや否やパチンッと手を鳴らし──巨大な『穴』を顕現させた。

 それは崩壊の色。

 筆舌にし難い、禍々しい虚無の塊。



 それがドクンッ!と鼓動を上げ──その『穴』から、極大なエネルギーが放たれる!



 考える時間などない一瞬。

 俺とアリウスクラウンは、とにもかくにも全力でそれを受け止める!




「──ク……ァァァァァァァァァァ!!!菱花テメー絶対あとでボコす!」


「ちょちょちょちょ宏人ほんとこれ無理無理無理無理!ムリーーーーーー!!!」




 再生していく世界と、崩壊のエネルギー。

 菱花が世界を元通りにしている間に、俺たちはこのエネルギーを何とかしなくてはならない。


 

 俺は残る全ての力を、『森羅万象』に注ぎ込む──!!!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ