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第三十五話 大本営作戦会議の続きの続き、の続き
「そうなんだ。
いわゆる『遊軍』ってものなんだね、私たちは」
「いえいえ。
遊軍とは戦況に応じて必要な箇所の支援に向かう、本隊とは別行動の待機隊のことです。
うずめさんたちは本隊の構成を始めなければいけません、もちろん」
うわー、メンドそう・・・。
フラフラしてて、パパっと闘う方が気楽そうなのに・・・。
「うずめ。遊軍は戦局を左右するエリート部隊だ。高度な判断と神速の行動力が必要だ」
「あ、テレビでやってる怪獣と戦う宇宙人の人だね」
「いやいや、あれはそれこそフラフラしてて、パパっと戦ってるだろう?
本隊と情報の共有も作戦の擦り合わせもしてないぞ。
しかも勝手に殲滅戦やってるし。あれでは外交チャンネルも構築出来ないし、戦後処理の負担にしかならない。例えるなら、士官クラスに戦術核のボタンを渡したようなものだ。
しかも宇宙人ってことは、内政干渉どころか、主権侵害の極みと言える。
まあ、真似はするな。他山の石と肝に銘じるんだ」
「・・・」




