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超能力という名の呪い  作者: ノーム
十章 神魔大戦・後編
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解説② 教えてニーラグラ先生!


「はいはーい。教えて、ニーラグラ先生、はっじまっるよー!」


 大きな声で叫ぶニーラグラ先生の前には、左右に並ぶ二つの席に座る、二人の少年たち!


「まずは自己紹介!私の名前はニーラグラ。なんと!私は神の一柱の『知神』なんですー!」


 ニーラグラ先生はきゃぴっと可愛いポーズ!

 そして名指ししちゃうよんっ。


「じゃあ、まず左側の少年っ。自己紹介いってみよーう!」


 ニーラグラ先生に指名された男の子は、元気よく立ち上がるっ!


「はいはーい!俺の名前は七録カナメんっ。ただ今なんと、アスファスヲタクのエラメスくんと戦う直前でーす!なんで俺ここにいるのー?」


「はーいありがとーカナメん。ここでは時間軸が違うのでエラメスと戦ってるとか余計な事、今後は言わない様にねー!そしたらなんで私がいるって話になっちゃうでしょー?」


「あーっ、いっけね!ごめんっちゃい、ニーラグラ先生っ!」


 寛大なニーラグラ先生はこんなのちょちょいのちょいって許しちゃうぞー!

 

「じゃあ右側の少年、お名前いってみよーう!」


「……何この茶番」


 ……宏人は死んだ目をしながらニーラグラ先生とカナメんを見ていた。

 

「あー!だめなんだ。説明文でヒロトんだって事ばれちゃったじゃんっ!次からは気をつけてね!」


「はあ……」


 宏人はそこで、そう言えば解説①の時とは随分違うなと……。


「はーい宏人くんの考えている事が分かりました。①は式神展開についてだけだったからね。今回は違います──なんと!今までの話で訳分からなかったところを指摘、解説していきますっ!」


「はい先生!」


「はいカナメん!」


「作者が後書きで書いたらいいじゃないですか!なんかあの人最近全く後書き書いてないからちょうどいいんじゃないですか?」


「それも一考しました……だけど!だけど作者の思考は変わってしまいました……!なんと『見返してみると前半酷いのは置いといて、後書きうざダサだね』とか言って以降書くのをやめてしまったのですっ!」


「何その理由……」


 宏人はため息を吐き、そういえばと口を開く。


「で?そこそこ尺使ったけどいいのか?今俺絶賛アスファスと戦っ──」


「では始めましょうか!記念すべき第一時間目の題名は──これっ!」


 *1個目!


「じゃじゃん!まさかの矛盾!?41話と72話のダクネス!ちなみに41話の題名は『FORTHS』の過去①①、72話はセバスの過去①④ですねー。どちらもまさかの主人公くん不在編です」


「……で?何が矛盾してるんだ。俺知らないんだけど」


「でしょうねー!ではでは何が矛盾してるかって言うと……!カナメ、緊張する様なリズムお願い!」


「たらんたらんたらんたらん……たーん!」


「イェーイ!それはなんで72話でアルくんがダクネスちゃんとどんぱちやったのにも関わらず、時系列が72話よりも昔の41話でダクネスちゃんを知らないんだってやつです」


「大分致命的なのきたな」


「作者はその場のノリと勢いで書いてるから自分が作った設定とか諸々忘れちゃうらしいぜー」


「もっと致命的だな……」


「まあともあれ、訂正するのがめんどくさいからやんないそうです。これ以降も紹介するけど、たまに修正入れたりする事もなきにしもあらずと言っていたので、修正したのに関しては目印は付けるようにするだって」


「いやこの話作ってないで修正しろよ……。まあ、これで解決でいいんだな?というか一つにこんな尺使って大丈夫か?」


「先生!巻き巻きでいきましょう!」


「そうだねカナメ!まず第一歩目はきみがいちいち質問しないことだね!」


 *2個目!


「はい順番前後しまーす!13話の『禁止者』回です。どうもこれは作者の黒歴史らしいです」


「こうしてみると序盤俺ってかなりいないよな」


「おー俺の回だー。確かアスファスに姉貴殺されて復讐に目覚める的な回だっけ?」


「そうですねー。読みにくい上に間違いがある、そして更につまらない!なんとも残酷です!」


「すっげー言うじゃん」


「まずはお察しの通りアスくんに『禁止者』なんて能力ありません。あったらソウマトウちゃんと戦ってる時バリバリ使ってるはずですねー。次いきましょー!」


 *3個目!


「お次は35話『勇者剣』と『魔王剣』ですねー」


「これは、あれだろ。実際この二つの剣にいちいちそんな面倒な設定ないってやつだろ」


「ぴんぽんぴんぽーん!正解です!」


「はい先生!」


「なんだねカナメん!やらないはずでは!?」


「これだけこれだけ!この章の創也の式神展開の時にめっちゃ呟いてた呪文みたいなy」


「はい次いきましょー!詳しくは本編でー」


 *4個目!


「次は飛んで106話!題名は最終目ひょーう!」


「俺とカミルドが同盟組んだ話だな」


「ん?どこが変だったんだ?」


「いや分かるさ……カミルドが105話と言ってる事が違うってんだろ?」


「ですですー。105話ではカミルドくんは宏人くんがアルくんを殺したから、復讐相手をよくも!って感じで襲い掛かったんだよね。でもカミルドくん、106話のじょっばんから宏人くんに「きみが本体だったのかー」なんて言って驚いてるんだよね。ちょっと、というかすごく意味分かんないよね」


「まあ、あいつも色々あって感情が爆発してたって事で……」


「すると宏人が頭おかしい奴になるんじゃね?いや、それとも臨機応変に対応出来る完璧超人だとか!?」


「明らかに前者だねー!次いっこーう!」


「ちょっと待て確かに後者じゃないとしても──!」


 *5個目!


「はいはーい!なんとこれで最後です!」


「えっ!?そんな少ないんですか!?」


「いや十分多いって。特に『禁止者』とか致命的過ぎるだろ。どうやって辻褄合わせんだよ」


「ふふふ……甘いな宏人くん。なんと今回は──今までで一番酷いです!」


「そ、それは!?」


「ふふふ……」


「早くしろや」


「な!なんと!クンネルちゃんとライちゃんの混合バグでーす!」


「……いたな、そんな奴」


「ああ、俺もクンネルなんて初めて聞いたぜ……」


「そっちじゃないだろ。ライの方だろ、クンネル泣くぞ」


「なんと作者さんはこの二人、色々ごちゃ混ぜになっちゃったみたいで、実は『能力』も変わっちゃってるんだよねー。今クンネルちゃんが『吸収』使ってるけど、本来は『再生』の能力者なんだよ。だから11話『吸収空間』が意味分かんなくなっちゃてるんだよ」


「……まあ、確かにこれは修正めんどくさそうだな。だからってここで無理やり納得!って感じは嫌なんだけど」


「まあまあ、そんな事言うなってー。あの二人モブでしょ、関係ないよ」


「か、カナメん辛辣ぅ」


「ともかく、これで最後なんだっけ?」


「いやいや、取り敢えず名失敗場面をピックアップしただけでもちろんまだまだ矛盾点とかあるけど、めんどいそうなのでこれにて終了なのです!」


「無茶苦茶にも程があるッ……!」


「おもしろー。ぶっちゃけ五章以前は大体名失敗場面だと思うのは俺だけ?」


「おいそれは御法度だぞ」


「そんな事言うなら今もこれからも名失敗場面は続いてるぞカナメん!」


 ニーラグラはふふんと鼻を鳴らし、ぴしっ!とこちらに指を指しながら、可愛くウインク!


「そんなわけで──vsアスくん達戦、いってらっしゃい!」



ノリと勢いで書いた回ッ!

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