第三十六話 大本営作戦会議、堂々完結!!!
「仕事というものはいくつもの作業を順序立てて行い、一つに構築していくものだ。その過程を『工程』という」
「工程に期限を設定することを『工程管理』と言います・・・」
おわあ、頭がボウッとしてきた。オーバーワークとか、オーバーヒートという現象っぽい。
「乙子ちゃん、四谷さん、そろそろお昼寝タイムしたいんだけど・・・」
「おねむー!」
これこれ人外さん、あなたは睡眠不要の方でしょうに。
「いえいえ、そういう風に先送りしてしまって立ち行かなくなるのを防ぐための方策が工程管理なんですよ」と四谷さんは微笑む・・・。
あ、四谷さんの威圧感のあるニッコリは、見逃してくれないやつだ。
「眠気覚ましだが、ミントティーとスクワット30回とどっちが良い?選べ!」
グヘエ・・・。乙子ちゃんが俺様性格なのを忘れていたよ・・・。
「すくわっと!!!」
これこれ、よだれ垂らして叫んでるけど、スクワットはビスケットと全然違うしね・・・。
「ミントティーでお願いします」
「お茶請けはスクワットね!!」
だーかーら!食べ物じゃ、ないって・・・。
・・・、311、312、313、314・・・。
私は呆然と、スクワットする「おば」さんの姿を見守る・・・。
さすが神様だけあって、人間のすることは片手間なんだろうな・・・。
私は3、4までは覚えてるけど、6だか7だかあたりで倒れ混んで口をパクパクしているばかりです。
あ、気も遠くなってきた・・・。
「うずめさん、寝落ちしちゃいましたね」
「なんちゅー体力の無さだ・・・。
しかし、狸みたいな危機回避能力だな」
「お腹、ポンポコだしねー」
「おば」さんが私のお腹を叩く。
これでも妙齢の女の子だから丁寧なお取り扱いが希望です。
「嫁入り前が大の字に転がって、なんだろーなー」
「小心者なのに大雑把、臆病なのに考え無し。戦場での生命維持能力がそこはかとなく不安ですね」
「遠慮するな。不安どころか『キッパリ!』生存不可能と言っていいぞ。
今から地獄のシゴキを導入しても、HP5くらいだな」
「ふーん、五分五分ねえ・・・。」
「何言ってる。100のうちの5だ」
「ふーん。じゃあ、うずめが欠けた体制での編成計画も考えないといけないね」
おい・・・。
「まあ・・・。あまり大勢は変わらないと思うが」
おいおい・・・。
「予め私が作った構成表がありますから、これを敲き台にして会議を再開しましょう。
まあ、うずめさんは抜きで問題は無いでしょう」
おいおいおい!!!
なんか、目を開けるタイミングを逸した・・・。
とにかくは現実逃避のために意識を飛ばすことにして、本格的に寝落ちした。




